ステメチル・エム・ディー(プロクロルペラジン)5mg

440 円!! 【次回入荷未定】
成分・含有量が同じである20錠入りを販売しています。

吐き気や嘔吐の予防・治療のほか、メニエール症候群などによるめまいの治療に!抗精神病効果もあるため、統合失調症や不安などの精神障害に対しても改善効果が期待できますノバミンのジェネリック薬!

Stemetil MD (Prochlorperazine) - 5mg (21 Tablets)

■ 21錠

価格:440 円

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有効成分

マレイン酸プロクロルペラジン(Prochlorperazine Maleate)

 

製造国

インド

 

製造元

Abbott

 

使用量

●吐き気、嘔吐の予防
通常、成人は1回5-10mgを1日2-3回経口服用します。

●吐き気、嘔吐の治療
最初に20mgを服用し、必要に応じて2時間後に最大10mgを服用します。

●めまい、メニエール症候群
1回5mgを1日3回経口服用します。必要に応じて、1日最大30mgまで服用することができます。
数週間後、服用量を1日5-10mgまで徐々に減量します。

●不安の短期併用療法
初期服用量として1日15-20mgを分割服用しますが、必要に応じて1日最大40mgまでを分割服用することができます。

●統合失調症およびほかの精神障害
通常、有効服用量は1日75-100mgです。
症状が広く変化する場合は次の服用が推奨されています:
初期服用として1回12.5mgを1日2回、7日間服用します。第4-7日目は、期待効果が現れるまで1日の服用量を12.5mgずつ徐々に増量していきます。
最適服用量を数週間服用後、減量を試みてください。1日の適量が50mgもしくは25mg以下の場合もあります。

●子どもの吐き気および嘔吐の予防・治療
プロクロルペラジンの服用が避けられない場合にのみ使用を検討してください。
体重1kgにつき0.25mgを1日2-3回経口服用します。
体重10kg未満または生後1年以下の幼児に対する服用は推奨されていません。

 

商品詳細

ステメチル・エム・ディー5mgは、片頭痛やがんの化学療法に伴う吐き気や嘔吐のほか、メニエール症候群などによるめまいや、統合失調症を治療する抗精神病薬としても使用されるドパミンD2受容体遮断薬です。

吐き気や嘔吐には、嘔吐中枢あるいは化学受容体引金帯(CTZ)への直接刺激が原因の中枢性嘔吐と、胃や腸などの内臓からの刺激が伝わることで起こる末梢性嘔吐があり、脳からの指令を体の関連部位に伝える役目を持つ神経伝達物質であるドパミンが、ドパミンD2 受容体という物質と結合して嘔吐中枢を刺激することで起こります。
さらに胃や十二指腸には消化器の働きをコントロールする神経があり、この神経からアセチルコリンという神経伝達物質が放出されて腸の筋肉にあるムスカリン受容体というたんぱく質と結合します。すると活性化により筋肉が収縮してぜん動運動が起こり、消化器の中の食べ物が移動していきますが、このアセチルコリンの分泌もドパミンによってコントロールされています。しかしドパミンD2受容体にはアセチルコリンの分泌量を減らす働きがあるため、ここにドパミンが結合することによって胃腸のぜん動運動が停滞します。

またメニエール病は、内リンパ水腫による三半規管と蝸牛の障害により、激しい回転性のめまいが発作的または突発的に反復して起き、耳鳴り、耳の聞こえにくい状態を伴う、厚生労働省の特定疾患に指定されている難病で、メニエール症候群は、めまい、耳鳴り、難聴、耳閉感などメニエール病の症状があるにもかかわらず、メニエール病の原因とされる内耳の内リンパ水腫などが見られない状態を指します。
その詳しい原因はまだ解明されていませんが、内耳の自律神経の異常、血行不全、迷路内リンパ圧の昂進、アレルギー説、水分代謝の異常による内耳内の水分貯留のほか一過性脳虚血発作により、脳幹、小脳、脳の後部へ流れる血液量が減少することでめまいや平衡障害を生ずるものではないかと考えられています。
めまいが起こると、めまい症状以外の吐き気・嘔吐などもあったり、不安がめまいを悪化させたりすることがあるため、メニエール症候群の治療には、それらの症状に応じた薬が処方されます。また制吐薬としてはフェノチアジン系、ブチロフェノン系、およびベンズアミド系の薬物が用いられます。

