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2013-06-05

ソース(記事原文):メドページ・トゥデイ

ASCO:スタチンとアスピリンが子宮癌患者の生存率を高める

メドページ・トゥデイ(2013年6月5日)― アクションポイント: β遮断薬の使用ではなくスタチンとアスピリンの使用が、子宮悪性腫瘍患者の全生存率の改善に関連している。

スタチンとアスピリンがどのようにして子宮内膜等の子宮癌の生存率を改善し得るかをよりよく理解するため、さらなるプロスペクティブ評価が必要なことに留意すること。

シカゴ -- 米国臨床腫瘍学会(American Society of Clinical Oncology)の年次総会で発表されたレトロスペクティブ解析の結果によると、β遮断薬の使用ではなくスタチンとアスピリンの使用が、子宮悪性腫瘍患者の全生存率の改善に関連している。

多変量解析では、高脂血症に罹っておらずアスピリンを服用していなかった女性と比較して、スタチンとアスピリンを併用した患者は死亡リスクが84%低かった。(HR=0.16, 95% CI 0.07-0.38)。この調査結果はP値が 0.01未満なので非常に有意であったと、モンテフィオーレ・アインシュタイン癌治療センター(Montefiore Einstein Center for Cancer Care)婦人科腫瘍医である主執筆者ニコール・ネバダンスキー(Nicole Nevadunsk , MD)は言った。

単独でスタチンを使用した女性は、高脂血症でなかった女性と比較して、死亡リスクが45%低かった(HR=0.55, 95% CI 0.35-0.87)。

アスピリンを服用した患者は、服用しなかった患者と比較して死亡リスクが53%低かった(HR 0.47, 95% CI 0.29-0.76)。

β遮断薬を服用した女性は、服用しなかった女性よりも死亡する可能性が41%高かったが、調査結果では有意には達しなかった(HR 1.41, 95% CI 0.99-2.02; P=0.06)。

研究者らは、2005年1月から2009年12月の間にモンテフィオーレ医療センターで子宮悪性腫瘍と診断された継続患者554人の記録を精査した。

患者のうち、アスピリン服用は123人、スタチン療法は165人、スタチンとアスピリンの併用は68人、β遮断薬使用は女性は175人であった。患者はほとんど60代であった。

ネバダンスキーはポスターセッションで、癌増殖や転移に関わる生化学的経路がスタチンで影響され得ることを示す証拠があると指摘した。

実際、今回の調査結果は、スタチンが任意のタイプの癌、肝細胞癌、および他の多くの癌による死亡リスクを軽減することを見出した他の研究の調査結果と一致している。

「50代から60代の女性が、高コレステロールや高血圧などの心血管系の症状を治療するために、スタチンやアスピリンを服用することは珍しいことではない。スタチンとアスピリンの併用と癌の生存率改善との間に見られた明確な関連を考えると、スタチンとアスピリンがどのように子宮内膜等の癌の生存率を改善できるのかをよりよく理解するため、さらなるプロスペクティブ評価を行う必要がある」とネバダンスキーは言った。

他の研究者らは、プロスペクティブ研究が必要であることに同意した。

マサチューセッツ総合病院(Massachusetts General Hospital)のマイケル・ビラー(Michael Birrer, MD, PhD)は、この研究の強みは、大規模であることと「いいとこ取りをしたのではなく、継続患者を調査したという事実」であることを付け加えた。

「しかし、これはまだ仮説の生成に過ぎない」とビラー。「多変量解析から引き出した結論はどれも、それ以外に結果に影響を与えうる要因があるので、常に一種の推定でしかない。」例えば、スタチンとアスピリンの使用は健康だという意識が改善したマーカーとなり得るが、結果を偏らせる可能性もある、とビラーは述べた。

フォックス・チェイス癌センターの女性癌センター(Women's Cancer Center at Fox Chase Cancer Center)のディレクターであるロバート・A・バーガー(Robert A. Burger)医師は、こう付け加えた。「スタチンとアスピリンの併用と全生存率との間の関連は、スタチンとアスピリンが心血管疾患の発症と進行に影響を与えた結果である可能性はあるが、癌再発リスクまたは進行とは全く関係がない」

しかし、調査結果が予めプロスペクティブ研究で確認されたら、臨床的意義は非常に大きいとすべての医師が同意した。

他の医師の意見に同意して、ロズウェルパーク癌研究所(Roswell Park Cancer Institute)のネフェルティティ・デュポン(Nefertiti duPontt, MD, MPH)は「この年齢層の女性の多くは既に、アスピリンおよび/ またはスタチンを服用しているので、耐容性が良好であることはわかっている。確認されれば、患者の延命方法の一つとして、子宮内膜癌に罹っている全ての女性にアスピリンとスタチンの併用を開始すべきかどうか検討できるようになる」と、デュポンはザ・グプタ・ガイド(The Gupta Guide)に語った。

著者らは資金情報を開示しなかった。


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