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2013-09-16

ソース(記事原文):ファミリープラクティス・ニュース

デキサメタゾンがアトピー病歴のある細気管支炎の乳児の転帰を改善

ファミリープラクティス・ニュース(2013年9月16日) ― デキサメタゾンによる5日間のコースは、アトピー性皮膚炎歴があったり、喘息を患う近親者がいる細気管支炎の乳児の入院期間を大幅に短縮した。

ハーリド・アランサリ(Khalid Alansari)博士とその同僚らによると、無作為化プラセボ対照試験は、急性細気管支炎の通常のサルブタモール治療にコルチコステロイドを追加することが有効であろう乳児のサブセットが、アトピーの家族歴で特定できることを示唆している。このレポートはペディアトリック(Pediatrics)9月16日号に掲載された。

研究者らは、喘息やアトピー性皮膚炎のいずれかを患う少なくとも1人の第一度近親者がいることによって決定される、喘息のリスクが高い急性細気管支炎の乳児200人の7日間の転帰を調査した。子供(平均年齢3.5ヶ月)は全員治療のため小児病院に入院した、とカタールのドーハにあるワイルコーネル医科大学(Weill Cornell Medical College)のアランサリ博士と共著者は書いている。デキサメタゾンを投与された乳児の退院は、標準治療を受けた乳児より8時間早かった。症状の平均持続期間は4.5日であった(ペディアトリック2013年9月13日[doi: 10.1542/peds.2012-3746] )。

調査の主要転帰は、退院までの時間であった。二次転帰は、エピネフリン治療、診療所での短期間の再入院、同じ疾患による救急科や別の診療所での再受診を必要とした患者数を含んでいた。退院後の患者を評価するため、研究看護師が毎日電話をした。

デキサメタゾン群の乳児は平均18.6時間で退院した ― これは対照群(27時間)に比べて大幅に早い。エピネフリンを必要としたデキサメタゾン群の乳児は19人、プラセボ群は31人であった ― これも有意差である。

退院後1週間の再入院と追加の通院を必要とした数字は、両グループで同様であった。フォローアップ週の間、デキサメタゾン群の22%が診療所での治療を必要とし、平均滞在は17時間であった。比較して、プラセボ群はそれぞれ21%、18時間であった。

デキサメタゾン群で19人、プラセボ群では11人が診療所に通院した(18.6%対11%)。この差は有意ではなかった。

調査対象の乳幼児の約37%が、胸部X線写真では正常であった。約半数が低浸潤を示した。15%に肺葉の虚脱または硬化が見られた。

70%以上に喘息を患う本腹の兄弟姉妹がいた。約20%の患者の片親が喘息だった。5%は両親とも喘息であった。患者の約20%にアトピー性皮膚炎と喘息の両方を患う第一度近親者がいた。

乳幼児は全員、ベースライン時と30分後、60分後、120分後、そしてその後退院するまで2時間ごとに2.5 mgのサルブタモール噴霧を投与された。必要に応じて噴霧エピネフリン(0.5mL/㎏、最高用量5mL)が利用可能であった。さらに、患者らはプラセボまたはデキサメタゾン1 mg / mlの5日間コースに無作為に割り付けられた。デキサメタゾン群の場合、1日目は1 mL/kg、2日目から5日目は0.6 mL/ kgに減量した。

本研究は、ハマド医療法人(Hamad Medical Corporation)が資金援助したものである。筆者らの金銭的な利益相反の報告はない。


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