ステメチル・エム・ディー5mgは、これらの症状を改善する薬です。有効成分のプロクロルペラジンは、延髄の化学受容体引き金帯(CTZ)に存在するドパミンD2受容体を遮断することで制吐作用を示し、また脳内のノルアドレナリン受容体遮断作用により鎮静作用を発揮します。

そのほかにもプロクロルペラジンは、脳内のドパミン、アドレナリンおよびセロトニン神経系のシナプス後受容体を遮断することによって抗精神病作用を示すと考えているため、ステメチル・エム・ディー5mgは不安の症状や統合失調症の治療にも使用されます。
統合失調症は、かつては精神分裂症と呼ばれていた精神疾患で、考えや気持ちがまとまらず、妄想や幻覚などを伴う多様な症状を呈する症候群です。

 

他の商品との比較

フェノチアジン系の抗精神病薬です。

ドパミン受容体遮断作用を有し、延髄最後野にある化学受容体引き金帯のドパミン受容体に作用し嘔吐を抑制します。

鎮静作用はクロルプロマジンの約1/2、制吐作用および抗精神病作用はクロルプロマジンの約4-5倍です。

プロクロルペラジンを有効成分とする薬剤は、日本ではノバミン(塩野義製薬)、また海外ではBuccastem、Capazine、Combid、Compazine、Compro、Emelent、Emetiral、Eskatrol、Kronocin、Meterazin、Meterazine、Nipodal、Novamin、Pasotomin、Tementil、Temetid、Vertigonなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、ステメチル・エム・ディー5mgを絶対に服用しないでください。
・昏睡状態、循環虚脱状態の人: これらの状態を悪化させるおそれがあります。
・バルビツール酸誘導体・麻酔剤などの中枢神経抑制剤の強い影響下にある人: 中枢神経抑制剤の作用を延長し増強させます。
・アドレナリンを使用中の人
・フェノチアジン系化合物およびその類似化合物に対し過敏症の人

以下の場合、ステメチル・エム・ディー5mgを使用しないことを原則としますが、特に必要とする場合には慎重に服用してください。
・皮質下部の脳障害(脳炎、脳腫瘍、頭部外傷後遺症など)の疑いのある人: 高熱反応が現れるおそれがあるので、このような場合には全身を氷で冷やすか、または解熱剤を使用するなど適切な処置を行なってください。

【慎重服用】
・肝障害または血液障害のある人: 肝障害または血液障害を悪化させるおそれがあります。
・褐色細胞腫、動脈硬化症あるいは心疾患の疑いのある人: 血圧の急速の変動がみられることがあります。
・重症喘息、肺気腫、呼吸器感染症などの人: 呼吸抑制が現れることがあります。
・てんかんなどのけいれん性疾患またはこれらの既往歴のある人: けいれん閾値を低下させることがあります。
・幼児、小児
・高齢者
・高温環境にある人: 体温調節中枢を抑制するため、環境温度に影響されるおそれがあります。
・脱水・栄養不良状態などを伴う身体的疲弊のある人: 悪性腫瘍が起こりやすくなります。

【重要な基本的注意】
・眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがあるので、ステメチル・エム・ディー5mgの服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事しないように注意してください。
・制吐作用を有するため、ほかの薬剤に基づく中毒、腸閉塞、脳腫瘍などによる嘔吐症状を不顕性化することがあるので注意してください。
・抗精神病薬において、肺塞栓症、静脈血栓症などの血栓塞栓症が報告されているので、不動状態、長期臥床、肥満、脱水状態などの危険因子を要する人が服用する場合は注意してください。

