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2013-02-08

ソース(記事原文):ニュース・メディカル

アロプリノールが腎疾患における心血管系転帰を改善

ニュース・メディカル(2013年2月8日)― メドワイヤーニュース(medwireNews)記者サリー・ロバートソン(Sally Robertson)著

アロプリノール(キサンチンオキシダーゼ阻害剤)は、高血圧性腎症患者において心血管系合併症と総死亡を予防するのに効果的であるとみられることが、日本の試験による結果で示された。

福島県立医科大学医学部の寺脇博之氏らのチームによれば、内在性キサンチンオキシダーゼの活性が大血管障害の進行の原因となると考えられ、この活性を抑制することで、高血圧性腎症患者の心血管系のダメージを抑えられる可能性のあることを今回の結果は示唆している。

本研究チームは「高血圧による慢性腎疾患(高血圧性腎症)の心血管リスクは、原発性糸球体疾患による慢性腎疾患の心血管リスクよりも有意に高い」としている。「高血圧性腎症患者(慢性腎疾患ステージ3~5)におけるイベント(心血管系疾患および全原因による死亡)の出現率は、原発性糸球体疾患患者の8倍も高い」

「したがって、心血管系の死亡や合併症を予防する観点から、糸球体濾過値(GFR)の低い高血圧患者には特別な注意を払うべきことが提案される」

本チームは、高血圧性腎症および腎機能障害(eGFR<45 mL/分/1.73m2)と診断された患者187人を対象に前向き試験を実施した。そのうち67人には試験開始前にアロプリノールを処方し、この患者群を12ヵ月ごとに経過観察し、平均19.8ヵ月間追跡した。 

腎障害関連の医学誌クリニカル・エクスペリメンタル・ネフロパチー(Clinical Experimental Nephropathy)」に掲載された報告によると、この患者群におけるイベント数および総死亡数は28件であった。内訳は、狭心症3人、うっ血性心不全10人、虚血性脳卒中5人、出血性脳卒中3人、死亡7人であった。

寺脇氏らのチームは、心血管系イベント出現率または死亡率は、アロプリノールを処方された患者の方が、未投与患者よりも、10.4%(7人)対18.9%(21人)で有意に低かったことを明らかにした。

また、多変量解析による心血管系イベント率または死亡率は、アロプリノール投与群の方が、未投与群よりも60%低いことが示された。

アロプリノールは、慢性腎疾患患者において、C反応性タンパク質値を低下させ、腎疾患の進行を遅らせ、心血管・入院リスクを低下させることがこれまで明らかにされている、と本研究者らは記している。

「こうした有益な効果が低GFR値の高血圧患者でも明らかになれば、これらの患者の心血管系リスクをアロプリノールで抑えられる可能性がある」

本稿はメドワイヤーニュース(medwireNews)からライセンスを受け、シュプリンガー・ヘルスケア社(Springer Healthcare)の許可を得たものである。シュプリンガー・ヘルスケア社(Springer Healthcare) 不許複製。両社とも商品・サービス・機器を推奨したり支持したりする意図はない。


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