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2008-07-12

ソース(記事原文):ArticlesBase.com

しゃっくり-その原因、症状、治療

しゃっくり(hiccup、通常「ヒカップ」と発音され、hiccoughという古風だが今は使われていないスペルもある)とは、毎分数回繰り返される横隔膜のけいれん性の収縮。ヒトにおいては、空気が肺に突然入り込むことで、喉頭蓋が閉じ、「ヒック」という音を立てるもの。医学においては、同時性横隔膜粗動(SDF)または吃逆として知られている。

 

しゃっくりの原因

しゃっくりは自然に発生するものが多いが、特定の出来事によって生じるものとしても知られている。例えば、早食い、長い間空腹でいること、熱いものを食べながら冷たい飲み物を飲むこと、げっぷ、非常に熱いものや辛いものを食べること、激しく笑ったり咳をすること、過度のアルコール飲料摂取、大声で叫ぶこと(すすり泣きをすると、空気が胃の中に入り込む)、異常な吸入が起こりうる喫煙状況(タバコや、他に大麻などの煙、おそらくは咳の前触れによって引き起こされる)、電解質不均衡、長い間おしゃべりをすること、咳払い、ヘロイン、モルヒネ、オキシコドンのようなより効果の強いアヘン剤の鎮痛剤、ビタミンの不足から、しゃっくりは生じる。

他にも、大食い(とりわけ脂肪分の多い食べ物)やアルコールの飲み過ぎ(酔っ払いのしゃっくり)のように、横隔膜を刺激する行為は、しゃっくりが出やすくなる。

 

兆候と症状

しゃっくりによって、反復的に横隔膜がけいれんし、一時的に気道が閉じる。そして、独特の音が発生する。

 

どのくらいしゃっくりは続くのか?

しゃっくりはふつう、数分から数時間は止まらない。
48時間以上続くしゃっくりは持続性吃逆、一カ月以上続くしゃっくりは難治性吃逆と呼ばれる。きわめて稀だが、難治性吃逆は極度の疲労、睡眠不足、体重減少を引き起こす。持続性吃逆、難治性吃逆は双方、より重篤な健康問題の兆候である可能性があり、医師の診察を受けねばならない。

 

しゃっくりの診断

持続性吃逆(48時間以上続く)の際は、一般医に診てもらい、しゃっくりがどのくらい続いているのか、どれくらいの頻度なのかを伝えるようにしよう。一般医は診察をし、持続性吃逆の原因を探るため、血液と尿のサンプルを採取するかもしれない。そして、コンピュータ断層撮影(CTスキャン)と磁気共鳴映像法(MRIスキャン)の手配をするかもしれない。

 

治療と薬品

投薬治療。しゃっくり治療に効果的な医薬品はいくつかあり、もっとも一般的に用いられているのは、クロルプロマジン(chlorpromazine)(ソラジン、Thorazine)である。他に有用な薬品は、メトクロプラミド(metoclopramide)(レグラン、Reglan)、抗けいれん薬、ベンゾジアゼピン(benzodiazepines)、バクロフェン(baclofen)(リオレサル、Lioresal)である。

鼻腔栄養(経鼻胃)チューブ(NGチューブ)。もし胃が膨満している場合、細く柔らかいチューブ(鼻腔栄養チューブ)を鼻に通して胃に入れると、胃の膨満がおさまり、しゃっくりが止まる。このチューブは通常、しゃっくりが止まると直ぐに取り除かれる。

 

救急科治療

何世代もの医師らによっても、しゃっくりの決定的な治療法は発見されていない。メイヨー・クリニック(Mayo Clinic)が1932年に発表した声明がこの状況を完璧に表していた。「しゃっくりのような疾患は何であれ、これに関する知識の量が、疾患について提案されたり試されたりする種々の治療法の数と反比例するものと考えることができる」

もし分かるのであれば、そのしゃっくりの原因を直接治療し、そして必要であれば、しゃっくりそのものを治療する。治療は、薬理学的なもの、非薬理学的なもの、その他のカテゴリーに分類される。

より重篤な持続性吃逆の場合、しゃっくりを抑えるために、医師はいくつかの投薬治療を試みるだろう。バクロフェン(リオレサル)のような薬品と、フェニトイン(phenytoin)(ディランチン、Dilantin)のような、けいれん(ひきつけ)治療に用いられる薬品も効果的だが、ふつう、しゃっくりに対して最初に処方される薬品はクロルプロマジン(ソラジン)である。


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