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2012-06-30

ソース(記事原文):デイリーRx

インスリン以外の1型糖尿病治療薬

デイリーRx(2012年6月30日)― 肥満1型糖尿病ではインスリンにビクトーザ(Victoza)を追加すると血糖コントロールが改善される

1型・2型糖尿病は多くの異なる特性を持つと考えられるが、類似している点もたくさんある。これらの類似点を考慮すると、いずれかの糖尿病に対する治療が、もう一方の糖尿病にも使用できる可能性があるということになる。

コントロール不良の1型糖尿病を有する肥満患者では、インスリン治療に加えて、2型糖尿病治療薬ビクトーザ(リラグルチド)を投与することにより血糖コントロールが改善されると考えられる。

「糖尿病の合併症を予防するための血糖コントロール」

リラグルチドを投与された1型糖尿病患者では、単に血糖コントロールが改善されただけでなく、過剰体重が落ち、血圧も低下した。

本研究著者の一人でニューヨーク州立大学(バッファロー市)のパーレシュ・ダンドナ(Paresh Dandona)博士は「1型糖尿病患者のほとんどが疾患を十分にコントロールできていないので、今回の結果は非常に意義がある」と語った。本研究では1型糖尿病の肥満成人27人を対象とした。

同氏は「ようやく1型糖尿病の集団に対し、インスリンのほか、もう1剤を提供することが可能になるかもしれない」と述べた。

血糖値をコントロールする自然分泌ホルモン、すなわちインスリンは、100年近くにわたり唯一の糖尿病治療薬として使われてきた。昨年、ダンドナ氏らがリラグルチドを1型糖尿病患者に使用できうることを明らかにした。

今回、同氏らは再びリラグルチドを検討することにしたが、今度は血糖コントロール不良の1型糖尿病患者で検証してみた。

リラグルチド投与開始から6ヵ月後、被験者のHbA1c値(3ヵ月間の血糖測定値)は7.9%から7.5%に改善した。

糖尿病団体の大半は、HbA1c値を7.0%未満に到達させるよう提案している。

また、リラグルチド投与患者はインスリン投与量を73単位から60単位未満にまで減らせたことが同研究者らによって明らかにされた。

さらに、体重は平均約4.5kg落ち、肥満度指数(BMI) は33.4から31.7(肥満スペクトルの下限)まで低下した。

リラグルチドを投与された1型糖尿病患者は、水銀式で血圧が130から120ミリメートルに下がり、正常値により近づいた。

ダンドナ氏によれば、1型糖尿病患者のほとんどにはメタボリックシンドローム(心臓病と2型糖尿病のリスクを高めるリスク因子グループの名称)も認められることから、今回の結果は重要であるという。

同氏は1型糖尿病の治療におけるリラグルチドの理解を深めるため、今後も大規模試験を実施し続けるよう研究者らに奨励している。

本研究は内分泌学会第94回年次総会で発表された。そのため、同領域の専門家による査読済み科学雑誌ではまだ評価されていない。


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