テラマイシン軟膏(ポリミキシンB/オキシテトラサイクリン)0.1%/3%

840 円!! 2種類の抗生物質を配合で幅広い抗菌スペクトル!主にニキビ、吹き出物、毛嚢炎、とびひなどの化膿性皮膚疾患に対して効果を発揮します!ステロイドは含まれていないので安心!

Terramycin Skin Ointment (Polymyxin B Sulfate/Oxytetracycline Hydrochloride) - 0.1%/3% (14.2g)

■ 14.2gチューブ

価格:840 円

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有効成分

ポリミキシンB(Polymyxin B Sulfate)

オキシテトラサイクリン(Oxytetracycline Hydrochloride)

 

製造国

トルコ

 

製造元

ファイザー株式会社 (Pfizer)

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

通常、1日1-数回直接患部に塗布または塗擦するか、あるいは無菌ガーゼなどにのばして添付してください。

症状により適宜増減します。

 

商品詳細

テラマイシン軟膏は、グラム陰性桿菌(特に緑膿菌)に効果のあるポリミキシンBとグラム陽性菌および陰性菌などに広い抗菌力を示すオキシテトラサイクリンの2つの抗生物質を配合し、主にニキビ、吹き出物、毛嚢炎、とびひなどの化膿性皮膚疾患の治療に使用される外用薬です。

何らかの原因で皮膚が傷ついた場合、通常であれば人間の皮膚が持つ自然治癒力によって傷が治り、やがて元の皮膚に戻ります。ところがその傷口が汚れていたり、またその周囲に付着した異物や壊死した皮膚組織などから細菌が侵入して感染し、炎症を起こすと痛みやウミが発現します。この状態を化膿と呼びます。このウミはブドウ球菌、レンサ球菌、緑膿菌などとの格闘で壊れた白血球や死んだ細胞などを含む粘り気や臭いを伴う液体で、一般的には黄色や緑色をしています。

この皮膚における化膿は、かき壊しなどによる湿疹や皮膚炎の悪化と、細菌感染による炎症による化膿の大きく2つに分けることができます。このうち前者の場合では、一般的にステロイド外用剤による湿疹、皮膚炎の治療を行ないます。抗生物質成分が配合されていないステロイド外用剤は、化膿している患部には使用できません。また化膿した湿疹や皮膚炎は炎症が強く、症状が進行しているケースが考えられるので、優れた抗炎症作用があり、かつ細菌の増殖を抑えることができる抗生物質配合ステロイド外用剤がよいとされています。後者の細菌感染の化膿では、感染症の治療が基本になります。通常は抗生物質の内服による治療が行われますが、内服薬が使用できない場合は抗生物質外用剤の使用による治療が行なわれます。

テラマイシン軟膏は、とびひ、毛嚢炎、ニキビなど化膿性皮膚疾患の治療に使用されるクリームタイプの軟膏で、2つの抗生物質の働きでこれらの症状の改善が期待できます。有効成分のひとつであるポリミキシンBは細菌の細胞膜を破壊し、緑膿菌やアシネストバクターなどのグラム陰性好気性桿菌などに対して強力な殺菌作用を持つポリチド系の抗生物質ですが、人体の細胞も破壊してしまうため、場合により過敏症状、聴力障害や神経障害といった重い副作用が起こることもあります。ただし真菌やウイルス性の病気には効果がありません。
もうひとつの有効成分であるオキシテトラサイクリンはテトラサイクリン系の抗生物質で、細菌のたんぱく質の合成を阻害することでその増殖を抑えます。グラム陽性菌のブドウ球菌やレンサ球菌、グラム陰性菌の大腸菌などに抗菌作用を示します。
テラマイシン軟膏は、これら2つの成分を配合することで幅広いスペクトルを持ち、これらの感性菌に起因する皮膚感染症の局所的治療と予防にすぐれた効果を発揮します。

【適応菌種】
オキシテトラサイクリン、ポリミキシンB感性菌

【適応症】
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷、熱傷および手術創などの二次感染、びらん、潰瘍の二次感染

 

他の商品との比較

グラム陰性好気性桿菌に抗菌力を示す成分と、グラム陽性菌のブドウ球菌やレンサ球菌、グラム陰性菌の大腸菌などに抗菌作用を示す成分を配合することで、幅広い抗菌スペクトルが期待できます。

年齢にかかわらず使用できます。

ステロイドは配合されていません。

ポリミキシンBとオキシテトラサイクリンを有効成分とした薬剤は、日本ではテラマイシン(陽進堂、ジョンソン・エンド・ジョンソン、武田薬品)の名前で発売されています。

海外では、Heksa、Oxyoftalなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、テラマイシン軟膏を絶対に使用しないでください。
・テトラサイクリン系抗生物質、ポリミキシンBまたはコリスチンに対し過敏症の既往歴のある人
・抗生物質に対し過敏症の既往歴のある人

【重要な基本的注意】
感作されるおそれがあるので、観察を充分に行ない感作されたことを示す兆候(そう痒、発赤、はれ、丘疹、小水疱など)があらわれた場合には使用を中止してください。

【用法・用量に関連する使用上の注意】
・テラマイシン軟膏は外用薬です。
・耐性菌の発現などを防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の使用にとどめてください。
・以下の部位には使用しないでください。
1)湿潤やただれのひどい患部
2)深い傷やひどいやけどの患部
3)目およびその周囲

 

他の薬との併用

ほかの薬剤との併用による注意は特に報告されていませんが、併用する場合は事前に医師または薬剤師に相談するのが望ましいとされています。

 

誤って大量に服用した場合

過剰に塗布した分を拭き取る、または洗い流してください。その後、皮膚に異常を感じるようであればただちに医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

テラマイシン軟膏を使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
発疹、接触性皮膚炎、オキシテトラサイクリン塩酸塩およびポリミキシンB硫酸塩非感性菌による感染症

 

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