アタカンデ(カンデサルタンシレキセチル)4mg

2710 円!! 主に高血圧症・腎実質性高血圧症・慢性心不全に有効な治療薬!アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬と呼ばれる降圧剤!

Atacand (Candesartan Cilexetil) - 4mg (30 Tablets)

■ 30錠

価格:2710 円

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有効成分

カンデサルタンシレキセチル(Candesartan Cilexetil)

 

製造国

オーストラリア

 

製造元

AstraZeneca Ltd.

 

使用量

下記の服用量はあくまでも目安です。
実際の服用においては、医師、あるいは薬剤師の指示に従い、適切な量を服用するようにしてください。

●高血圧治療
通常、成人は1日1回8mgを経口服用します。

症状によっては、1日1回16mgに増量することができます。また、16mgの服用でも充分な降圧作用がみられない患者においては、1日1回32mgまで増量することができます。

・年齢、症状によって適宜増減してください。また、アタカンデの降圧作用は服用開始より4週間以内にみられるとされています。

アタカンデの単剤療法によって、期待されるほどの降圧作用がみられない場合は、チアジド系利尿剤との併用療法が推奨されています。

重度の腎障害を患っている場合(例:クラチニンクリアランス<30mL以下/分・1.73m2/BSA)や、血液透析を受けている場合は、服用開始量を4mgとすることが考慮される場合もあります。

●慢性心不全治療
通常、成人は服用開始量として1日1回4mgを服用し、2週間の間隔をあけ、1日1回32mgまで、あるいは忍容性に良好な範囲で増量することができます。

・アタカンデはアンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)、β遮断薬、利尿剤、ジギタリス剤を含んだ、ほかの慢性心不全治療薬と併用することができます。

 

商品詳細

アタカンデ(カンデサルタンシレキセチル)4mgは、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬と呼ばれる降圧剤で、主に高血圧症・腎実質性高血圧症・慢性心不全の治療薬として用いられています。

高血圧症は、正常血圧範囲『収縮期血圧130mmHg未満・拡張期血圧85mmHg未満』を超えて高く維持されている状態を指します。
しかし高血圧自体の自覚症状は何もない事が多いため、知らず知らずのうちに虚血性心疾患・脳卒中・腎不全などの合併症を併発するおそれがあります。

高血圧症の分類は、本態性高血圧(原発性高血圧)と二次性高血圧の2種類があり、二次性高血圧の場合は明らかな原因疾患から生じる高血圧で、しばしば手術などで完治する確率が高いとされています。
一方、高血圧患者の90%以上を占めるとされる本態性高血圧(原発性高血圧)の場合は、遺伝素因に加え生後の成長過程~加齢プロセスにおける食事、肥満、過度のストレスや過労などのさまざまな生活習慣が絡み合って生じる病態と考えられています。

高血圧症と肥満・高脂血症・糖尿病との合併症は「メタボリックシンドローム」と呼ばれ「死の四重奏」と称される程の恐ろしい病気です。

腎実質性高血圧症は、二次高血圧症に属し最も頻度の高い腎性高血圧で、腎実質の疾患により腎臓からのナトリウム排泄障害などのメカニズムにより起こりますが、慢性腎炎や糖尿病による腎障害などの疾患によって、腎臓での体液バランス調整がうまくできなくなる事から高血圧症状を起こします。
そのため、腎障害が高血圧によりさらに悪化し、腎障害を形成して最終的には慢性腎不全へと進行する可能性が高く、早期治療を行なうべき病気と考えられています。

慢性心不全は、心臓のポンプ機能が低下するために全身へ充分な酸素が送れず、全身の血流が滞ることで起きる症状で、さまざまな原因で発症しますが、加齢に伴って増える生活習慣病と考えられています。
また、急性心不全に移行する事を繰り返し、徐々に進行していく場合もあります。症状は、全身にうっ血を起こす右心不全と肺にうっ血を起こし全身へ送られる血液量が減る左心不全に分けられます。
通常は両方が同時に起こって両心心不全となりますが、しばしば心房細動や心室性期外収縮などの不整脈を合併します。

アタカンデ4mgの有効成分であるカンデサルタンシレキセチル(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬/AⅡ受容体)は、強い血圧上昇因子で、動脈の平滑筋にあるアジオテンシンⅡの特異的結合作用部位であるアンジオテンシンⅡ受容体(AT1タイプ)に働きかけ、血圧上昇や副腎皮質からのアルドステロンの分泌を刺激します。

