アリセプト・エベス口腔内崩壊錠(塩酸ドネペジル)5mg

9250 円!! 口の中で溶けやすく、水なしでも服用できるので高齢者でも安心!脳内の記憶や学習に重要な役割を果たす物質を増やし、アルツハイマー型認知症に伴うさまざまな症状を改善します!

Aricept Evess (Donepezil Hydrochloride) - 5mg (28 Disintegrating Tablets)

■ 28錠

価格:9250 円

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有効成分

塩酸ドネペジル(Donepezil Hydrochloride)

 

製造国

日本(トルコ市場向け)

 

製造元

エーザイ株式会社 (Eisai Ltd.)

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

通常、成人は1日1回3mgから開始し、1-2週間後に5mgに増量し、経口服用します。
高度のアルツハイマー型認知症の人は、5mgで4週間以上経過後、10mgに増量します。

症状により適宜減量します。

 

商品詳細

アリセプト・エベス口腔内崩壊錠5mgは、アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行を抑える薬です。唾液や少量の水で溶けるタイプなので、水がなくても服用でき、また口の中で溶けやすいために高齢者でも飲み込みやすいのが特長です。

認知症は、成人になってから起こる記憶や知能の障害で、正常な知能が脳の後天的な器質障害によって持続的に低下していく状態です。加齢による物忘れなどとは異なり、認知症の場合では日常生活ができなくなるほど極端な記憶障害や知能障害が生じることがあります。
この認知症の中でも、脳細胞の性状や性質が変化したり消失した結果、脳が縮むことで認知症になった状態をアルツハイマー型認知症と呼びます。認知症の半数以上を占め、また85歳以上では約20%に見られるほど頻度の高い疾患で、日本では100万人いると推定されています。また男性よりも女性がかかる可能性が高いようです。
最初は日常生活に支障のない程度の軽い物忘れから症状が始まりますが、病気の進行とともに、例えば食事をしたこと自体を忘れる、自分が話した内容を忘れる、たった今聞いたばかりの内容を忘れる、30分前の自分の行動を覚えていない、日付や曜日、住所、道を忘れる、判断力の低下など、次第に症状が重くなっていきます。 また段階的に症状が進行するほかの認知症とは異なり、徐々に進行するのが特徴で、症状経過途中には周辺症状と呼ばれる被害妄想や幻覚・幻視が現れ、暴言、暴力、徘徊、不潔行為などの問題行動がみられることもあり、介護においても大きな困難を伴います。

アルツハイマー型認知症の根本的な原因はまだわかっていませんが、脳組織の委縮、大脳皮質老人斑の出現、生活習慣(食・運動習慣、喫煙、睡眠不足)、アルミニウムイオンの過剰摂取などが関与しているのではないかと推測されています。脳の中の記憶に関係する部位である海馬や側頭葉、頭頂葉に、アミロイドというたんぱくの一種が蓄積していくことが疾患の始まりと考えられ、タウというたんぱくも神経細胞の中に蓄積するようになり、神経細胞を壊していくことがわかっています。
また記憶力に関与している脳内コリン機能の低下が認められ、それが原因で記憶障害が起こるとされるコリン欠乏仮説も唱えられており、実際にアルツハイマー型認知症では、脳内コリン作動性神経系の顕著な障害が認められています。

アセチルコリンは記憶や学習に重要な役割を果たす物質ですが、アリセプト・エベス口腔内崩壊錠5mgは、脳内のアセチルコリンを増やして神経間の伝達をスムーズにすることで認知症を改善する薬です。有効成分のドネペジルは、アセチルコリン(ACh)を分解する酵素であるアセチルコリンエステラーゼ(AChE)を可逆的に阻害することにより脳内ACh量を増加させ、脳内コリン作動性神経系を活発化します。

