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2012-05-05

ソース(記事原文):ウィンフィールド・クーリエ

恐怖!血を吸う寄生虫

ウィンフィールド・クーリエ(2012年5月5日)― ウェイド・ターナー(Wade Turner)著

春が来るのが早かったこと、そして冬が暖かかったことがダニの大量発生につながりました。この寄生虫とそれらが運んでくる病気について、多くの人が怖がり、強い関心を寄せているのは当然のことです。

現在、米国では病気を運ぶ寄生虫としてダニがナンバーワンであると考えられています。しかし良いニュースがあり、ダニを48時間以内に取り除けば、病気を引き起こす可能性は極めて低くなります。

ダニが運んでくる病気は少なくとも11種類あります。具体的には、アナプラズマ症、バベシア症、コロラドダニ熱、エーリキア症、ライム病、ポワッサン脳炎、Q熱、ロッキー山紅斑熱、南部ダニ紅斑病(STARI)、ダニ媒介性回帰熱、野兎病です。これら列挙した病気の中でも、米国で最も多く報告されているダニ媒介性疾患がライム病です。一般に、この病気はクロアシマダニに噛まれることで起こります。

そのほか米国でよく見られるダニとして、南部ダニ紅斑病との関連性があるローンスターダニのほか、ロッキー山紅斑熱などの病気を運ぶアメリカ犬ダニがいます。

ダニ媒介性疾患の最も優れた対処法は、予防することです。ハイキングをする時は、樹木が生い茂る場所に入らないようにしたり、道から外れたりしないようにしてください。屋外での活動を始める前には、ディート(DEET)を20%含有する忌避剤をスプレーしてください。ディートは、この濃度であれば子供への使用にも安全です。

ペルメトリンについては、衣服にスプレーすればダニを殺すことができますが、肌にはスプレーしないでください。どの忌避剤でも、塗り直しや塗る際に避けるべき部位に関して、その製品の使用説明に従うことが大切です。

長袖・長ズボンで肌を隠すこともダニの回避に役立つでしょう。背の高い草が生えていたり、樹木が生い茂る場所を歩く時には、長ズボンの裾を靴下の中に入れてください。これは単なるファッションではなく、そうすることでダニがズボンの中の脚に付かないようにします。

また、明るい色の衣服を身に付けるようにすれば、ダニを見つけやすくなります。

自宅の裏庭であっても、屋外で過ごした後はダニが付いていないか必ず確認してください。子供については、注意深く調べます。鏡を使ってすべての部位を見るようにしてください。ダニは、皮膚のひだやしわの中に入ることを好みます。

もし見つけたら、すぐにダニを取り除いてください。ピンセットを使って、できる限り皮膚に近いところで確実にダニをつかみ、直接引き抜くようにしてください。大抵の場合、この方法でダニの口部分をすべて取ることができます。

ねじったり、急にぐいと引っ張ったりしてはいけません。ピンセットで「ダニの頭部」を簡単に取ることができなければ、そのままにして、皮膚の治療を行います。取り除いた後は、せっけんと水で、その部分と手を洗うよう心がけてください。

ダニが付いたままの状態で、ダニに薬を塗ったり、ダニを熱したりする民間療法は避けてください。目的はできる限り速やかにダニを取り除くことであって、ダニが離れるのを待っていることではありません。

ダニに噛まれた後、頭痛、高熱、発疹、疲労感の症状が現れたら、必ずかかりつけ医の診察を受けてください。幸いにも、ほとんどのダニの噛み傷は、特に48時間以内にダニを取り除いていれば問題にはなりません。

安全に夏を過ごして、これら吸血性の寄生虫に大自然での楽しみを邪魔させてはいけません。何らかの予防策を講じるとともに、屋外での活動の後にはダニが付いていないか念入りに探してください。


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