ティレード (ネドクロミルナトリム)インヘラー 2mg (112回分)

6330 円!! エアロゾールタイプの気管支喘息長期治療薬(コントローラ)!気道狭窄、気道過敏症を改善!副作用などがほとんどない安全な薬として人気!

Tilade Inhaler (Nedocromil Sodium) - 2mg (112 Doses)

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価格:6330 円

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有効成分

ネドクロミルナトリウム(Nedocromil Sodium)

 

製造国

イギリス

 

製造元

Sanofi

 

使用量

6歳以上~:1日2回吸引します。

【インヘラーの使い方】
1  インヘラーのマウスピースのキャップをはずし、マウスピースが清潔であるか確認します。
2  インヘラーをまっすぐに持ち、よく振ります(最低5回は振ること)。
初めて使用する時は振った後に吸入薬ボトルを4回押し、ティレードがきちんと押し出されることを確認してください。
7日間以上使用していなかった時は振った後に吸入ボトルを2回押し、ティレードがきちんと押し出されることを確認してください。
3  インヘラーを口元から離して息を大きく吐き出します。この時インヘラーの中に息を吹きこまないようにします。息を吹き込むとインヘラーのバルブが詰まる可能性があります。
4  マウスピースを歯の間でくわえ、口を閉じます。ゆっくりと深く息を吸い込み始めた直後に吸入薬ボトルを強く押し、ティレ―ドを息と一緒に深く吸い込みます。
5  息を止めインヘラーを口からはずします。できるだけ長く(約10秒間)息を止めた状態を保ってからゆっくりと息を吐きます。
6  追加の吸入が必要な場合、約1分間待った後に2~5を繰り返します。
7  使用後はキャップをしっかりと締めてください。

医師の指示なしに吸引量を増やしたり、使用を中断しないでください。

医師や薬剤師が異なる吸引方法を説明した場合は、その方法に従って吸引してください。

【クリーニング】
替えのマウスピースが入っています。マウスピースの洗浄、乾燥時にご使用ください。
ティレ―ド・インヘラーには、環境に悪影響を与え、オゾン層を破壊すると言われるCFC以外の高圧ガスが使用されていますが、この新しい高圧ガスはマウスピースを詰まらせる傾向があります。マウスピース詰まりを避けるためにはインヘラーを清潔に保ち、マウスピース内に余分なパウダーを蓄積させないようにしてください。

マウスピースは定期的に洗浄、乾燥してください。マウスピース詰まりを避けるには毎晩洗浄することが理想的です。

1: 洗浄前にマウスピースキャップと吸引薬のボトルを取り除きます。
2: プラスチックの本体を、体温ぐらい熱さのお湯で両端から良く洗います。
3: 洗浄後、本体内側の余分な水分を掌で軽くたたいて取り除きます。
4: 完全に乾くまで少なくとも一晩は自然乾燥します。湿気の多い場所では乾燥に時間がかる場合があります。
5: 白いゴムのキャップが吸引薬のボトルにしっかりと取り付けられているか確認してから吸引薬のボトルを完全に乾いている本体に取り付けます。

<重要>
ピンを使ってマウスピース内の詰まっているパウダーを取り除こうとするとインヘラーを破損するおそれがあります。
吸引薬のボトルは洗浄しないでください。

インヘラーが詰まってしまった場合、吸引薬のボトルを取り除いた本体を水に20分浸してから2~5の手順を行なってください。

【保管】
30℃以下の暗く乾燥した場所で、子供の手の届かないように保管してください。凍らせないようにしてください。
暑い日に車の中や窓のそばに放置しないようにしてください。

穴を開けたり火の中に投げ入れないでください。

 

商品詳細

ティレ―ド・インヘラーは、抗アレルギー作用、よび抗アレルギー性炎症作用を持つピラノキノリン誘導体であるネドクロミルナトリウムを有効成分とした、エアロゾールタイプの抗気管支喘息薬です。肺機能の改善、発作の頻度と重度の減少、気管支けいれん、咳および気管支過敏症を緩和する気管支喘息長期管理薬(コントローラー)となります。

気管支喘息とはアレルゲンや刺激に対する細胞の免疫機能によって引き起こされる慢性的可逆性気道閉塞性で、発作時の喘鳴と呼吸苦を特徴とする疾患です。
日本での有病率は人口の約3~5%、世界中では約3億人が罹患者であるとされ、その数は年々増加しています。
症状が現れない平常時と激しい発作時の2つの状態が存在し、激しい発作時には、呼吸困難、喘鳴、胸が締め付けられるなどの症状が現れます。

喘息の発作時には気道細胞の炎症によって気道平滑筋が緊縮し、それによる可逆性気道閉塞のために呼吸困難が起こります。
重篤な発作になると命に関わるケースもあるため、従来の治療では発作症状を抑えて気道を確保することが第一とされ、発作時の気管支拡張薬の使用や発作を起こすアレルゲンの除去に重点が置かれていました。

しかし近年の研究により、気管支喘息の発作の原因が患者のアレルゲン吸入反応による慢性的な気道炎症によるものであることが判明したため、平常時における気道過敏性による過剰炎症を抑制し、その抑制状態を維持していくことが喘息治療において重要であるとされるようになりました。

