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2013-12-19

ソース(記事原文):英テレグラフ紙

アスピリンが「怒り症候群」との闘いに役立つかもしれない

英テレグラフ紙(2013年12月19日) ― 研究によると、複数の抗炎症薬が、通常十代後半に始まり「攻撃的衝動に抵抗できないこと」と定義されている症状である間欠性爆発性障害の抑制に役立つかもしれない。

あなたが短気なら、アスピリンを服用するだけで激怒の発作が治る可能性があることを知れば、気持ちが静まるかもしれない。

制御不能な怒りは体内の炎症の結果であるかもしれないことを、ある研究が見出した。「怒り症候群」として知られている間欠性爆発性障害(IED)は、通常十代後半に始まり「攻撃的衝動に抵抗できないこと」と定義される。

米国の研究者らは、IED患者の血液の炎症マーカーが高いことを発見した。あるタンパク質のレベルはIEDと診断された患者では平均で2倍高く、一方、攻撃的行動の最悪の記録をもつ患者には別のマーカー分子が存在していた。

「これら2つのマーカーは一貫して攻撃性や衝動性と相関するが、他の精神疾患とは相関しない」とシカゴ大学主任研究者のエミール・コッカロ(Emil Coccaro)博士は述べた。

「炎症が衝動性を引き起こすのか、それとも衝動的感情が炎症を誘発するのかはまだ不明だが、強力な兆候である」

ジャーナル「JAMAサイキアトリー(JAMA Psychiatry)」で発表されたこの発見は、抗炎症薬であるアスピリンなどの一般的な薬でこのような怒りの治療ができる可能性を提起している。

コッカロ教授は、制御不能の怒りは1つの精神健康状態であり、「問題行動」だとして片付けるべきではないと述べた。2006年に行われた研究で、成人の最大5パーセントがこの障害にかかっていることが判明した。


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