ただしアリセプト・エベス口腔内崩壊錠5mgは、アルツハイマー型認知症の根本を治療する薬でもなければ、進行を完全に抑制する薬でもなく、脳内アセチルコリン量を増加させることで記憶障害などの症状の進行を遅らせる薬です。またその有効性は、この薬を服用した人の3-4割程度とされていますが、服用を継続するほど進行が緩やかになることが報告されています。そのため、副作用が出ない限りは長期間服用することで、よりアルツハイマー型認知症の進行抑制効果が期待できます。

 

他の商品との比較

口腔内で速やかに崩壊するため、服薬しやすい錠剤です。

強力かつ選択的なアセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害作用を有します。

血漿中濃度消失半減期が長いので、1日1回の服用で効果を発揮します。

脳内でのAChEを阻害し、脳内アセチルコリン量を増加させます。

アルツハイマー型認知症の中核症状である認知機能障害の進行を抑制します。

ドネペジルを有効成分とした薬剤には、錠剤のほか内服ゼリー、フィルム、内用液などがあり、日本ではアリセプト(エーザイ)、ドネペジル(救急薬品、エルメッドエーザイ、大日本住友製薬、富士フイルムファーマ、日本ジェネリック、寿製薬、興和、興和ジェネリック、日本薬品、テバ製薬、大正薬品、全星薬品、共和薬品、日本ケミファ、日本薬品工業、サンド、テバ製薬、田辺製薬、田辺三菱製薬、東和薬品、マイラン製薬、持田製薬、ダイト、杏林製薬、キョーリンリメディオ、科研製薬、シオノケミカル、テバ製薬、日医工、日医工サノフィ、サノフィ、ニプロファーマ、沢井製薬、高田製薬、大原薬品、辰巳化学、陽進堂、第一三共エスファ、第一三共、日新製薬、鶴原製薬、MeijiSeikaファルマ、ビオメディクス、ザイダスファーマ、大原薬品)の名前で発売されています。

海外では、Aricept、Eranz、Donepezilなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、アリセプト・エベス口腔内崩壊錠5mgを絶対に服用しないでください。
・アリセプト・エベス口腔内崩壊錠5mgの成分またはピペリジン誘導体に対し過敏症の既往歴のある人

【慎重服用】
・アリセプト・エベス口腔内崩壊錠5mgはアセチルコリンエステラーゼ阻害剤であり、コリン作動性作用により以下に示す人は症状を誘発または増悪する可能性があるため慎重に使用してください。
1.洞不全症候群、心房内および房室接合部伝導障害などの心疾患のある人: 迷走神経刺激作用により徐脈あるいは不整脈を起こす可能性があります。
2.消化性潰瘍の既往歴のある人、非ステロイド性消炎鎮痛剤使用中の人: 胃酸分泌の促進および消化管運動の促進により消化性潰瘍を悪化させる可能性があります。
・気管支ぜん息または閉塞性肺疾患の既往歴のある人: 気管支平滑筋の収縮および気管支粘液分泌の亢進により症状が悪化する可能性があります。
・錐体外路症状(パーキンソン病、パーキンソン症候群など)のある人: 線条体のコリン系神経を亢進することにより、症状を誘発または増悪する可能性があります。

【重要な基本的注意】
・アリセプト・エベス口腔内崩壊錠5mgの服用により、徐脈、心ブロック(洞房ブロック、房室ブロック)、QT延長などが現れることがあるので、特に心疾患(心筋梗塞、弁膜症、心筋症など)を有する人や電解質異常(低カリウム血症など)のある人では、重篤な不整脈に移行しないよう観察を充分に行なってください。
・ほかの認知症性疾患との鑑別診断に留意してください。
・アリセプト・エベス口腔内崩壊錠5mgの使用で効果が認められない場合、漫然と使用しないでください。
・ほかのアセチルコリンエステラーゼ阻害作用を有する同効薬(ガランタミンなど)と併用しないでください。
・アリセプト・エベス口腔内崩壊錠5mgは口腔内で崩壊しますが、口腔の粘膜から吸収されることはないため、唾液または水で飲み込んでください。

