インタール(クロモグリク酸ナトリウム)20mg

5640 円!! ぜんそくの原因となるアレルギーの発症や気管支の知覚神経過敏を抑制!そのほか、さまざまな作用から多角的にぜんそく症状を予防するコントローラー!圧倒的に副作用が少ないのも特長!

Intal (Sodium Cromoglycate) - 20mg (50 Spin Capsules)

■ 50カプセル

価格:5640 円

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有効成分

クロモグリク酸ナトリウム(Sodium Cromoglycate)

 

製造国

ニュージーランド

 

製造元

Douglas Pharmaceuticals Ltd.

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

通常、1回1カプセルを、朝・昼および就寝前または朝・昼・夕および就寝前の1日3-4回、専用の吸入用器具を使用して吸入します。

症状の緩解が得られた場合、その後の経過を観察しながら1日2-3カプセルに減量します。

●カプセルの装着方法
装着前に手をよく洗い、充分に乾かしてください。その後、袋を開け、スピンキャップ(カプセル)を取り出します。
1.スピンヘラーをさかさまにして反時計回りに回し、吸入口から本体を取り外します。
2.この時、吸入口のプロペラが自由に回るかを確認し、スピンキャップ(カプセル)の色の付いた部分をプロペラ部分の受け口にしっかり押し込みます。その後、本体を時計回りに回して、吸入口にしっかり固定させます。
3.スピンヘラーをまっすぐに保ちながら、スピンヘラーの外側にある筒を止まるまで下に下げます。この操作でカプセルに穴が開きます。筒を上に上げ、元の位置に戻すと吸入の準備が完了します。

●インタールの吸入方法
1.吸入前に、マウスピースがスピンヘラーの本体にしっかり装着されていることを確認してください。
2.スピンヘラーに息がかからないように口から充分に離し、息を大きく吐き出します。その後、マウスピースをくわえ、包み込むよう唇を閉じます。
3.頭を少し後にかたむけ、息を吸います(うまく吸えると、プロペラの回る音が聞こえます)。この際、できるだけ息を深く強く吸い込むのがポイントです。
4.吸い込んだら、スピンヘラーを口から充分に離し、2-3秒息を止め、その後、スピンヘラーにかからないように息を吐き出します。
5.スピンヘラーが空になるまでこの動作を繰り返します。通常は2-3回で充分です。また粉末が少し残っても効果に影響はありません。
6.使用後、のどにかゆみを感じる場合は、水を飲んでください。

●インタールの取り扱い方法
・スピンヘラーの内部に、粉末が残らないようにしてください。
・1週間に1度、スピンヘラーを分解してぬるま湯で洗浄してください。
・洗浄後は一晩おいて自然乾燥させてください。
・完全に乾燥したのを確認した後、プロペラを元の位置にしっかり取り付けます。
・使用する前に、スピンヘラーの内部にゴミなどがないかを確認してください。

 

商品詳細

インタール20mgは、吸入式の気管支ぜんそく発作予防薬で、カプセル状の薬剤を専用の吸入器に装着して使用します。

気管支ぜんそくは、アレルギー反応や細菌・ウイルス感染などが発端となり、空気の通り道である気管支の炎症が慢性化し、気道過敏性の亢進や可逆性の気道狭窄を起こして発作的にせき、呼吸困難、喘鳴(喉のゼイゼイ、ヒューヒューといった音)などの症状が現れる呼吸器疾患で、症状が現れない平常時と、これらの症状を伴う発作時の2つの状態があります。日本では人口の約3-5%が、また世界中では約3億人がぜんそくであると推測され、その数は年々増加しています。

炎症の特徴として、気管支粘膜のむくみ、白血球のひとつである好酸球、T細胞というリンパ球や肥満細胞の凝集による粘膜の細胞剥離などがあります。
この炎症が繰り返し起きると繊維物質が増え、気管支を収縮させる平滑筋が肥大するほか、 痰の原因となる粘液を分泌する腺が増えることで気管支壁が厚くなり、気管支の内側が次第に狭くなっていきます。 また、この状態で痰が増えると、さらに気流が通りにくくなり、呼吸が困難になり、さまざまな症状が引き起こされます。
かつては「発作的な病気」とみられていた気管支ぜんそくですが、以上のような発症機序が解明されてきた今では、「慢性的な気管支の病気」という概念に変わりつつあります。そのため、ぜんそくの治療は平常時における気道過敏性による過剰炎症の抑制と、その抑制状態を維持していくことに重点が置かれるようになってきています。

ぜんそく治療管理ガイドラインでは、気管支ぜんそくの治療に必要な薬剤を2種類に分けています。コントローラーは、気道の慢性炎症を予防・改善して発作が起こらないようコントロールし、またリリーバー(発作治療薬)は発作時に気道を拡張して速やかに発作を軽減させる薬ですが、いずれも根本的なぜんそくの治療にはなりません。したがってぜんそく治療においてはこのようなコントローラーとリリーバーの使い分けが必要不可欠となっています。