【適用上の注意】
・治療初期に起立性低血圧が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には減量など適切な処置を行なってください。

【その他の注意】
・プロクロルペラジンによる治療中、原因不眼の突然死が報告されています。
・外国で実施された認知症に関連した精神病状態を有する高齢者を対象とした臨床試験において、非定型抗精神病薬使用群ではプラセボ群と比較して死亡率が1.6-1.7倍高かったとの報告があります。また外国での疫学調査において、定型抗精神病薬も非定型抗精神病薬と同様に死亡率の上昇に関与するとの報告があります。

高齢者では、起立性低血圧、錐体外路症状、脱力感、運動失調、排泄障害などが起こりやすいので、状態を観察しながら慎重に服用してください。

妊婦または妊娠している可能性のある人は服用しないことが望ましいとされています。また妊娠後期に抗精神病薬を服用した場合、新生児に哺乳障害、傾眠、呼吸障害、ふるえ、筋緊張低下、易刺激性などの離脱症状や錐体外路症状が現れたとの報告があります。

授乳中の人は、ステメチル・エム・ディー5mgの服用中は授乳を避けてください。

幼児、小児では錐体外路症状、特にジスキネジアが起こりやすいので慎重に服用してください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とステメチル・エム・ディー5mgは絶対に併用しないでください。
・アドレナリン(ボスミン): アドレナリンの作用を逆転させ、血圧降下を起こすことがあります。

以下の薬剤とステメチル・エム・ディー5mgを併用する場合、注意してください。
・中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体、麻酔剤など): 相互に中枢神経抑制作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に服用してください。なお、バルビツール酸誘導体などの抗けいれん作用は、フェノチアジン系薬剤との併用によっても増強されることはないので、この場合抗けいれん剤は減量しないでください。
・アルコール: 相互に中枢神経抑制作用を増強することがあります。
・降圧剤: 相互に降圧作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に服用してください。
・アトロピン様作用を有する薬剤: 相互に抗コリン作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に服用してください。
・リチウム: 心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性の悪性症候群、非可逆性の脳障害を起こすとの報告があります。
・ドンペリドン、メトクロプラミド: 内分泌機能調節異常または錐体外路症状が発現しやすくなることがあります。
・ドパミン作動薬(レボドパ製剤、プロモクリプチンメシル酸塩): 相互に作用を減弱することがあるので、服用量を調節するなど慎重に服用してください。

以下の薬剤とステメチル・エム・ディー5mgが接触しないように注意してください。
・有機リン殺虫剤: 相互に作用し、有機リン殺虫剤の毒性を増強することがあります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ステメチル・エム・ディー5mgを服用した場合、以下の副作用が起こる場合があります。

●主な副作用
過敏症状、光線過敏症、パーキンソン症候群(手指振戦、筋強剛、流涎など)、ジスキネジア(口周部、四肢などの不随意運動など)、ジストニア(眼球上転、眼瞼けいれん、舌突出、けい性斜頸、頸後屈、体幹側屈、後弓反張、強迫開口など)、アカシジア(静坐不能)、白血球減少症、顆粒球減少症、血小板減少性紫斑病、肝障害、血圧降下、頻脈、不整脈、心疾患の悪化、食欲亢進、食欲不振、舌苔、悪心、嘔吐、下痢、便秘、縮瞳、眼圧亢進、視覚障害、体重増加、女性化乳房、乳汁分泌、射精不能、月経異常、糖尿、錯乱、不眠、めまい、頭痛、不安、興奮、易刺激、口渇、鼻閉、倦怠感、発熱、むくみ、尿閉、無尿、頻尿、尿失禁、皮膚の色素沈着

●極稀に起こる重篤な副作用
悪性症候群、突然死、再生不良性貧血、無顆粒球症、白血球減少、マヒ性イレウス、遅発性ジスキネジア、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)、眼障害、SLE様症状、肺塞栓症、深部静脈血栓症

 

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