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2015-12-09

ソース(記事原文):Medical News Today

イブプロフェンパッチは経口よりもリスクが少ない

【Medical News Today】(2015年12月9日) ― 鎮痛、腫れの軽減、解熱のために多くの人がイブプロフェンを利用している。過剰使用により数多くの副作用が懸念されているが、経口剤で副作用が出ない程度の量の薬剤をもたらす新たなイブプロフェンパッチが開発された。


このパッチは、化学教授のデビッド・ハドルトン教授の指導により、イギリスにあるウォーリック大学の研究者たちによって開発された。

米国食品医薬品局(FDA)は最近、イブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の警告ラベルの表記を強化した。

新しいラベルでは、この種の薬は心臓発作や脳卒中のリスクを高め、またこのような症状は何の前触れもなく出現し、場合によっては死に至る旨が警告されている。さらにこれらのリスクは、NSAIDsを長期服用している人でより高くなる。

イブプロフェンもまた潰瘍、出血、胃や腸の穿孔を引き起こすことがある。

これらのリスクを念頭に置き、リスクなしに痛みを抑えるほかの方法を見つけることは価値のある試みである。痛みを和らげる市販のパッチもあるが、これは皮膚からイブプロフェンを吸収する最初のパッチである。

「驚くことに、市販のパッチのほとんどは鎮痛成分をまったく含んでいません」とハドルトン教授。「単に温熱効果で痛みを和らげているだけなのです」。


市販のパッチより 5-10 倍の成分を配合したパッチ薬

メッドヘラン(Medherant)と呼ばれるウォーリックから独立した会社と共同で、研究者たちは相当量のイブプロフェンを患者の皮膚に付着させるポリマーマトリクスに配合し、12時間以上にわたって安定した割合で成分を浸透させることに成功した。

研究者たちは、この新しいパッチは副作用を引き起こす量の薬を服用することなく、背部痛、神経痛や関節痛など一般的な症状の治療に使用できるまったく新しい長時間作用型鎮痛商品の道を開いた、と語っている。

ハドルトン教授は、彼らは「今あるパッチには存在しない、イブプロフェンなどの有効成分の効果的な分量を配合したパッチをつくり出す」ことを初めて可能にした、と説明している。

さらに彼は「患者への快適さと結果を改善するために、ほかの有効成分を含むパッチの成分量の変更と接着具合を変える」こともできる、と付け加えている。

彼らの新技術により可能になった成分含有量は、現在出回っている医療パッチやジェルの5-10倍である、と研究チームは言及している。さらに、パッチは皮膚に密着するため、含まれる成分が体重の30%と同じくらいのレベルに到達したりパッチがかさんでも接着したままである。


パッチのほかの使用方法

現在、数多くのイブプロフェンジェルが存在しているが、これらのジェルの量を調整するのは難しく、塗布が不便である、と研究者たちは言う。

「現存するポリマーのうち限られた数だけしか、皮膚に接着し、簡単にはがせて跡が残らないという、このタイプの経皮パッチへの使用に適した特徴を持っていません」とハドルトン教授は付け加えている。

「この進歩的なパッチ開発における私たちの成功は、イブプロフェンに限りません。さらにサリチル酸メチル(塗布薬、ジェル、一部の市販パッチで使用)においてもすばらしい試験結果をおさめました。

私たちは多くのほかの市販薬や処方薬は私たちの技術を活用すると信じており、また私たちのパッチに配合されたより多くの種類の成分やその治療効果を試す機会をうかがっています」。

メッドヘランの最高責任者であるナイジェル・デイビスは、彼らは新しいパッチが2年ほどで市販されると見込んでいる、と語る。また「私たちの次世代の経皮成分浸透プラットフォームを利用して画期的な商品を開発するために、製薬会社と協力することで多くの可能性を見込むことができるのです」。


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