喘息発作時においては気道確保のために気道拡張の強さ、即効性、そして副作用の少ない治療薬として吸引タイプのβ2受容体刺激薬やテオフィリン剤などが発作時治療薬(レリーバー)として広く用いられています。
これらのレリーバー薬は発作症状を軽減する目的でのみ用いられており、喘息そのものを改善するものではありません。
長期管理薬(コントローラー)は慢性化している気道炎症の抑制により、炎症を起こす要因となる気道過敏性を改善することにあります。
また、気道の過剰炎症抑制状態の維持は喘息発作の予防を可能とし、気道過敏性の改善は発作の頻度と重度を軽減するなど長期間にわたっての病状のコントロールが目的となります。
喘息治療においてはこのような長期管理薬(コントローラー)と発作治療薬(リリーバー)の使い分けが必要不可欠となっています。

ネドクロミルナトリウムは炎症を触媒するさまざまな物質の細胞からの放出や、侵入してきた刺激物質に対する好酸球や好中球などの白血球の増加を抑制する作用があります。
人間の肺胞のマクロファージ(体内に侵入してきた異物を処理する大食細胞)、気管支上皮細胞、肥満細胞は気管支喘息のトリガーとなる物質に対して強力な炎症効果を持ったサイトカンという細胞増殖因子を発生させますが、ネドクロミルナトリウムはそれらの発生を大幅に抑制すると同時に、肥満細胞から造り出されるヒスタミンやエイコサノイドなどの炎症食新触媒の細胞からの遊離も阻害します。

さらに、ネドクロミルナトリウムは初期の炎症反応や気管支過敏症状に対して服用されれば後に同じ抗原がトリガーとなって引き起こされる気管支炎症反応をも抑える作用も持ち合わせているため気管支過敏性が改善されます。
そのうえ個々の気管支平滑筋に存在する感覚神経の活性化による気管支閉塞をも抑えることができるといわれ、運動、霧、冷気、アデノシン酸などの原因が特定されていない誘発原因で引き起こされる気管支けいれんを効果的に予防することができると言われています。

ネドクロミルナトリウムの抗炎症効果は、ティレ―ド・インヘラーを16週間服用した後の気管支肺胞洗浄液内に見られる抗原に誘導された好酸球流入の抑制状態や気管支粘膜下の活性型好酸球の数の減少で確認されています。

 

他の商品との比較

ネドクロミルナトリウムのように、炎症を触媒するさまざまな物質の細胞からの遊離を抑制する薬は、抗アレルギー薬の一種で通常肥満細胞安定化薬(メディエーター遊離抑制薬)と呼ばれる部類に入ります。
抗アレルギー薬はロイコトリエン受容体拮抗薬、Th2サイトカン阻害薬、トロンボキサンA2阻害薬、メディエーター遊離阻害薬、ヒスタミンH1拮抗薬に分類されます。

ティレ―ド・インヘラーのような吸引タイプのメディエーター遊離薬としては、クロモグリク酸ナトリウムを有効成分とした、アステラス製薬のインタールがあります。そのほか内服薬としてリザベン、ソルファ、ロメット、アルギサール、ペミラストンなどが挙げられます。

ロイコトリエン受容体拮抗薬としてはオノン、アコレート、シングレア、キプレスなどがあります。

Th2サイトカン阻害薬にはアイビーディ、トロンボキサンA2阻害薬にはドメナン、ベガ、トロンボキサンA2拮抗薬にはブロニカがあります。

ヒスタミンH1拮抗薬に分類されるものにはザジテン、アゼプチン、セルテクト、アレジオン、ニポラジンがあります。

 

特別な注意

ティレード・インヘラーは気管支喘息の長期治療薬(コントローラ)で、急性の発作に対しては使用できません。発作時には発作治療薬(リリーバー)を使用する必要があります。

有効成分であるネドクロミルナトリウムやティレ―ド・インヘラーに含まれているそのほかの成分に過敏症の方は、ティレ―ド・インヘラーを使用しないで下さい。アレルギー症状としては発疹、呼吸苦、花粉症と同様の症状、めまいなどがあります。

ほかの薬や食品などにアレルギーがある方は、ティレ―ド・インヘラーを使用する前に医師と相談してください。

ほかの薬(処方薬、非処方薬)を服用中の方は、ティレ―ド・インヘラーの使用前に医師と相談して下さい。

妊婦、妊娠の可能性のある方、妊娠を計画している方および授乳中の方は、ティレ―ド・インヘラーを使用する前に医師と相談し、薬効力が危険性を上回ると判断された場合のみ使用してください。

ティレ―ド・インヘラーの6歳児以下の小児に対する安全性は確立されていません。

ティレ―ド・インヘラーを他人と共用したり、本来の治療目的と異なる使用はしないでください。

 

他の薬との併用

ティレ―ド・インヘラーとの併用で禁忌とされているものは特にありませんが、ほかの薬との併用の前には必ず医師と相談し、確認を取った上で服用するようにしてください。

 

誤って大量に服用した場合

ティレ―ド・インヘラーを誤って大量に服用してしまった場合は、ただちに医師の診断を受けるようにしてください。

 

服用し忘れた場合

ティレード・インヘラーの吸入を忘れた時は、次の回から吸入するようにして下さい。忘れたからといって2回分の量を吸入することはしないでください。

 

副作用

ティレード・インヘラーの副作用としては次のようなものがあります。

発熱、呼吸苦、頭痛、吐き気、消化不良、腹痛、咳、のどの痛み

これらの症状やほかの症状が認められた場合は医師に相談してください。医師の判断なしでティレ―ド・インヘラーの使用を中断することはしないでください。

 

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