インタール20mgは、このうちぜんそく発作を予防するコントローラーに含まれる薬です。
アレルギーによる炎症が起こる場所には、肥満細胞や白血球(好酸球や好中球)、Tリンパ球、マクロファージなどの細胞が集まってさまざまな物質を放出しすることで、アレルギー症状が現われます。インタール20mgの有効成分であるクロモグリク酸ナトリウムは、これらの細胞に作用して炎症部位に集まることを阻害し、また炎症を起こす物質が細胞から放出されるのを防ぐことで、アレルギー症状が起きないように働きかけます。

さらにクロモグリク酸ナトリウムは、気管支にある知覚神経にも作用します。
気管支には、外界からの刺激を感じ取るための知覚神経という神経があり、例えば気道に異物が入り込んだ場合、知覚神経がこの刺激を感じ取り、異物を排出するために反射的に咳を起こしますが、ぜんそくの人においては、この知覚神経が敏感になっており、少しの刺激で咳が出やすくなります。
インタール20mgは、この知覚神経の作用を抑制することで咳を出にくくし、ぜんそくの発症を押さえるほか、これ以外にも多くの作用メカニズムがあり、多方面からぜんそくを抑える働きがあると考えられています。

 

他の商品との比較

既に起こっているぜんそくおよびアレルギー性の発作や症状を抑える薬剤ではなく、抗原抗体反応に伴って起こるマスト細胞からの化学物質(ヒスタミンなど)の遊離を抑制することに基づき、気管支ぜんそくの発現を防止します。また好酸球などの炎症性細胞の活性化に対して抑制作用を持っています。

気道に直接使用するため確実な薬効が期待でき、また局所使用であることから経口抗アレルギー剤に比して使用量は少なく、全身的な副作用も少ないとされています。

吸収されても生体内で代謝を受けずに排泄され、組織への蓄積もみられません。

クロモグリク酸を有効成分とする薬剤には、吸入カプセルのほかに点眼液、吸入液、細粒などがあり、日本ではアルギノン(日東メディック、東亜薬品)、アレルナート(ビオメディクス)、インタール(サノフィ・アベンティス)、オフタルギー(日新製薬)、クールウェイ(高田製薬)、クモロール(日本点眼薬、ニッテン)、クリード(沢井製薬)、クロモフェン(千寿製薬、武田薬品)、クロモリーク(興和、興和ジェネリック、テイカ製薬、サンド、日東メディック)、シオミスト(シオノケミカル)、シズレミン(イセイ)、ステリ・ネブ(テバ製薬、大正薬品、アルフレッサファーマ)、トーワタール(東和薬品)、ノスラン(科研製薬)、プレント(辰巳化学、日本ジェネリック)、ミタヤク(杏林製薬、キョーリンリメディオ、富士フイルムファーマ、日本ジェネリック、日医工)、メインター(マイラン製薬)、リノジェット(共和薬品)、ルゲオン(わかもと製薬、共和新薬)の名前で発売されています。

海外では、Aarane、Alercom、Alerion、Allergocrom、Colimune、Crolom、Cromo-Comod、Cromoptic、Comovet、Fivent、Gastrocrom、Gastrofrenal、Inostral、Intal、Introl、Irtan、Lomudal、Lomupren、Lomusol、Lomuspray、Nalcrom、Nalcron、Nasalcrom、Nasmil、Opticrom、Opticron、Rynacrom、Sofro、Vistacrom、Vividrinなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、インタール20mgを絶対に使用しないでください。
・インタール20mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人

【重要な基本的注意】
・インタール20mgは既に起こっているぜんそく発作を抑える薬剤ではないので、発作発現時は対症療法が必要であることを充分に理解しておいてください。
・長期ステロイド療法を受けている人で、インタール20mgの減量をはかる場合は充分な管理下で徐々に行なってください。
・インタール20mgの使用により、ステロイド維持量を減量し得た人でインタール20mgの吸入療法を中止する場合は、原疾患再発のおそれがあるので、減量前のステロイド維持量に戻してください。

【適用上の注意】
インタール20mgは専用の吸入用器具を用いて吸入してください。内服しても効果はみられません。

妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用してください。

5歳以下の小児に対する安全性および有効性は確立していません。

 

他の薬との併用

ほかの薬剤との併用に関する注意は特に報告されていませんが、併用する場合は事前に医師または薬剤師に相談するのが望ましいとされています。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

インタール20mgを使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
発疹、咽喉頭刺激感、悪心、頭痛

●極稀に起こる重篤な副作用
気管支けいれん、PIE症候群、アナフィラキシー様症状

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。