ドブレン (スルピリド) 50mg

1250 円!! ドパミンD2受容体遮断作用で消化管運動を促進!胃・十二指腸などの抗潰瘍作用に加えて、うつ病や統合失調症にも効果的!

Dobren (Sulpiride) - 50mg (30 Tablets)

■ 30錠

価格:1250 円

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有効成分

スルピリド(Sulpiride)

 

製造国

イタリア

 

製造元

Teofarma S.R.L.

 

使用量

【胃・十二指腸潰瘍】
通常、成人は1日150mgを3回に分割して経口服用してください。
症状により適宜増減してください。

【統合失調症】
通常、成人は1日300-600mgを分割して経口服用してください。
年齢、症状により適宜増減しますが、1日1200mgまでとします。

【うつ病、うつ状態】
通常、成人は1日150-300mgを分割して服用してください。
年齢、症状により適宜増減しますが、1日600mgまでとします。

 

商品詳細

ドブレンは、胃・十二指腸潰瘍、統合失調症、うつ病・うつ状態の症状を改善する薬です。
主成分のスルピリドは、日本では1973年に胃・十二指腸潰瘍治療薬として承認されましたが、その後、統合失調症、うつ病などの精神科分野においても効果があることがわかり、その適応範囲が拡大されました。

これらの症状に共通して関与しているのがドパミン(ドーパミン)と呼ばれる中枢神経にある神経伝達物質で、受容体に結合することで神経を興奮させ、快感や陶酔感を与えたり、攻撃性、創造性、運動機能などを調節する働きをしています。
このドパミンの分量が減ると、運動の指令を脳にうまく伝達することができなくなるため、筋固縮やふるえ、歩行障害などを引き起こすパーキンソン病になります。
反対にドパミンの量が増えると神経を過剰に興奮させ、妄想や幻覚といった症状が現われ、これが統合失調症の陽性症状の原因であるとも考えられています。
これ以外にもドパミンは胃や腸などの消化管の運動を低下させる働きもしています。
つまり、ドパミンがこれらの症状に関係するドパミン受容体と結合するのを防ぎ、過剰に作られているドパミンの量を減らすことができればこれらの症状が改善できることになります。

ドパミン受容体は5種類に分類されていますが、このうち胃・十二指腸潰瘍、統合失調症、うつ病・うつ症状などに関わっているのはドパミンD2受容体です。
ドブレンの主成分であるスルピリドは、このドパミンD2受容体にのみ働きかけ、その作用を妨げることでドパミンの分量を調節し、症状を改善します。

 

他の商品との比較

ドブレンの主成分であるスルピリドは、ドパミンD2受容体に対して選択的な遮断作用を示しますが、脳にはほとんど移行しないために中枢神経のドパミンD2受容体よりは末梢のドパミンD2受容体に対する遮断作用のほうが強く現われます。

神経終末部で合成される神経伝達物質であるアセチルコリンは、スルピリドにより消化管内のドパミンD2受容体が遮断されることで分泌が促進され、胃運動の促進、血流増加、粘膜分泌刺激、中枢性酸分泌抑制などの抗潰瘍作用や消化管運動促進作用を示します。

抗精神病薬としてのスルピリドは、血液脳関門の通過性が悪く、高用量が必要とされますが、ヒスタミン、ムスカリン性アセチルコリン、αアドレナリン受容体拮抗作用がほとんどないため、ほかの抗精神病薬ほど眠気や沈静などの副作用が比較的少ないとされています。

スルピリドは、日本国内ではスカノーゼン(鶴原製薬)、スルピリド(大正製薬、長生堂、大洋薬品)、ドグマチール(アステラス製薬)、ミラドール(共和薬品、バイエル)、ベタマック(沢井製薬)、アビリット(大日本住友製薬)、クールスパン(ニプロファーマ)、マーゲノール(辰巳化学)、ケイチール(三恵薬品)、ピリカップル(イセイ)、ヨウマチール(陽進堂)の名前で販売されています。

海外ではDogmatil、Dolmatil、Sulapon、などの名前で販売されています。

 

特別な注意

ドブレンの主成分であるスルピリドは、ドパミンD2受容体に対して選択的な遮断作用を示しますが、脳にはほとんど移行しないために中枢神経のドパミンD2受容体よりは末梢のドパミンD2受容体に対する遮断作用のほうが強く現われます。

神経終末部で合成される神経伝達物質であるアセチルコリンは、スルピリドにより消化管内のドパミンD2受容体が遮断されることで分泌が促進され、胃運動の促進、血流増加、粘膜分泌刺激、中枢性酸分泌抑制などの抗潰瘍作用や消化管運動促進作用を示します。

