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2013-04-02

ソース(記事原文):オンコロジー・レポート

デュロキセチンが化学療法による神経障害を軽減

オンコロジー・レポート(2013年4月2日)― マリー・アン・ムーン(MARY ANN MOON)著

オンコロジー・レポート・デジタル・ネットワーク(Oncology Report Digital Network)

デュロキセチンを5週間毎日経口投与すると、化学療法による末梢神経障害を有する患者の疼痛が軽減され、機能およびQOL(生活の質)も改善されることが、JAMA誌(米国医師会誌)4月3日号で報告された。

化学療法による末梢神経因性疼痛に及ぼすデュロキセチンの効果について評価するため、プラチナ製剤またはタキサン系薬剤の治療を受けたことのある25歳以上の癌患者231人を対象に、無作為化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー臨床試験が実施された。アナーバーにあるミシガン大学(University of Michigan)看護学部エレン・ラヴォア・スミス(Ellen M.Lavoie Smith)博士らによれば、痛みが30%軽減する傾向がデュロキセチン服用時にはプラセボの2倍高くなり、痛みが50%軽減する傾向は2.4倍高くなったとしている。このデータは米国臨床腫瘍学会(ASCO)2012年次総会で発表された。

また、デュロキセチンの方がプラセボよりも良好な生活機能が報告され、具体的には以下の測定スコアに改善がみられた:手足のしびれ・刺痛・不快感、耳鳴または難聴、関節痛、筋痙攣、筋力低下、歩行困難、衣服の着脱困難、手の中の小物を感じにくい。疼痛に関連するQOLもまた、プラセボ群(平均変化0.87点)よりも、デュロキセチン群(平均変化2.44点)で著しく改善した(婦人科腫瘍グループ神経毒性サブスケールFACT[癌治療の機能評価]44点中)。

血液毒性またはグレード 4の有害事象は認められなかった。軽度の有害事象は、デュロキセチン群で16%、プラセボ群で27%報告され、中等度の副作用はそれぞれ7%と3%報告された。具体的な副作用には両群とも疲労、不眠、および吐き気が含まれた、と本研究者らは述べている(JAMA 2013;309:1359-67)。

本試験は米国国立癌研究所とSDC(統計データセンター)によって助成された。試験薬とプラセボはイーライリリー(Eli Lilly)社から提供された。スミス氏は利益相反のないことを報告しており、共同研究者の一人はジェネンテック(Genentech)社と結び付きのあることを報告した。


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