ドキソビッド(ドキソフィリン)400mg

350 円!! 気管支の平滑筋を収縮させる成分の働きを阻害!気道が拡がるから、せきが治まり、呼吸がしやすくなります!心臓や睡眠に関する副作用が少ないのが特長!気管支ぜんそくや慢性閉塞性肺疾患の治療に!

Doxobid (Doxofylline) - 400mg (10 Tablets)

■ 10錠

価格:350 円

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有効成分

ドキソフィリン(Doxofylline)

 

製造国

インド

 

製造元

Dr. Reddy's

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1回1錠を1日2回経口服用します。
場合により、1日3回服用まで増量することがあります。

心臓血管、肝・腎・胃腸病を併発している人は、1回1/2錠を1日2回服用します。

 

商品詳細

ドキソビッド400mgは、キサンチン誘導体のホスホジエステラーゼ阻害薬で、気管支ぜんそくや慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療に使用される薬です。

気管支ぜんそくは、アレルギーの原因となるアレルゲンや刺激に対する細胞の免疫機能によって引き起こされる可逆性気道閉塞性で、症状が現れない「平常時」と、呼吸困難、喘鳴、胸が締め付けられるなどの症状を伴う「発作時」の2種類の状態があります。近年の研究により、気管支喘息の発作の原因がアレルゲン吸入反応による慢性的な気道炎症によるものであることが判明したため、喘息の治療は平常時における気道過敏性による過剰炎症の抑制と、その抑制状態を維持していくことに重点が置かれるようになってきています。

一方COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、起床時のせきを伴った粘液性の痰を主症状とする「慢性気管支炎」や、有害物質により肺の組織が破壊されることで機能低下を起こし、肺が膨らみ、横隔膜や心臓を圧迫する「肺気腫」などの総称で、「持続性あるいは反復性の痰を伴うせきが少なくとも連続して過去2年以上、毎年3ヵ月以上」続いた状態です。中年以降の喫煙者の約20%に発症が認められ、また喫煙者が発症する確率は非喫煙者の6倍にもなるとされていることから、別名「タバコ病」とも呼ばれています。

これらの気管支ぜんそくやCOPDでは、呼吸の際に空気が通過する通り道である気道が狭くなるためにさまざまな症状が現われますが、これはアレルゲンや喫煙が原因となって、気道の平滑筋が収縮することで起こるとされています。この平滑筋に関与しているのがcMAP(環状アデノシン一リン酸)およびcGMP(環状グアノチン一リン酸)です。cMAPは、細胞に対するホルモンなどの信号物質の指令を受け取って細胞内で合成され、細胞内信号伝達物質として働きます。またcGMPは、イオンチャネルの伝導性、グリコーゲン分解、細胞のアポトーシスなどを調整するほか、脳血管拡張、抗血小板作用(血が固まりにくくする作用)、平滑筋の弛緩にも関わっていますが、これらの物質はホスホジエステラーゼという酵素によって分解されてしまうため、その結果として血管や平滑筋が収縮します。

ドキソビッド400mgは、この酵素による分解を受けないようすることで、これらの物質を増やして気管支を拡げる薬です。ホスホジエステラーゼ阻害薬である有効成分のドキソフィリンは、長期管理薬および発作治療薬のいずれにも使用されているキサンチン系薬で、炎症と気管支筋の緊張を抑えて拡張し、痰を出しやすくするほか、腹式呼吸の際に横隔膜を上手に動かすなどの作用を持ち、β刺激薬よりも一般的な飲み薬とされています。
キサンチン系薬ではテオフィリンが特に有名で、ドキソフィリンはこのテオフィリンとほぼ同じように働きますが、アデノシン受容体に対して親和性を示さないために、心臓がドキドキする、不眠といった副作用が少ないと考えられています。

さらにドキソフィリンは、血小板活性化因子(PAF)誘因性気管支収縮および強力な気管支収縮作用を持つトロンボキサンA2(TXA2)の生成を阻害するほか、胸膜滲出と気管支や血管を収縮させるロイコトリエンC4(LTC4)物質の生成も阻害するとの報告があります。このメチルキサンチン誘因性炎症の阻害により、ドキソフィリンはぜんそく治療において有効であると考えられています。

 

他の商品との比較

テオフィリンと似た作用を示しますが、テオフィリンよりも心臓がドキドキする、不眠といった副作用が少ないとされています。

ほかのキサンチン類と異なり、アデノシン受容体には親和性を示さず、また刺激効果も生み出さないため、ホスホジエステラーゼに作用することで抗ぜんそく作用を示すと考えられています。

ドキソフィリンを有効成分とし薬剤は日本では発売されていませんが、海外ではAnsimar、Doxiba、Doxiflo、Doxof、Doxolin、Doxomax、Doxophyl、Doxovent、Roar、Synasma、Thodril、Zordoxなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、ドキソビッド400mgを絶対に服用しないでください。
・ドキソビッド400mgおよびキサンチン類(テオフィリン、アミノフィリンなど)に対して過敏症の既往歴のある人
・急性心筋梗塞の人
・妊婦および授乳中の人

【慎重服用】
・肝機能障害の人: 重篤な肝障害のある人では、ドキソフィリンの半減期に影響するおそれがあります。このような人においては、減量してください。
・腎機能障害の人: ドキソフィリンの服用量を減量してください。

【服用上の注意】
・ドキソフィリンの半減期は、重篤な肝障害およびうっ血性心不全末期により影響を受けるおそれがあります。高血圧、うっ血性心不全、肺性心、甲状腺機能亢進症、肝臓疾患、腎機能低下の人では、用量を減量してください。
・エリスロマイシン、トロレアンドマイシン、リンコマイシンおよび同じ属性の抗生物質、アロプリロール、シメチジン、プロプラノロール、インフルエンザワクチンなどキサンチンのクリアランスを低下させる薬剤とドキソフィリンを併用する場合、注意してください。
・フェニトインおよび抗けいれん薬、喫煙は平均半減期の短縮を伴うクリアランスの増加を起こすことがあります。この場合、ドキソフィリンを増量する場合があります。
・発作障害: ドキソフィリンは中枢神経刺激を引き起こすと考えられているため、発作障害のある人が服用する場合は注意してください。
・活動性消化性潰瘍の人、肝機能障害のある高齢者の人は注意して服用してください。
・カフェイン含有している飲料や食べ物の摂取
・過剰なアルコール摂取

 

他の薬との併用

以下の薬剤とドキソビッド400mgは、絶対に併用しないでください。
・ほかのキサンチン誘導体薬: キサンチン類に対するエフェドリンとの毒性相互作用が認められています。ほかのキサンチン類同様に、エリスロマイシン、トロレアンドマイシン、リンコマイシン、クリンダマイシン、アロプリノール、シメチジン、ラニチジン、プロプラノロール、インフルエンザワクチンは肝臓におけるクリアランスを低減させ、血中濃度が上昇するおそれがあります。血中ドキソフィリン濃度と毒性事象との関連性は報告されていません。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ドキソビッド400mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
吐き気、嘔吐、頭痛、ふるえ、不眠、イライラ感、紅潮、熱感、動悸、頻脈

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。