重要な基本的注意

  • 内分泌機能異常(プロラクチン値上昇)、錐体外路症状などの副作用が現われることがあります。
  • 眠気、めまいなどが現われることがあるので、ドブレン服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事しないよう注意してください。
  • 制吐作用があるため、ほかの薬剤に基づく中毒、腸閉塞、脳腫瘍などによる嘔吐症状を不顕性化することがあります。

以下の場合、ドブレンを絶対に服用しないでください。

  • ドブレンの成分に対して過敏症の既往歴のある人
  • プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)の人: 抗ドパミン作用によりプロラクチン分泌が促進し、病態を悪化させるおそれがあります。
  • 褐色細胞腫の疑いのある人: 急激な昇圧発作を起こすことがあります。

以下の場合、ドブレンを慎重に服用してください。

  • 心・血管疾患、低血圧またはそれらの疑いのある人: 症状が悪化するおそれがあります。
  • QT延長のある人: QT延長が悪化するおそれがあります。
  • QT延長を起こしやすい人(著明な徐脈のある人、低カリウム血症のある人など): QT延長が発現するおそれがあります。
  • 腎障害のある人: 高い血中濃度が持続するおそれがあります。
  • パーキンソン病の人: 錐体外路症状が悪化するおそれがあります。
  • 脱水・栄養不良症状を伴う身体的疲弊のある人: 悪性症候群が起こりやすくなります。
  • 高齢者: 腎臓機能が低下していることが多く、高い血中濃度が持続するおそれがあります。
  • 小児: 低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する有効性および安全性は確立していません。

妊娠中の服用に関する安全性は確立していないため、妊婦または妊娠の可能性のある人は治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合においてのみ服用してください。

ドブレンの成分が母乳中へ移行されることが報告されているので、授乳中の人は服用を避けることが望ましいとされています。

動物の慢性毒性試験では精巣委縮を、また生殖試験において妊娠率の低下を起こすとの報告があります。

動物試験の結果、長期間経口服用した場合に下垂体、乳腺などでの腫瘍発生頻度が高いとの報告があります。

 

他の薬との併用

以下の薬剤と併用する場合、充分に注意して服用してください。

    • QT延長を起こすことが知られている薬剤(チオリダジン、イミプラミン、ピモジドなど): QT延長、心室性不整脈の重篤な副作用を起こすおそれがあります。
    • ジギタリス製剤(ジゴキシン、ジギトキシンなど): ジギタリス製剤飽和時の指標となる悪心、嘔吐、食欲不振症状を不顕性化するおそれがあります。
    • ベンザミド系薬剤(メトクロプラミド、チアプリドなど)、フェノチアジン系薬剤(クロルプロマジンなど)、ブチロフェノン系薬剤(ハロペリドールなど): 内分泌機能異常、錐体外路症状が発現しやすくなります。
    • 中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体、麻酔剤など): 相互に中枢神経抑制作用を増強させることがあります。
    • ドパミン作動薬(レボドパなど): 相互に作用を減弱させることがあります。
    • アルコール: 相互に中心神経抑制作用を増強させることがあります。

     

誤って大量に服用した場合

ただちに医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたらすぐに服用してください。
次回の服用時間が違い場合は、1回飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ドブレンを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

・主な副作用
《胃・十二指腸潰瘍の場合》
月経異常、乳汁分泌、女性化乳房、乳房腫脹、勃起不全、パーキンソン症候群(ふるえ、筋強剛、よだれなど)、舌のもつれ、焦燥感、不眠、眠気、めまい、ふらつき、口渇、胸やけ、悪心、嘔吐、便秘、熱感、倦怠感、発疹、浮腫、性欲減退
《統合失調症、うつ病・うつ状態の場合》
血圧降下、血圧上昇、心電図異常、胸内苦悶、頻脈、パーキンソン症候群(ふるえ、筋強剛、よだれなど)、ジスキネジア(舌のもつれ、言語障害、頚筋捻転、眼球回転、注視けいれん、食べ物・飲み物の飲み込み困難など)、アカシジア(静坐不能)、月経異常、乳汁分泌、女性化乳房、乳房腫脹、勃起不全、射精不能、睡眠障害、不穏、焦燥感、眠気、頭痛、頭重、めまい、浮遊感、物忘れ、ぼんやり、興奮、操転、躁状態、徘徊、多動、抑制欠如、しびれ、運動失調、無欲状態、悪心、嘔吐、胸やけ、口渇、便秘、下痢、食欲不振、食欲亢進、腹部不満感、腹痛、AST(GOT)・ALT(GPT)・A1-Pなどの上昇、発疹、そう痒感、視力障害、眼球冷感・重感、眼のちらつき、体重増加、むくみ、脱力感、倦怠感、排尿困難、頻尿、性欲減退、腰痛、肩こり、熱感、発熱、発汗、鼻閉

・極稀に起こる重篤な副作用
悪性症候群、けいれん、QT延長、心室頻拍、無顆粒球症、白血球減少、肝機能障害、黄だん、遅発性ジスキネジア

 

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