アポ・メトホルミン (塩酸メトホルミン)850mg

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 インスリン抵抗性を改善し、糖の吸収を促進することによって糖尿病の症状を改善!コレステロールや中性脂肪を減少させる作用も!

Apo-Metformin (Metformin Hydrochloride) - 850mg (250 Tablets)

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製造国

ニュージーランド

 

製造元

3M Pharmaceuticals

 

使用量

通常初回投与として、成人1日250mg~500mgを2回に分けて食間に服用します。
その後、経過を十分に観察し、増量をしたい場合は、症状に合わせて250~500mgを更に増量する事が出来ます。

※最大3,000mg/日まで増量する事が出来ますが、用量に関しては医師と相談して下さい。
※定期的に血糖値測定をして下さい。

 

商品詳細

アポ・メトホルミン850mgは、2型糖尿病(インスリン非依存型糖尿病)の治療薬で、インスリン分泌促進薬(SU剤)で効果が不十分だった場合や副作用により使用不適当だった際に用いられる薬です。

2型糖尿病は、発症の約7割に家族や兄弟などの糖尿病歴があり、遺伝的要素が強いと考えられていますが、多くの場合「食べ過ぎ・運動不足・肥満」等の生活習慣が原因の糖尿病です。

膵臓から分泌されるインスリンが不足したり、インスリン分泌機能が低下したりするために血糖値が上昇し、極度の高血糖・多飲・多尿・こむらがえり・神経障害・様々な合併症等を引き起こします。

インスリンが不足した状態(インスリン抵抗性)の場合、炭水化物が主体のご飯やパン・麺類、砂糖が多く含まれているお菓子や飲料を摂取し過ぎると、血糖値が一気に上昇し、それをコントロールするインスリンが通常より多く必要になります。
その状態が継続すると血液中に一定量以上のインスリンが常に流れ、やがてインスリンが流れているにもかかわらず糖分を分解する事が出来なくなる為、血液に溢れた糖分が尿に混じって排出されるようになります。
一方、インスリン分泌機能が低下した状態の場合、糖尿病発病の危険因子が重なるとインスリン分泌機能が低下して、食物摂取時に上昇する血糖値を抑える事が出来なくなり、血糖値が上昇します。

アポ・メトホルミン850mgの有効成分・塩酸メトホルミンは、筋肉や脂肪組織など末梢での糖分利用を促進し、肝臓での糖の生成と腸管からの糖分の吸収を抑制する事で血糖値を下げる働きがあります。

 

他の商品との比較

2型糖尿病(インスリン非依存型糖尿病)の治療薬は、インスリン分泌促進薬(SU剤)、速効型インスリン分泌促進薬(フェニルアラニン誘導体)、ブドウ糖吸収阻害剤(αGI剤)、インスリン抵抗性改善薬(BG剤、TZD剤)などが処方されています。

一般的には、インスリン分泌促進薬(SU剤)が第一選択薬として使用されています。
SU剤は、インスリンを合成する膵臓のβ細胞に働き掛けインスリン分泌を促進させる作用がある他、末梢筋肉でのブドウ糖利用を高め肝臓からのブドウ糖放出を抑制する働きも持っています。しかし、低血糖値の副作用が発生しそれにより体重増加や食事療法の乱れが起こったり、大血管障害や虚血性心疾患を起こすリスクがあると考えられています。
また、長期使用により効果が薄れたり、効果を発揮しなくなる二次無効と呼ばれる現象が起こりえるため、その場合は他の薬剤を選択する必要があります。

アポ・メトホルミン850mgの有効成分・塩酸メトホルミンは、インスリン抵抗性改善薬のBG剤に属し、インスリン分泌を介する事無く血糖降下する作用がある他、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きもあり、副作用や二次無効によりSU剤を使用できない場合に用いられている薬剤で、SU剤とは違い体重が減少傾向になることから食事療法の妨げにもならず減量の効果もあると期待されています。

日本では、アポ・メトホルミン850mgの有効成分・塩酸メトホルミンが、メルビン(大日本住友)、メデット(トーアイヨー)、ネルビス(三和化学)、メトリオン(シオノ)、グリコラン(日本新薬)、メトホルミン塩酸塩(東和薬品)、メルビン(大日本住友)等の名前で販売されています。

 

