ウリボイド(塩化ベタネコール)25mg

590 円!! 尿を出したくても出ない尿閉!胃酸が逆流して食道に炎症を起こす逆流性食道炎!副交感神経の働きを活発にすることで、これらの症状を解消する副交感神経亢進剤!

Urivoid (Bethanechol Chloride) - 25mg (10 Tablets)

■ 10錠

価格:590 円

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有効成分

塩化ベタネコール(Bethanechol Chloride)

 

製造国

インド

 

製造元

Cipla

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1回10-25mgを1日3-4回食前に経口服用します。

服用により吐き気が起こることがあるので、食事の1時間前または2時間以降に服用するのがよいとされています。

 

商品詳細

ウリボイド25mgは、術後または分娩後の急性非閉塞性(機能性)尿閉および滞留を伴う膀胱(ぼうこう)の神経性弛緩症の治療薬です。また下部食道括約筋や胃排出遅延の圧力減退による逆流性食道炎の治療にも使用されます。

膀胱内に尿が溜まっているにも関わらず、排尿できない状況を尿閉といいます。一般に500ミリリットル以上の尿が溜まると下腹部が膨らみ、周囲を圧迫するために痛みを感じ、その部分を圧迫するとさらに痛みが強くなります。また、尿を排出できないことで苦痛、不安、緊張などが起こり、頻脈、血圧上昇などのほか、尿の膀胱内停留により腎盂腎炎などの随伴症状が現われることもあります。

尿閉の原因は、前立腺肥大症、尿路結石、尿道腫瘍などによる下部尿路の通過障害をはじめ、胃腸薬や解熱・鎮痛薬などの薬剤、膀胱を中心とする下部尿路を支配する末梢や脊髄または高位中枢における神経系が何らかの障害を受けた場合のほか、手術後の排尿不安などの心因的原因により起こるとされています。

一方、逆流性食道炎は、胃酸や十二指腸液が食道に逆流して留まるために食道の粘膜を刺激し、粘膜に炎症を起こす疾患です。通常、胃と食道の間の食道下部括約部は、胃酸が逆流しないように一定の圧力がかかって閉じていますが、その力が弱くなることで逆流性食道炎が発生します。また胃から逆流してきた胃酸や食べ物を押し戻そうとする蠕動(ぜんどう)運動の働きが弱まることも原因のひとつだと言われています。
食道下部括約筋や蠕動運動が衰える理由として、加齢による下部食道括約筋の機能低下のほか、脂肪やたんぱく質の多い食事、食べ過ぎ、肥満、薬剤の影響などがあり、胸やけ、酸っぱい液体が口まで上がることによる喉の違和感、胸痛、せき、ゲップ、お腹の張りなどの症状が現われます。

ウリボイド25mgは、消化管機能を改善する薬です。有効成分のベタネコールは、消化管の運動性を高める副交感神経を刺激することで、排尿筋の収縮、尿道括約筋の弛緩、胃腸機能を亢進します。
副交感神経は、自律神経のうち交感神経の働きを抑制する働きを持つ神経で、血管拡張、心拍数低下、呼吸数減少、血圧低下など身体や気持ちをリラックスさせる作用に加え、胃腸の働きを活発にさせ、排泄を促す働きも持っています。そのため膀胱では膀胱三角弛緩、括約筋弛緩、排尿筋収縮を、また胃では平滑筋収縮、括約筋弛緩、胃活動低下、蠕動運動促進など、腸管では平滑筋収縮に対して作用します。
その結果、尿管の平滑筋が収縮し、膀胱の緊張が高められて排尿が促され、また下部食道括約筋が閉じるように働くため、尿閉や逆流性食道炎の治療に効果を発揮すると考えられています。

 

他の商品との比較

消化管や膀胱平滑筋に対する作用は強いですが、循環器系への作用は弱いとされています。

ムスカリン受容体に結合することにより、副交感神経様作用を示します。

ベタネコールを有効成分とする薬は、日本ではベサコリン(サンノーバ、エーザイ)の名前で発売されています。
海外ではDuvoid、Mechotane、Mechothane、Mecothane、Mictone、Mictrol、Myocholine、Myotonachol、Myotonine Choloride、Urabeth、Urecholine、Urecholine Chloride、Uro-Carbなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、ウリボイド25mgを絶対に服用しないでください。
・甲状腺機能亢進症の人: 心房細動の危険性を増加させるおそれがあります。
・気管支喘息の人: 気管支喘息の症状を悪化させるおそれがあります。
・消化管および膀胱頚部に閉塞のある人: 消化管の通過障害、排尿障害を起こすおそれがあります。
・消化性潰瘍の人: 消化性潰瘍を悪化させるおそれがあります。
・妊婦または妊娠している可能性のある人: 妊娠中の服用に関する安全性は確立していません。
・冠動脈閉塞のある人: 冠血流量を減少させ、心疾患の症状を悪化させるおそれがあります。
・強度の徐脈のある人: 徐脈を悪化させるおそれがあります。
・てんかんのある人: てんかん発作を起こすおそれがあります。
・パーキンソニズムのある人: パーキンソニズムの症状を悪化させるおそれがあります。
・最近、心筋梗塞を起こした人
・最近、小腸吻合をした人

【慎重服用】
・高齢者: コリン作動性作用により発汗、潮紅、下痢、悪心、嘔吐などの副作用が現れやすいので注意してください。

【重要な基本的注意】
・コリン作動性クリーゼが現われることがあるので、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、唾液分泌過多、発汗、徐脈、血圧低下、縮瞳などの症状が認められた場合には服用を中止し、アトロピン硫酸塩水和物0.5-1mgを服用してください。また、呼吸不全に至ることもあるので、その場合は気道を確保し、人工換気を考慮してください。

授乳中の人に関する安全性は確立していません。

小児に対する安全性は確立していません。

服用によりめまいや立ちくらみなどが起こることがあるので、高所作業や自動車の運転など危険を伴う機械操作をする際は注意してください。

尿閉の人の場合、ウリボイド25mgの膀胱収縮作用により括約筋が弛緩しない場合、尿が尿管を上って腎盂に逆流することがあり、細菌がいた場合は逆流感染を起こすことがあります。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とウリボイド25mgを併用する場合、注意してください。
・コリン作動薬(ピロカルピン塩酸塩、セビメリン塩酸塩水和物など)、コリンエステラーゼ阻害薬(ジスチグミン臭化物など): ウリボイド25mgのコリン作動性作用に基づく副作用(発汗、顔面潮紅など)を増強させるおそれがあります。
・神経節遮断薬(メカミラミン、ペントリニウム、トリメタファン)
・プロカインアミド、キニジン

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ウリボイド25mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
心悸亢進、胸内苦悶、胸やけ、悪心、嘔吐、唾液分泌過多、腹痛、下痢、頭痛、発熱、発汗、顔面潮紅

極稀に起こる重篤な副作用
コリン作動性クリーゼ

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。