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2010-06-24

ソース(記事原文):サイエンスデイリー

高血圧治療薬がアルツハイマー病を予防する可能性

サイエンスデイリー(米科学誌[2010年6月24日]) — マウントサイナイ医科大学(Mount Sinai School of Medicine)の研究者らは、高血圧の治療に現在処方されているカルベジロール(降圧薬)により、アルツハイマー病による退行への影響が軽減され、健常な記憶機能が促進される可能性のあることを見出した。

この新しい研究結果は、ニューロバイオロジー・オブ・エイジング(医学誌)とジャーナル・オブ・アルツハイマー(医学誌)の各最新号において2つの研究で発表されている。

研究著者であるマウントサイナイ医科大学の神経療法新規アプローチ総合的研究センター(Center of Excellence for Novel Approaches to Neurotherapeutics)の責任者で神経学教授(Saunders Family Professor)のジュリオ・マリア・パシネッティ(Giulio Maria Pasinetti)博士は、「これらの研究は実に興味をかきたてられるものであり、両研究では、既に市販されている特定の抗高血圧薬が、記憶機能に独立的に影響を及ぼすと同時に、アルツハイマー病脳の退行性病理学的特徴を軽減する可能性のあることが初めて示唆されている」と述べた。

パシネッティ博士の研究チームは、抗高血圧薬カルベジロールに、アルツハイマー病型の脳や記憶障害を有意に抑制する活性発現能があることを初めて明らかにした。こうした有益性は、アルツハイマー病の脳退化および記憶障害を発症する遺伝子改変マウスにおいて、血圧降下活性を生じることなく得ることができた。このデータは、ニューロバイオロジー・オブ・エイジング(医学誌)に掲載された。

ジャーナル・オブ・アルツハイマーに掲載されたもう1つの研究では、マウスが新しい作業や情報を学習し、化学的に脳に蓄積された過去の記憶を回想(呼び起こすこと)する仕組みをパシネッティ博士率いる研究チームが評価した。同チームは、新しい作業や情報の学習と、既に化学的に脳に蓄積された過去の情報の回想に関する評価に基づき、カルベジロール治療により記憶機能を促進できることを見出した。

本研究では、カルベジロールを投与する群と、投与しない群にマウスを分けた。研究者らが、各マウス群に行動・学習検査を行ったところ、カルベジロール投与群のほうが、未投与群よりも作業を回想するまでの時間が有意に短かったと判断した。

パシネッティ博士は「現在進行中の臨床研究では、カルベジロールの有益性の検証が進められており、アルツハイマーの諸症状を治療するのに有効な薬剤であることが証明される可能性がある」と述べた。「人間集団において本剤がさらに検討されることを期待している」


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