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2015-05-04

ソース(記事原文):スワンソン・ヘルスブログ

ビタミンBとオメガ3脂肪酸が脳委縮を防ぐ

【スワンソン・ヘルスブログ】(2015年5月4日) リー・スワンソン著 ― オメガ3脂肪酸およびビタミンBが、高齢者の脳委縮に効果を発揮するかもしれないことが新しい研究でわかった。

オメガ3の血漿濃度、ホモシステイン濃度、脳委縮の進展および認知症との間にある関係を示した過去の調査を踏まえ、ホモシステイン濃度低下ビタミンB(B6 、B12 、葉酸)を毎日摂取すると、脳委縮に対してどのような効果を発揮するかを調査し始めた。

軽度の認識機能障害者を持つ高齢者168人を対象にしたプラセボ比較試験で、高用量のビタミンB(葉酸800mcg、ビタミンB6 20mg、ビタミンB-12 500mcg)投与群とプラセボ(偽薬)投与群で試験を行なった。

試験開始時および2年後に頭蓋のMRI(磁気共鳴映像法)スキャンにより脳委縮率を測定し、またビタミンB投与の効果は、試験開始時のオメガ3基準血漿の状況との関連で判断した。

その結果、研究者たちは、オメガ3脂肪酸(EPA、DHA)と脳委縮に対するビタミンBの効果に顕著な関係があることを発見した。

試験開始時にオメガ3値が高かった人では、プラセボ群と比較してビタミンB投与者の平均委縮率を40%遅くさせた。しかしながら、試験開始時にオメガ3値が低かった人では、ビタミンBの脳委縮に対する大きな効果は得られなかった。

さらに、試験開始時にオメガ3値の高かった人はビタミンB投与により脳委縮速度が遅くなったことと関係していたが、プラセボ群では関係性がみられなかった。これらの結果により、ホモシステイン濃度低下ビタミンBはオメガ3脂肪酸と相互に働き、脳委縮および認知機能障害を防ぐことが示唆されている。


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