ゼメトリル500 (セフプロジル) 500mg

2120 円!! 軽度から中等度の感染症に効果を発揮するセフェム系抗生物質!細胞壁の合成を阻害することで細菌の繁殖を抑制、細菌を殺菌!

Zemetril 500 (Cefprozil) - 500mg (6 Tablets)

■ 6錠

価格:2120 円

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有効成分

セフプロジル(Cefprozi)

 

製造国

インド

 

製造元

--------------------- (---------------------)

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は以下の分量を経口服用してください。

1回1錠を12時間ごとに10日間服用してください。

・咽頭炎、扁桃腺炎
1日1回1錠を10日間服用してください。

【鼻炎】
1回250mgを12時間ごとに10日間服用してください。
中等度から重度の鼻炎の場合は、1回1錠を12時間ごとに10日間服用してください。

【皮膚感染症】
1回250mgを12時間ごとに10日間、または
1日1回1錠を10日間、または1回1錠を12時間ごとに10日間服用してください。

 

商品詳細

ゼメトリル500は第二世代セフェム系の抗生物質で、軽度から中等度の感染症の治療薬です。
主な適応症は、化膿連鎖球菌による咽頭炎・扁桃腺炎、化膿連鎖球菌・インフルエンザ菌・カタラリス菌による中耳炎、急性副鼻腔炎および急性気管支炎の二次性感染、慢性気管支炎の急性細菌性増悪、単純性皮膚感染症、皮膚組織感染症などです。

細菌やウイルスなどの微生物が体内に侵入して繁殖することで起きるさまざまな症状を感染症と言います。
インフルエンザ、狂犬病、エイズ、A型肝炎、結核なども感染症の仲間で、食べ物、人や動物、昆虫などとの接触、空気感染などにより感染し、通常は抗生物質を用いた薬剤療法を中心に治療します。
抗生物質は、細菌や真菌による感染症を治療するための薬ですが、ウイルスに対してはその効果はなく、また特定の細菌にのみ効力を発揮するため、使用に際しては原因となる病原菌を特定・推測する必要があります。
細菌の種類や体におよぼす影響は幅広く、それらに対応する抗生物質もその構造や作用により多種多彩です。
このうちゼメトリル500の有効成分であるセフプロジルは、β(ベータ)ラクタム系抗生物質の一種類であるセフェム系に属しています。またセフェム系は開発された年代により第一世代から第四世代に分けられますが、セフプロジルは、毒性の強いグラム陰性菌(大腸菌、肺炎桿菌など)やグラム陽性菌に対する抗菌力を特長とする第二世代の薬です。

グラム陰性菌は細胞壁の外側に外膜を持っている細胞を指します。
その外膜が菌体内への薬剤の浸透を阻んでいるために抗生物質が効きにくく、またこの外膜の分子が血流に入ると高熱や血圧低下を引き起こすという特徴を持っています。
さらにグラム陰性菌は、自身の性質を変えることができるため、遺伝子の変化を起こして抗生物質に耐性を持ちやすいという性質があります。
一方、グラム陽性菌は抗生物質に対する耐性は比較的起こしにくいとされていますが、炭そ菌やボツリヌス菌などのように重い病気を引き起こす毒素を出すものが多く存在します。
細胞はDNAを含む核様体、細胞質、細胞膜、細胞壁から成り立っており、細菌細胞は分裂をし、これらをコピーしていくことで繁殖しています。
この中でも特に大切な役割をしているのが細胞壁です。細胞壁は細菌細胞を囲む壁で、5-20気圧とも言われる細胞内外の浸透圧差や外圧から内部構造を守る働きをしているため、この細胞壁がないと細胞は圧力に耐えかねて破壊し、死滅してしまいます。
この細胞壁の合成を阻害するのがゼメトリル500です。

細菌の細胞壁は、網目状の構造になっているペプチドグリカン層により構成されており、ペニシリン結合たんぱく質(PBP)と呼ばれる酵素でつながれています。

ゼメトリル500を含むセフェム系抗生物質はこのPBPに結合し、その働きを阻害することによって細胞壁の合成を抑制し、殺菌作用を示します。なお人間の細胞は細胞壁を持たないため、この薬による副作用はほとんどないとされています。

 

他の商品との比較

ゼメトリル500は、細胞壁の合成を阻害することによって抗菌作用を発揮するため、細胞壁を持たないマイコプラズマ、クラミジア、リケッチアや、細胞壁にペプチドグリカンを持たない真菌類には作用しません。

中毒や脱水がない場合の小児の尿路感染症の治療に使用されることもあります。

セフプロジルを有効成分とする薬は日本では未発売ですが、海外ではArzimol、Brisoral、Cronocef、Procef、Serozil、Cefzilなどの名前で販売されています。

 

特別な注意

以下の場合、ゼメトリル500を絶対に服用しないでください。
・ゼメトリル500の成分に対して過敏症の既往歴のある人

細菌による感染が認められない場合や予防目的でゼメトリル500を服用した場合、有益性は期待できず、また細菌の耐性を亢進するリスクが増加します。

腎機能障害のある人、または疑いのある人はゼメトリル500を慎重に服用し、服用前および服用中に腎機能検査を受けてください。

ゼメトリル500を含むセファロスポリンと強力な利尿薬を併用する場合は、充分に注意してください。

ゼメトリル500の長期服用は、非感受性菌の異常繁殖を引き起こすことがあります。

特に大腸炎を含む胃腸病の既往歴のある人は、ゼメトリル500を慎重に服用してください。

セファロスポリン系抗生物質の服用中の人で、直接クームス試験において陽性結果が出たとの報告があります。

妊娠中の服用に関する安全性は確立していないため、妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。

母乳中にごく少量の成分が移行することが確認されているため、授乳中の人が服用する場合は充分に注意してください。また授乳する場合は服用を中止してください。

服用によりめまいを起こすことがあるため、服用中に自動車の運転など危険を伴う機械操作をする場合は充分に注意してください。

一般に高齢者は副作用が現れやすいため、服用する場合は充分に注意してください。

服用中に水様性下痢や出血を伴う下痢が起きた場合は、新しい感染の可能性があるため、下痢止めの薬は服用せずに医師の診断を受けてください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とゼメトリル500を併用する場合、充分に注意してください。
・プロベネシド(ベネミド)

・抗生物質: アミカシン(アミキン)、ゲンタマイシン(ガラマイシン)、カナマイシン(カントレックス)、ネオマイシン(マイシフラジン、ネオフラジン、ネオタブ)、ネチルミシン(ネトロマイシン)、パロモマイシン(ヒューマチン、パロマイシン)、ストレプトマイシン、トブラマイシン(ネブシン、トビ)

・利尿薬: ブメタニド(ブメックス)、フロセミド(ラシックス)、インダパミド(ロゾル)、ヒドロクロロチアジド(HCTZ、ヒドロディウリル、ヒザール、ロプレッサー、バソレチック、ゼストレチック)、メトラゾン(ミコロクス、ザクソリン)、スピロノラクトン(アルダクタザイド、アルダクトン)、トルセミド(デマデックス)など

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ゼメトリル500を服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

・主な副作用
吐き気、嘔吐、下痢、胃痛、めまい、気分の変化、異常な疲労感、黄だん、強い胃痛・腹痛、持続性の吐き気・嘔吐、暗色尿、尿量変化、新感染兆候(発熱、持続性咽頭痛など)、易出血、腸の異常、持続性下痢・腹痛・胃痛・筋けいれん、血便

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。