アンジオテンシンⅡ受容体には、AT1タイプとAT2タイプがありますが、カンデサルタンシレキセチルは、特にAT1タイプに強い親和性を持って結合するため、アジオテンシンⅡの作用がこの部位でブロックされて血圧が降下するのが特長です。

 

他の商品との比較

アタカンデ4mgの有効成分であるカンデサルタンシレキセチル(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬/AⅡ受容体)は、アンジオテンシンに直接作用して受容体そのものを抑制するため、ACE阻害薬よりも直接的な降圧効果が得られるという大きな特長があります。

さらに、服用後数時間で充分な降圧効果が現れます。

またACE阻害薬に多くみられる咳の副作用がほとんどなく、ほかの副作用も比較的少ないことから、長期維持療法に適しており、持続性があるので1日1回の服用で充分に効果を発揮する利点もあります。

日本では、カンデサルタンシレキセチルと同成分を含む薬として、ブロプレス(武田)、エカード配合(武田)などが販売されています。

 

特別な注意

以下項目に該当する方、または既病歴のある方はアタカンデ4mgを使用しないで下さい。
・カンデサルタンシレキセチルにアレルギー症状が出る
・手術前24時間以内
・妊婦、授乳中、妊娠している可能性がある

以下項目に該当する方、または既病歴のある方は、医師と相談してアタカンデ4mgの使用を決定して下さい。
・慢性心不全(NYHA心機能分類Ⅲなど重症度の高い方)
・腎動脈狭窄(両側性、片側性)
・高カリウム血症
・低ナトリウム血症
・心不全
・低血圧
・腎障害、肝障害
・血液透析中
・厳重な減塩療法中
・利尿剤服用中
・高齢者

その他
・例え同じ症状であっても、他者へ与えないで下さい。
・血圧が下がる事によりめまい・ふらつきなどを感じる方がいます。高所や精密機器の作業、車などの運転に充分注意して下さい。

 

他の薬との併用

以下に該当する薬剤を使用している場合はアタカンデ4mgを使用しないで下さい。
またそのほかの処方薬・大衆薬に限らずいかなる薬や薬剤を使用している場合でも、アタカンデ4mgとの併用を必ず医師と相談して下さい。
・ほかの降圧剤
・利尿剤
・ループ利尿剤およびカリウム保持性降圧利尿剤
・抗アルドステロン薬
・アンジオテンシン変換酵素阻害剤およびβ遮断剤
・非ステロイド性消炎鎮静剤、(NSAIDs)・COX-2選択的阻害剤、インドメタシン
・気分安定薬(リチウムなど)
・アルコール

 

誤って大量に服用した場合

直ちに病院に相談し、医師の診断を受けて下さい。

 

服用し忘れた場合

アタカンデ4mgの使用を忘れた場合は、すぐに1回分の用量を服用するか、次の回から使用して下さい。ただし、2回分の量を一度に服用する事は避けて下さい。

 

副作用

アタカンデ(カンデサルタンシレキセチル)4mgを服用している間、以下項目に該当するもしくは、不快な症状や気になる症状がある場合は、すぐに医師の診断を受けて下さい。

主な副作用
発疹、湿疹、じんましん、痒み、光線過敏症、めまい、ふらつき、低血圧、徐脈、立ちくらみ、動悸、ほてり、期外収縮、心房細動、頭痛、頭重感、不眠、眠気、舌のしびれ、四肢のしびれ、悪心、嘔吐、食欲不振、便秘、胃潰瘍、口渇、味覚異常、胃部不快感、下痢、口内炎、味覚異常、γ-GTPの上昇、貧血、白血球減少、白血球増加、好酸球増加、血小板減少、クレアニチン上昇、蛋白尿、倦怠感、脱力感、鼻血、頻尿、浮腫、咳、血中カリウム上昇、総コレステロール上昇、血中CK上昇、血中尿酸上昇、血清総タンパク減少、低ナトリウム血症、腰背部痛、筋肉痛

重大な副作用
血管浮腫、ショック、失神、意識喪失、急性腎不全、高カリウム血症、肝機能障害、黄疸、無顆粒球症、黄紋筋融解症、間質性肺炎、低血糖

 

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