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2011-11-03

ソース(記事原文):クリニカル・サイカイアトリー・ニュース

トピラマートとクエチアピンの併用により青年期の双極性障害患者における大麻使用が減少

クリニカル・サイカイアトリー・ニュース(2011年11月3日)― ハイディ・スプリート(Heidi Splete)著

トロント ― 患者75人を対象とした試験に基づき、大麻(カンナビス)の使用頻度が高いと報告した双極性障害(躁鬱病)の青年(12歳~19歳)に対するトピラマートとクエチアピンの併用療法は忍容性が良好であったことが、米国児童青年精神医学会(American Academy of Child and Adolescent Psychiatry)の年次総会で発表された。

薬物の同時使用は双極性障害の青年患者を治療する妨げとなる、とシンシナティ大学(University of Cincinnati)のメリサ・デルベヨ(Melissa DelBello)博士は述べている。トピラマートは、2歳以上の子供に対する抗てんかん薬として米国食品医薬品局(FDA)によって承認されている。トピラマートは薬物への渇望を抑えることが明らかになっているとはいえ、この適応では承認が得られていない、と同氏は補足した。

患者76人を対象とした試験では、トピラマートをクエチアピンと併用すると、双極性障害の青年における大麻の使用が減少する働きがあったことを明らかにした。

双極性障害の基準を満たし、ヤング躁病評価尺度(YMRS)スコアが20点以上で、試験開始前の28日間に週2回以上大麻を使用していた12~21歳の青年が募集された。先行研究で、デルベヨ氏らはトピラマートが青年における躁病症状を軽減するのに有効であることを見出した(J.Am.Acad. Child Adolesc.Psychiatry2005;44:539-47)。

クエチアピン最大800mg+プラセボ群、もしくはクエチアピン+トピラマート群(トピラマートは最少75mg1日2回投与し、治療21日目までに150mg1日2回になるように徐々に増量)のいずれかに青年75人を無作為に割り付けた。

投与前(ベースライン)における1週間あたりの平均マリファナ喫煙数は、クエチアピン+プラセボ群で14本、クエチアピン+トピラマート群で11本であった。

治療16週間後、週あたりの平均マリファナ喫煙数は、クエチアピン+プラセボ群で4本に減少し、クエチアピン+トピラマート群では0.4本になった。この群間差は統計的に有意であった。

平均で、クエチアピン+トピラマート群の青年は週1日大麻を使用し、クエチアピン+プラセボ群の青年は週2日大麻を使用した、とベルベヨ氏は述べた。

16週間にわたる試験で、YMRSスコアは投与前から有意に改善し、クエチアピン+トピラマート群で平均14点低下し、クエチアピン+プラセボ群で平均16点低下した。小児のうつ病評価尺度-修正版(CRDS-R)のスコアも、投与前から16週目までに両群で有意に改善した。

ベルベヨ氏によれば、行動障害およびADHDの存在は、ピラマート投与中における大麻の使用減少の重大な予測因子になるという。トピラマートを投与した青年では、プラセボを投与した青年と比較して、マリファナ渇望質問表(Marijuana Craving Questionnaire)の一般的スコアに有意な改善がみられた。

両群において検査指標およびバイタルサインに差はみられなかったが、興奮と顔面蒼白がトピラマート群の26%、プラセボ群の16%で発生した。

試験期間中に11件の重篤な事象が発生した。内訳はトピラマート群で5件(自殺念慮2件、躁病3件)と、プラセボ群で6件 (躁病4件、自殺未遂1件、妊娠1件)であった。

認知に関するデータが不足していたことにより試験には限界があった、とベルベヨ氏は指摘した。トピラマートの神経生物学的影響と、その他の薬剤と併用した場合や、異なる気分の状態で使用した場合の影響について、さらなる研究が必要である。

ベルベヨ氏は、シェリング・プラウ社、メルク社、ブリストール?マイヤーズ・スクイブ社、サマセット社、リリー社、ファイザー社などの複数の企業においてコンサルタントや、顧問委員会のメンバー、それに講演担当を勤めているとともに、研究助成を受けている。


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