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2011-11-04

ソース(記事原文):ニューズ・メディカル

エスシタロプラムによりオピオイド依存症患者における疼痛強度と疼痛による障害を軽減

ニューズ・メディカル(2011年11月4日)― エスシタロプラムという抗うつ薬と一般的疼痛の緩和との間の関連を証明する恐らく初めての研究において、ボストン大学医学部(Boston University School of Medicine:BUSM)の研究者らは、エスシタロプラムで治療したオピオイド依存症患者で治療開始から最初の3ヶ月間に疼痛強度と疼痛による障害に、意味のある軽減が生じたことを明らかにした。この結果はペイン(医学誌)に掲載されている。

オピオイド依存症患者では疼痛の発生する頻度が高いが、薬理的戦略は限られている。メサドン治療を受けた患者における慢性痛の有病率は推定37%~61%である。オピオイド依存症患者における疼痛管理は、物質使用障害の既往がある患者におけるオピオイドの乱用や誤用の懸念事項をふまえた臨床的挑戦である。痛みの治療が不十分な患者では、残った痛みが再発のリスク因子となりうる。

著者らによれば、抗うつ薬がオピオイド依存症患者に対する疼痛治療の選択肢として興味深いものとなる可能性があり、これは同集団で抑うつ病の併発が多くみられることによる。慢性の疼痛症状に対する選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の使用は、まだ十分に研究されていない。

本研究では、オピオイド依存症の治療薬ブプレノルフィン/ナロキソンの投与を受けている抑うつ症状の患者において、エスシタロプラムの治療維持への影響を評価した無作為化対照試験から得た経時的データを使用した。被験者を連日投与のエスシタロプラム10mg群、またはプラセボ群に無作為に割り付けた。視覚的アナログスケール、簡易疼痛調査票、ベックうつ病評定法IIを用いて、疼痛強度と、疼痛による障害、それに抑うつ状態の各変化を、1ヶ月・2ヶ月・3ヶ月の受診時に評価した。

主著者でBUSM医学部助教のジューディス・ティスイ(Judith Tsui)博士は「本研究では、エスシタロプラム治療により、疼痛強度と疼痛による障害が時間経過とともに有意に減少することを明らかにしており、1ヶ月後の疼痛強度は、対照群と比較して約30%の低下が認められた」と説明している。「個人内での抑うつ状態スコアの変化で補正しても、エスシタロプラムの効果には影響しなかった。このことから、エスシタロプラムの鎮痛特性は抗うつ薬作用とは無関係であることが示唆される」と同氏は述べた。

ティスイ氏は、オピオイド依存症の集団における疼痛を治療するには、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)などの非麻薬性薬剤の使用について、さらなる研究が必要であることを強調している。「あるいは、オピオイド依存症の集団における疼痛の処置には、非オピオイド性の薬理療法が必要となる」と同氏は締めくくった。


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