エチド (エチオナミド) 250mg

390 円!! 結核菌のたんぱく質合成を阻害することで増殖を防ぐ抗結核薬!第一選択薬では効果が現われなかった場合の抗菌薬として、結核菌の殺菌に有効!

ETHIDE (ETHIONAMIDE IP) - 250MG (6 TABS)

■ 6錠

価格:390 円

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有効成分

エチオナミド(ETHIONAMIDE IP)

 

製造国

インド

 

製造元

--------------------- (---------------------)

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1日250mg服用を1-2日間行なった後、1回250mgの服用を1日2回1-2日間続け、1日1gを3-4回に分けて服用します。
年齢、症状により適宜増減します。
なお、原則としてほかの抗結核薬と併用します。

 

商品詳細

エチド250mgは抗結核薬で、通常はほかの抗結核薬と一緒に服用します。

結核は、かつては不治の病とされ、年間数十万人も命を落としていましたが、現在では医療の進歩によりほぼ完治できるようになりました。
とはいえ、2004年の世界における感染者は1460万人、そのうち症状が発生したのが890万人で、死亡者は160万人との統計があります。
また日本においては現在でも1日に68人の感染者が発生し、6人が死亡していると言われており、決して過去の病気ではありません。
その原因として、疫抑制剤の使用、エイズ、薬物乱用などが挙げられます。

結核は、せきやくしゃみなどで菌が撒き散らされ、空気を媒介にして別の人が吸いこむことで感染します。
結核というと肺の病気というイメージが強いですが、免疫機能が弱まっている人の場合においては、中枢神経、リンパ組織、血流、泌尿生殖器、骨、関節などにも感染し、また全身の器官で発症することもあります。
さらに結核菌はさまざまな器官で細胞内寄生しますが、体の免疫システムはこれを宿主細胞も含めて攻撃するために広範囲にわたって組織が破壊され、治療を受けないと重篤な症状を起こし、約半数の確率で死に至る可能性があります。
健康な人では、結核菌に感染しても体の防御機能による殺菌作用が働くため、症状が出ることはほとんどありませんし、自覚症状もほとんどありません。
しかし体内で生き残った菌は、マクロファージという細胞に取り込まれ、そのまま潜伏状態に入ります。
このうち90-95%は一生この状態が続きますが、残りの5-10%は菌が再び活動して増殖することで発病します。
結核の主な症状には微熱、せき、痰、血痰、大量の寝汗、呼吸困難などがあり、いずれも結核以外でもみられる症状のため結核であることを判断するのは難しく、通常はツベルクリン反応と痰の中に結核菌がいるかいないかで診断します。

全身状態や症状が悪い場合以外、通常は抗結核薬での治療方法が用いられます。
結核菌は増殖が非常に遅いため、例え症状が収まった場合でも最低6ヵ月以上服用し続ける必要があります。
途中で服用を中止してしまうと、結核が再発する可能性があります。
また結核菌は薬に対して耐性を作るため、1種類の薬では完治が難しく、最低でも2種類、一般的には3-4種類を同時に服用するのが基本です。

エチド250mgの有効成分であるエチオナミドは、結核菌の遺伝子のDNA(デオキシリボ核酸)およびたんぱく合成を阻害する作用により、結核菌の増殖を抑え、抗結核作用を現わします。結核治療にもっともよく使われる抗生物質は、イソニアジド、リファンピシン、ピラジナミド、ストレプトマイシン、エタンブトールですが、エチオナミドはこれらの薬と比べて抗菌力がさほど強くないため、結核治療に対する第一選択薬として使用されることはあまりありません。
しかしイソニアジドに耐性を持つ菌に対して有効であり、ほかの第一選択薬で効果が現われなかった場合にも有効であることが多いことから、多剤併用で効果が期待される薬剤のひとつです。

 

他の商品との比較

以前、日本ではエチオナミドの坐薬が販売されていましたが、胃腸への副作用が強いため現在では内服薬のみとなっています。

エチオナミドを有効成分とする薬は、日本ではツベルミン(明治製菓)、海外ではAethionamidum、Aetina、Aetiva、Amidazin、Amidazine、Atina、Bayer 5312、Ethimide、Ethina、Etimid、Etiocidan、Etionid、Etionizin、Etionizina、Etionizine、Fatoliamid、Iridocin、Iridozin、Isothin、Isotiamida、Itiocide、Nicotion、Nisotin、Nizotin、Rigenicid、Sertinon、Teberus、Thianid、Thianide、Thiomid、Thioniden、Tianid、Tio-Mid、Trecator、Trekator、Trescatyl、Trescazide、Tubenamide、Tubermin、Tuberoid、Tuberosonなどの名前で販売されています。

 

特別な注意

以下の場合、エチド250mgを慎重に服用してください。
・肝障害のある人: 肝障害を悪化させることがあります。

・腎障害のある人、または腎障害の疑いのある人: 高い血中濃度が持続するので、服用期間を空けて使用してください。

・高齢者: 肝障害などの副作用が現れやすいとされています。

重要な基本的注意
・ほかの抗結核薬との併用により、重篤な肝障害が現われることがあります。

妊娠中に服用した人の中から、奇形を有する児を出産したという報告があるため、妊婦または妊娠している可能性のある人は服用しないことを原則としますが、特に必要とする場合には慎重に服用してください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とエチド250mgを併用する場合、充分に注意してください。
・ほかの抗結核薬: 重篤な肝障害が現われることがあります。
・サイクロセリン: 神経系の副作用を増強することがあります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

エチド250mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
黄だん、発疹、食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、胸やけ、胃痛、下痢、頭痛、不眠、不安、めまい、抑うつ、興奮、四肢知覚異常、メランコリー、甲状腺機能低下、月経異常、インポテンツ、女性型乳房、脱毛

極稀に起こる重篤な副作用
劇症肝炎、急性肝炎などの重篤な肝障害

 

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**注意!**

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。