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2014-05-08

ソース(記事原文):BBCニュース

アスピリンが化学療法による聴覚消失を食い止める可能性

BBCニュース(2014年5月8日) ― 化学療法を受けている癌患者の聴覚をアスピリンで保持できるのではないか、とカーディフ(英国)の研究者らが見込んでいる。

高用量アスピリンが永続的な難聴を予防するのかどうかを確認するための試験が、カーディフ市のヴェリンダー病院(Velindre Hospital)において開始される予定である。

化学療法剤シスプラチンを投与された患者に多くみられる副作用は、耳鳴から聴覚消失に及ぶ。

この試験は、コースト(Coast)試験という名称で実施されるもので、カーディフをはじめとする英国内の病院においてシスプラチンを処方された成人88人を対象とする。

この薬剤の適応症は、精巣癌、胚細胞癌、頭頚部癌、膀胱癌、子宮頚癌、非小細胞肺癌、一部の小児癌である。

「癌と診断されてショックでした」と話すのは、腫瘍が見つかった後にシスプラチンを投与された4人の子供の父親であるアンドルー・ミリントン(Andrew Millington)(66歳)さんで、「持続性の咽頭炎と耳痛が生じ、去年の春、かかりつけ医を受診しました」と語った。

「専門医を紹介され、MRI検査を受けました。癌だと知らされショックでしたが……一般的に根治可能だと聞いて、かなり安心しました。シスプラチンを提案され、その潜在的な副作用について聞かされた後、コースト試験に喜んで参加することにしました」

毎年、約18,500人の癌患者がシスプラチンを投与され、うち約半数がある種の永続性な難聴を発症する。

木曜日の試験開始に先立ち、主任研究者で、サウサンプトン大学(University of Southampton)がん研究所(Cancer Research UK)外科医のエマ・キング(Emma King)教授は「アスピリンには内出血などの重篤な副作用があるので、アスピリンが全ての癌患者に適応するのではないことを強調することが肝要です」と述べている。

「こうした副作用を回避する一助として、錠剤を特殊な剤皮で包んだアスピリン錠を投与し、小腸に到達した時にしか溶け出さないようにするほか、別の薬剤を用いて消化液を減らして胃の出血を予防します」

「本試験が成功すれば、2年以内に大規模試験を実施し、何千人もの癌患者に対するシスプラチン治療にアスピリンを標準的に取り入れる可能性について見極めることになります」


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