特別な注意

以下項目に該当する方、または既病歴のある方はアポ・メトホルミン850mgを使用しないで下さい。
・有効成分・塩酸メトホルミンにアレルギー症状が出る
・ビグアノイド系薬剤にアレルギー症状が出る
・乳酸アシドーシス
・肝機能障害
・腎機能障害
・透析患者
・心血管疾患(ショック、心不全、心筋梗塞など)
・肺機能障害(肺塞栓など)
・胃腸障害(嘔吐、下痢など)
・過度のアルコール摂取
・脱水症状
・重度のケトーシス、糖尿病性昏睡、前昏睡、インスリン依存型糖尿病
・重度の感染症
・手術前後
・重篤な外傷がある
・脳下垂体機能不全
・副腎機能不全
・栄養不良、飢餓状態、衰弱状態
・妊婦、授乳中、妊娠している可能性がある
・乳幼児、小児
・高齢者

以下項目に該当する方、または既病歴のある方はアポ・メトホルミン850mgの使用を医師と相談して下さい。
・不規則な食事摂取、食事摂取量の不足
・激しい筋肉運動
・感染症

その他
・例え同じ症状であっても、他者へ与えないで下さい。
・稀に重篤な乳酸アシドーシスや遷延性の低血糖を起こす場合がありますので、
高所作業や精密機械の取扱、車などの運転に十分注意して下さい。

 

他の薬との併用

以下の薬剤等とアポ・メトホルミン850mgを併用しないで下さい。
・ヨード造影剤
・腎毒性の強い抗生物質(ゲンタマイシンなど)
・インスリン製剤経口血糖降下剤
・たん白同化ステロイド
・グアネチジン
・サリチル酸剤(アスピリンなど)
・β遮断剤(プロプラノロールなど)
・モノアミン酸化酵素阻害剤

以下の薬剤等を使用している場合は、アポ・メトホルミン850mgとの併用を医師と相談して下さい。
・エピネフリン
・副腎皮質ホルモン
・甲状腺ホルモン
・卵胞ホルモン
・利尿剤
・ピラジナミド
・イソニアジド
・ニコチン酸
・フェノチアジン系薬剤

 

誤って大量に服用した場合

直ちに病院に相談し、医師の診断を受けて下さい。

 

服用し忘れた場合

アポ・メトホルミン850mgの服用を忘れた場合は、すぐに1回分の用量を服用するか、次の回から使用して下さい。
但し、2回分の量を一度に使用する事は避けて下さい。

 

副作用

アポ・メトホルミン850mgを使用している間、以下項目に該当する、もしくは、不快な症状や気になる症状がある場合は、すぐに医師の診断を受けて下さい。

主な副作用
・下痢、食欲不振、腹痛、悪心、嘔吐、腹部膨満感、便秘、消化不良、貧血、白血球減少、血小板減少、発疹、痒み、肝機能異常、全身倦怠、頭痛、頭重、眠気、筋肉痛、眩暈、ふらつき、味覚異常、浮腫

重大な副作用
・乳酸アシドーシス、低血糖、肝機能障害、黄疸

 

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2013-02-27
癌治療の画期的な新薬(ノースウェストオハイオより) - メアリークリス・スケルドン(Mary Chris Skeldon)さんは16年以上前に乳癌のステージ(病期)4と診断された。「当初は乳房切除術を受ける予定だったが、既に骨に転移していたことが分かり、手術は行われなかった」と当時を振り返る。.... 続きを読む

2013-01-24
癌との闘い:昔ながらの薬剤の新たな用途(ハフィングトン・ポストより) - 自分が癌と診断されたことを想像してみてください。安全かつ有効でしかも「化学療法」による副作用のない安価な治療薬があると知ったとします。この薬は地元薬局で広く入手可能となっているのに、医師はあなたに処方.... 続きを読む

2013-01-20
メトホルミンは心臓関連疾患の抑制においてグリピジドに勝る(糖尿病ヘルスより) - 冠動脈心疾患を併発する糖尿病患者を対象に中国が実施した調査研究では、脳卒中や心発作をはじめとする主要な心血管関連事象リスクの低下には、メトホルミンがグリピジドよりも有効であるという結論を得ている。シャンハイ.... 続きを読む

2013-01-07
メトホルミンは2型糖尿病ハイリスク患者における心臓イベントを防止する(MPRより) - ダイアビーティス・ケア(Diabetes Care)で12月10日に発表された研究によると、 メトホルミン治療はグリピジドと比べ、2型糖尿病ハイリスク患者における心血管イベントを大きく低減する。上海交通大学医学院(Shanghai Jiao Tong University School of Medicine).... 続きを読む

2012-12-10
メトホルミン療法は肥満の子どものBMIと空腹時血糖値を改善(ニュース・メディカルより) - 米国内分泌学会(Endocrine Society)のジャーナル・オブ・クリニカル・エンドクリノロジー&メタボリズム(Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism: JCEM)誌が掲載した最近の研究によると、メトホルミン療法は肥満の子どもの肥満度指数(BMI)や空腹時血糖値の.... 続きを読む