【効能・効果に関連する使用上の注意】
・アルツハイマー型認知症と診断された場合にのみ使用してください。
・ドネペジルがアルツハイマー型認知症の病態そのものの進行を抑制するという成績は得られていません。
・アルツハイマー型認知症以外の認知症性疾患においてドネペジルの有効性は確認されていません。

【用法・用量に関連する使用上の注意】
・3mg/日使用は有効用量ではなく、消化器系副作用の発現を抑える目的なので、原則として1-2週間を超えて使用しないでください。
・10mg/日に増量する場合は、消化器系副作用に注意しながら服用してください。
・医療従事者、家族などの管理の下で使用してください。

【適用上の注意】
・アリセプト・エベス口腔内崩壊錠5mgは舌の上に乗せて唾液を浸潤させると崩壊するため、水なしで服用可能です。また、水で服用することもできます。
・アリセプト・エベス口腔内崩壊錠5mgは寝たままの状態では、水なしで服用しないでください。

妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上での有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用してください。

授乳中の人は使用を避けることが望ましいとされていますが、やむを得ず使用する場合は授乳を避けてください。

小児に対する安全性は確立していません。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とアリセプト・エベス口腔内崩壊錠5mgを併用する場合、注意してください。
・スキサメトニウム塩化物水和物: 筋弛緩作用を増強する可能性があります。
・コリン賦活剤(アセチルコリン塩化物、カルプロニウム塩化物、ベタネコール塩化物、アクラトニウムナパジシル酸塩)、コリンエステラーゼ阻害剤(アンベノニウム塩化物、ジスチグミン臭化物、ピリドスチグミン臭化物、ネオスチグミンなど): 迷走神経刺激作用などコリン刺激作用が増強される可能性があります。
・イトラコナゾール、エリスロマイシンなど: ドネペジルの代謝を阻害し、作用を増強させる可能性があります。
・キニジン硫酸塩水和物など: ドネペジルの代謝を阻害し、作用を増強させる可能性があります。
・カルバマゼピン、デキサメタゾン、フェニトイン、フェノバルビタール、リファンピシンなど: ドネペジルの代謝を阻害し、作用を減弱させる可能性があります。
・中枢性抗コリン剤(トリヘキシフェニジル塩酸塩、ピロヘプチン塩酸塩、マザチコール塩酸塩水和物、メチキセン塩酸塩、ビペリデン塩酸塩など)、アトロピン系抗リン剤(ブチルスコポラミン臭化物、アトロピン硫酸塩水和物など): ドネペジルと抗コリン剤は互いに干渉し、それぞれの効果を減弱させる可能性があります。
・非ステロイド性消炎鎮痛剤: 消化性潰瘍を起こす可能性があります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

アリセプト・エベス口腔内崩壊錠5mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
発疹、そう痒感、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、便秘、流涎、嚥下障害、便失禁、興奮、不穏、不眠、眠気、易怒性、幻覚、攻撃性、せん妄、妄想、多動、性欲亢進、多弁、躁状態、抑うつ、錯乱、無感情、悪夢、徘徊、ふるえ、頭痛、めまい、昏迷、LDH上昇、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、動悸、血圧上昇、血圧低下、心房細動、BUNの上昇、尿失禁、頻尿、尿閉、白血球減少、ヘマトクリット値減少、貧血、血小板減少、CK(CPK)上昇、総コレステロール上昇、トリグリセライド上昇、アミラーゼ上昇、尿アミラーゼ上昇、倦怠感、むくみ、転倒、顔面紅潮、脱力感、胸痛、筋痛、発汗、顔面浮腫、発熱

●極稀に起こる重篤な副作用
失禁、徐脈、心ブロック、QT延長、心筋梗塞、心不全、消化性潰瘍、十二指腸潰瘍穿孔、消化管出血、肝炎、肝機能障害、黄だん、脳性発作、脳出血、脳血管障害、錐体外路障害、悪性症候群、横紋筋融解症、呼吸困難、急性すい炎、急性腎不全

 

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なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。