ドボネックスクリーム(カルシポトリオール)50mcg/g

3420 円!! 尋常性乾癬(かんせん)の第一選択薬!他のステロイド治療薬との併用も可能!乾癬だけでなく魚鱗癬(ぎょりんせん)、掌蹠膿疱(しょうせきのうほう)など、他の皮膚病の治療にも使えます!

Daivonex Cream (Calcipotriol) - 50mcg/g (30g Tube)

■ 30gチューブ

価格:3420 円

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有効成分

カルシポトリオール(Calcipotriol)

 

製造国

デンマーク(ニュージーランド・オーストラリア市場向け)

 

製造元

Leo Laboratories Ltd.

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安です。
実際の使用においては、医師、或いは薬剤師の指示に基づいた適切な用法・用量を用いるようにしてください

1日2回、患部に薄く塗布します。維持療法の場合は使用回数を減らしても効用があります。
ただし使用量は1週間に100gを超えないようにしてください。

 

商品詳細

乾癬(かんせん)はケラチノイドという表皮の角質細胞の増殖と『皮膚の分化』と呼ばれる皮膚のターンオーバー障害を特徴とする炎症性角化症という皮膚病の一種です。日本での罹患率は人口のおよそ0.1%と言われており 年々増加傾向にありますが、比較的認識度の低い疾患に入ります。ウィルスや細菌、カビによるものではないため非感染性であり、命にかかわることもありません。しかし乾癬(かんせん)という名称から伝染病と思われたり、患部が他人の眼に触れることから自己イメージの低下や社会的孤立など日常生活における精神的、社会的ダメージが大きく、生活の質を著しく下げてしまうことが問題となっています。

人間の皮膚となる角質細胞は表皮の一番下の基定層で角化細胞として生成されます。角化細胞は徐々に上に押し上げられ、一番外側の角質層に達するとケラチノサイト(角質細胞)へと容態を変えて一定期間とどまった後、垢となって剥がれ落ちていきます。このサイクルが皮膚の分化、或いはターンオーバーと呼ばれる皮膚の入れ替わり周期で健常な皮膚では約4週間がワンサイクルとなっています。

尋常性乾癬とは赤くなって盛り上がった発疹に白いかさぶたのような垢がこびり付き、ぽろぽろと剥がれ落ちる疾患です。乾癬の赤く盛り上がった個所では、真皮の毛細血管が肥大して周辺細胞の炎症を引き起こすのと同時に角化細胞が通常の10倍もの速さで生成されるようになります。尋常を超えた速さで角化細胞が生成されるため、通常4週間ほどであるターンオ―バ期間がわずか3-4日と短縮され、増殖した角質細胞がどんどん蓄積されて患部に白いかさぶた状の皮疹となるのです。この疾患は眼球と唇を除いたどこにでも発症しますが、乾癬の広がりの程度や痒みの程度等の症状は人によって異なります。

乾癬の発症原因については不明ですが、遺伝的な要因やストレス、感染症、気候の変化、生活習慣などの内外的因子が関係し、発症及び悪化するのではと考えられています。発症原因が不明であり、また慢性的な出没を繰り返すという特徴があるため、治療は症状が良くなっている状態を長くすることが目的の対症療法が中心となります。

ドボネックスクリームは活性型ビタミンD3誘導体であるカルシポトリオールを有効成分とした尋常性乾癬治療用軟膏です。活性化ビタミンD3の中では一番効果があるとされており、特に軽症の乾癬に有効と言われています。

活性型ビタミンD3とは食物に含まれているビタミンDではなく、皮膚で紫外線照射によって合成されたビタミンD3や体内で吸収されたビタミンDが肝臓や腎臓の酵素の働きを受けて変化したホルモンの一種のことです。活性型ビタミンD3は皮膚の細胞質内に存在するビタミンD3受容体に結合し、乾癬の原因となっているケラチノサイトの増殖亢進や皮膚の分化障害といった現象を正常化する作用があり、それが乾癬の症状を緩和/消失させると考えられています。
元来活性型ビタミンD3はそのカルシウムの体内吸収促進機能や、血液中のカルシウム濃度の調整機能から、骨粗鬆症の治療などに使用されていました。しかし乾癬を患っていた骨粗鬆症患者が骨粗鬆症治療薬として活性型ビタミンD3薬 を服用したところ乾癬の皮膚症状が治ってしまったことから乾癬の治療薬としても研究が勧められ、今では乾癬治療の第一選択としてステロイド外用剤と共に広く使用されています。

 

他の商品との比較

有効成分であるカルシポトリオールは高濃度の割には副作用が少なく、乾癬治療のファーストチョイスとして広く用いられています。

カルシポトリオール以外の活性化ビタミンD3を有効成分とした乾癬治療外用薬にはボンアルファ(有効成分・タカルシロール)やオキサロール(有効成分・マキサカルシオール)があります。
ボンアルファ(佐藤製薬・帝人ファーマ)は有効成分濃度が比較的低いため、副作用が少なく、顔面への使用も可能です。他にもクリーム、ローションタイプがあるので部位によっての使い分けもできるようになっています。ボンアルファを改良し有効成分濃度を高くしたものがボンアルファハイとなります。
オキサロール(マルホ)は有効成分濃度がドボネックス軟膏よりやや低いとされていますが、顔面へ使用することができます。ローションタイプもあります。

海外で販売されている有効成分をカルシポトリオールとする商品にはCipotriol、Daivonex、Xamiolなどがあります。

 

特別な注意

以下に該当する人のドボネックスクリームの使用は禁忌とされています。
・カルシポトリオールを始めドボネックスクリームに含まれている成分に過敏症の人
・高カルシウム血症の人

皮膚炎を引き起こす可能性があるため、ドボネックスクリームを顔へ使用しないでください。

妊娠している人、妊娠を計画している人、及び授乳中の人における安全性は確立されていません。

子供における安全性は確立されていません。

たとえ同じような症状でもドボネックスクリームを他人と供用することはしないでください。

子供の手の届かない涼しいところで、直射日光を避けて保管してください。

使用期限の切れたもの、外装に損傷のあるものの使用はしないでください。

 

他の薬との併用

ビタミンDやアルファカルシドール、カルシトリオール、タカルシトールやマキサカルシトールなどのビタミンD誘導体との併用は相加作用によって高カルシウム血症が現れる恐れがあります。

免疫抑制剤のシクロスポリンとの併用においても相加作用による高カルシウム血症が現れる恐れがあります。

上記以外の薬剤においても併用するにあたっては事前に医師か薬剤師に相談し、安全性を確かめてから使用するようにしてください。

 

誤って大量に服用した場合

ただちに医師の診断を受けてください。
ドボネックスクリームの過剰な使用(1週間に100g以上)は血清カルシウム値を上昇させる恐れがありますが、使用を中断することによって通常に戻ります。

 

服用し忘れた場合

ドボネックスクリームの使用を忘れた時は、気がついた時に使用し、次回分からいつも通りに使用してください。
忘れたからといって2回分を一度に使用することはお避け下さい。

 

副作用

ドボネックスクリームの使用における副作用はたいては患部の一時的な痒みや痛みなどの不快感があります。また、極稀に顔の皮膚炎(顔に塗布した場合)がみられることがあります。

他に気になる症状が表れ、継続するような場合には医師に相談してください。

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。