2012-12-04
研究:糖尿病治療薬メトホルミンは卵巣癌を撃退するのに役立つ可能性(ドラッグウォッチより) - 安全かつ安価な糖尿病治療薬メトホルミンは卵巣癌女性患者の生存率に寄与してきたと考えられることが、メイヨークリニック(Mayo Clinic)による新規研究で示された。糖尿病治療のためにメトホルミンを服用する女性は、癌の深達度.... 続きを読む

2012-11-07
研究:糖尿病治療でメトホルミンが心臓にもたらす有益性はスルホニル尿素薬を上回る(サイエンス・コーデックスより) - バンダービルト(Vanderbilt)での研究で、最も一般に処方されている糖尿病治療薬が心臓発作、脳卒中、死亡のリスクに及ぼす影響について検討が行われた。その研究から、メトホルミンにはスルホニル尿素薬を上回る有益性のある.... 続きを読む

2012-10-26
メトホルミンが肺がんの生存率を高める可能性(メドページ・トゥデイより) - 非小細胞肺癌(NSCLC)の術後、糖尿病患者の生存期間が延長するという以前の知見は、おそらくメトホルミンという薬の使用を反映したものである、と研究者が下記で述べている。ニューヨーク州バッファローのロズウェルパーク.... 続きを読む

2012-10-06
癌患者に糖尿病治療薬が役立つ可能性(ウィニペグ・フリープレスより) - 乳癌、大腸癌、および前立腺癌に対する数ある新薬の中でも、特に1958年に初めて認可された糖尿病治療薬が次の新規治療になる可能性がある。メトホルミンは、血糖を下げるのに最も一般的に用いられる薬剤であり、全世界で.... 続きを読む

2012-07-23
腰椎神経根痛にメトホルミンが期待される(臨床内分泌学ニュースより) ― メトホルミンが関連付けられていた腰部神経根障害患者の痛みの報告は、これまでずっと控えめなものだった。内分泌学会(Endocrine Society)の年次総会で発表された後ろ向き症例対照研究で、メトホルミンを服用し腰部神経根痛の治療を.... 続きを読む

2012-07-05
脳卒中により損傷した脳をメトホルミンが修復する可能性(メドページ・トゥデイより) - 糖尿病治療薬として広く使用されているメトホルミンは、神経系の損傷に対しても治療薬となる可能性があると、研究者らが報告した。トロント小児病院(Hospital for Sick Children)のフリーダ・ミラーPhD(Freda Miller, PhD)と同僚らによれば、.... 続きを読む

2012-06-25
メトホルミンが2型糖尿病患者のがんリスクを低下させる可能性(サイエンスデイリーより) - 一般に処方されている糖尿病治療薬のメトホルミンは、2型糖尿病患者の全がんリスクを低下させることが、大規模な系統的レビューを行った研究により明らかにされている。この結果は、ヒューストンで開かれている米国.... 続きを読む

2011-11-20
エネルギー切れ?脳の動きをスローにしよう(io9.comより) - 脳は多量のエネルギーを必要とするが、脳の部位によってはマラソンをするときに脚が消費するのと同じぐらい多くのエネルギーを常に消費している。このエネルギーの大半はブドウ糖から.... 続きを読む

2011-11-12
1日あたり8ペンス(10円)の糖尿病治療薬で「卵巣癌を阻止できる」(メールオンライン・ヘルスより) - 1日あたり8ペンス(2012年6月為替相場で10円)かかるだけの薬剤が、卵巣癌の予防に大躍進をもたらす可能性がある。メトホルミンは錠剤型になっており、NHS(イギリス国家健康保証制度)では2型糖尿病患者の治療に広く使用している.... 続きを読む

2011-11-11
スルホニル尿素剤よりもメトホルミン投与で腎臓リスクと死亡リスクが低下(腎臓&泌尿器科学ニュースより) - 2型糖尿病にスルホニル尿素剤を初期投与すると、メトホルミンの初期治療と比べ、腎機能低下、末期腎疾患(ESRD)、または死亡のリスク増加に関連することが、2011年米国腎臓学会議(Kidney Week)で発表された研究結果で示された.... 続きを読む

2011-10-24
子どもにおける糖尿病の治療法とは?(アメリカ食品医薬品局より) - お子さんの体重が増えていませんか?家でごろごろばかりしていませんか?もしそうならお子さんは2型糖尿病にかかる恐れがあるかもしれません。米国国立糖尿病消化器病・腎疾患研究所によると、かつては肥満で40歳以上の.... 続きを読む

