アビーノのスキンリリーフ・モイスチャライジングローションは、オートミールやシアバターなどの成分が肌の乾燥を防ぎ、また潤いを24時間しっかり閉じ込めるように作用する全身用ローションです。角質が厚いかかとやひじ、ひざにも有用です。
皮膚は皮下組織、真皮、表皮の3層から成り立っており、真皮層で生成された皮膚が徐々に表面に押し上げられ、皮膚の外側部分である表皮となります。角質層と呼ばれる表皮のいちばん外側の部分は、爪や毛髪と同じたんぱく質の一種であるケラチンでできた20ミクロンほどの薄い層で、外の刺激から皮膚を守るだけでなく、角質間の水分を保持する天然の保湿成分を含んでいます。
一般に、生後3ヵ月くらいまでは皮脂の分泌が活発ですが、成長するにつれてその量は低下していきます。すると、潤いを保つ天然保湿因子やバリア機能を保持する細胞間脂質が少なくなり、空気の乾燥などによって角質が乾いてはがれやすくなるほか、皮脂の分泌の低下により皮膚の表面が乾燥した状態になります。ここに皮膚の新陳代謝機能や外界の刺激などが加わるとさらに乾燥が進み、かゆみや赤み、湿疹などができやすくなるため、刺激に弱い敏感肌になることがあります。また、季節や環境の変化、ストレス、不規則な生活などによっても敏感肌や乾燥肌などの肌トラブルを招くことがあります。このような肌の人にとっては、まず保湿とバリア機能を高めることが大切です。
アビーノのスキンリリーフ・モイスチャライジングローションは、肌の弱い人や敏感な人でも安心して使用できる全身用ローションです。アビーノ(Aveeno)の製品は数々の天然の植物を原料とし、皮膚科学の視点から自然の力に着目して独自の手法で開発した「アクティブナチュラルズ」を有効成分としていますが、スキンリリーフ・モイスチャライジングローションにはこのうちオートミールを原料としたアクティブナチュラルズが使用されています。
オートミールはオーツ麦やカラスムギ、燕麦とも呼ばれ、栄養を豊富に含んでいるため食用として古くから親しまれているだけでなく、肌の角質に浸透して細胞の隙間を満たし、肌の状態をなめらかに整えて健やかに保つほか、外部の刺激から守ることで水分の蒸発を抑える作用もあり、肌に潤いを与える植物としても愛用されています。
このオートミールを原料として開発されたアクティブナチュラルズのひとつであるトリプル・オーツ・コンプレックスは、オートミールが持つ効能が最大限に発揮されるように考えられた成分で、肌表面を守る膜を形成する働きを持つコロイド状オートミールをベースに、敏感肌にゆっくりと浸透して栄養を与え、肌をスムーズにするオートミール(カラスムギ)エキスと、肌を保護してかゆみを抑えるオートミール(カラスムギ)オイルが配合されています。このほかにもスキンリリーフ・モイスチャライジングローションには、皮脂の蒸発を防いで乾燥を予防し、肌をやわらかくする働きを持つシアバターが入っており、肌への保湿効果や保護・再生効果をさらに高めています。
なおオートミールは、乾燥肌や敏感肌の人に対して多くの皮膚科が使用を推奨しており、またFDA(米国食品医薬品局)に認められている数少ない天然由来成分のひとつでもあります。この安心の成分からつくられたスキンリリーフ・モイスチャライジングローションは、成分が肌を保護膜で覆い、水分の蒸発を防ぐことでその潤いが1日中続くことが臨床試験で証明されています。さらに香料や肌を刺激する成分を含んでいないため、幅広く安心して使用することができます。