2011-10-14
糖尿病の警告サインを見逃すな(ニュージャージー・オンラインより) - 30代または40代で、若かりし頃のように食べたり飲んだりしている人はいますか? 大盛りの夕食と砂糖入り飲料をレストランで注文し、ファーストフード店で週3回以上食べていませんか? 続きを読む

2011-10-14
適正なバランスを取る糖尿病治療薬(フィリピン・デイリー・インクワイアラーより) - この糖尿病治療薬は、90年代後半に導入された後、ほんの数年で直ぐに最高の売り上げを打ち出した。ところが、2型糖尿病を治療する革命的な新規アプローチとして注目を集めた直後、多数の試験により心臓発作リスクが.... 続きを読む

2011-10-14
侵襲性の高い乳癌は黒人女性に多くみられる(デイトン・デイリー・ニュースより) - 黒人女性は白人女性ほど癌の発現頻度が高くないが、侵襲性の高いタイプの癌で若くして死亡する割合は高い。フランキー・ヘラルド(Frankye Herald)はこれについて嫌というほど知り尽くしている。マイアミバレー病院(Miami Valley Hospital)の看護師.... 続きを読む

2011-10-13
メタ分析: メトホルミンが2型糖尿病における大腸癌リスクを低下させる可能性(内分泌関連ニュースより) - メトホルミン治療は、癌細胞増殖リスクの有意な低下に関連しており、それにより全体的な癌リスクの低下がみられる。最近のメタ分析から得られたデータによれば、この効果はメトホルミン治療を受けた2型糖尿病患者のうち.... 続きを読む

2011-10-11
糖尿病の女性は乳癌になりやすい(10TV.COMより) - 糖尿病患者のナンシー・マクファーランド(Nancy McFarland)さんは、「私は乳癌を初期段階で見つけることが肝心だと思うので、個人的にはマンモグラフィを受けています」という。10TV(テレビ局)のアンドリア・カンバーン.... 続きを読む

2011-09-23
研究: アフリカ系アメリカ人女性において妊娠糖尿病や糖尿病前症により乳癌リスクが増加(ドラッグストアニュースより) - アフリカ系アメリカ人女性における癌の早期検出や予防を可能にすると考えられる細胞内シグナル伝達経路を研究者らが発見した。ワシントンで開催された米国癌研究学会(AACR)による癌医療格差に関する第4回総会で.... 続きを読む

2011-04-15
糖尿病治療薬で乳癌治療の可能性-研究者らが語る (BBCニュースより) - 研究によると、何千万もの糖尿病患者が常用している薬には乳癌に対抗する役割があるかもしれないという。英マンチェスターの研究者らは、癌の進行が速い患者で、メトホルミンが有用である可能性のある患者を特定する新しいテストを開発した。この発見は.... 続きを読む

2011-04-15
10ペンスの糖尿病薬で乳癌を治療できる可能性(英テレグラフ紙より) -1日10ペンス(約13円)しかかからない糖尿病薬の投与により乳癌患者を治療できるかもしれないと研究者らが主張している。安価な治療で効果が得られる可能性のある患者を特定するための、新たな検査法を.... 続きを読む

2011-04-06
糖尿病治療に子宮体がんに対する予防効果もある可能性(サイエンスデイリーより) - ウォリック大学(University of Warwick)のウォリック医学部(Warwick Medical School)が主導した研究により、糖尿病治療と多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の女性に対する治療に用いる治療薬メトホルミンには、子宮体がんに対する予防効果が.... 続きを読む

2010-11-22
糖尿病治療薬「アルツハイマーに希望」(BBCニュースより) - 主な糖尿病治療薬が、アルツハイマーに対する新しい治療法として開発し直される可能性のあることが、研究で示唆されている。英国ダンディーの研究者らは、アルツハイマーに関連する重要な脳異常の形成を予防するのに、メトホルミンが有用であることを発見した.... 続きを読む

2010-04-20
メトホルミンが喫煙者の肺がんを予防 - 初期研究報告(サイエンスデイリーより) -初期研究結果が、臨床試験にて確認されれば、2型糖尿病患者向け治療の中心であるメトホルミンが、肺がん予防に間もなく役立つかもしれない.... 続きを読む

2010-02-05
糖尿病の新しい治療法(アーティクルベースより) - 多くの医師や研究は、糖尿病症例の増加は世界共通の問題であると述べている。血糖値をコントロールし、合併症を軽減するための糖尿病治療を受けている新しい人材を見つけ出そうと絶え間ないリサーチが行われている。最も進歩がみられているのは.... 続きを読む


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