ニューロンチン (ガバペンチン) 100mg

2680 円!! 従来よりも副作用が少なく、異なるアプローチで 「てんかん」の部分発作に有効な治療薬!他の抗てんかん剤と併用することで、さらなる効果が期待できます!鎮痛補助薬としても使用!

Neurontin (Gabapentin) - 100mg (100 Capsules)

■ 100カプセル

価格:2680 円

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有効成分

ガバペンチン(Gabapentin)

 

製造国

ドイツ

 

製造元

ファイザー株式会社 (Pfizer)

 

使用量

通常、成人は初日600mg、2日目1200mgをそれぞれ3回に分けて経口服用します。
3日目以降は、維持量として1200-1800mgを3回に分けて経口服用してください。症状により適宜増減しますが、1日の最高服用量は2400mgまでとします。

 

商品詳細

世界保健機構の定義によると、てんかんは「種々の成因によって起こる慢性の脳障害で、大脳ニューロンの過剰発射の結果起こる反復性発作(てんかん発作)を主な症状とし、これに種々の臨床症状および検査所見を伴うもの」とされています。

通常、ニューロン(大脳の神経細胞)は弱い電気信号で情報のやり取りをしていますが、何らかの原因により脳内の神経細胞が一斉に過剰興奮することでてんかんが発症します。
その発作症状は、体の一部がぴくぴくとけいれんする部分的なものから意識喪失を伴う全身けいれんといった大きなものまで、脳のどの部位で興奮が起こるかにより様々です。

難治例で脳外科手術が行なわれることを除けば、てんかん発作の治療には抗てんかん薬が使用されるのが一般的です。
主にフェニトイン、カルバマゼピン、バルプロ酸ナトリウムなど神経細胞膜やシナプス機能に直接作用し、神経細胞の過剰興奮を抑制する薬が使われます。
しかし最近では、これらの薬では発作を抑制しきれないケースが増え始め、その割合は全体の3割程度を占めるようになっていると言われています。
さらに副作用などの問題も加わり、新しい機序の治療薬の登場が待たれていました。
そこで新しく開発されたのが、ニューロンチン100mgの主要成分であるガバペンチンです。

人間の神経ネットワークには、脳の神経細胞であるニューロンを興奮させる興奮性シナプスと、その興奮を抑える抑制性シナプスのバランスが重要な影響を与えています。
神経細胞がやり取りする電気信号を「活動電位」と言いますが、興奮性シナプスはこの活動電位を発生させるための大切な物質のひとつです。
一方で抑制性シナプスは視覚発達の基礎過程や、またその受容体がてんかんをはじめとする脳神経疾患に深く関与するなどして、興奮性シナプス同様に重要な役割を果たしています。

ガバペンチンは、この抑制性シナプスであるGABA(γ-アミノ酪酸)の誘導体です。
その作用機序はまだ明らかになっていませんが、カルシウムの流入を抑制することで、グルタミン酸などの興奮性シナプスの遊離を抑制するという説もあります。
体内では代謝されず、また多くの受容体に対しても作用しないことから、既存のてんかん薬との併用において相互作用を起こしにくいとも言われています。
これらの理由により、ニューロンチン100mgは既存薬と同時に処方され、多方面からのアプローチによるてんかん治療に役立っています。

日本ではまだ認可されていませんが、ニューロンチン100mgに含まれる抗けいれん作用から、てんかん治療薬としてだけではなく鎮痛補助薬として、帯状疱疹後神経痛、糖尿病性ニューロパチー、副合成局所疼痛症候群、片頭痛、脊髄損傷などの神経因性疼痛に使用されるケースも増えてきています。

 

他の商品との比較

今までのてんかん治療には、神経細胞膜やシナプス機能に直接作用して神経細胞の過剰興奮を抑制する薬が使われていました。
しかし、ニューロンチン100mgの有効成分であるガバペンチンはこれらと異なる作用で興奮性神経系を抑制すると考えられ、二次性全般化発作を含む部分発作に効力を発揮します。
また難治性てんかんに対する安全性と有効性が確認されています。

なおニューロンチン100mgはてんかん治療薬の第一選択とはされず、従来の治療薬の併用薬として使用されます。

日本ではガバペン(ファイザー)、海外ではNeuro-GMの名前でも販売されています。

 

特別な注意

以下の場合、ニューロンチン100mgを絶対に服用しないでください。
・ニューロンチン100mgの成分に過敏症の既往歴のある人

以下の場合、ニューロンチン100mgを慎重に服用してください。
・腎機能障害のある人
・高齢者

ニューロンチン100mgは他の抗てんかん剤と併用して使用してください。

服用量の急激な減量や中止により、てんかん発作の増悪、てんかん重積状態が現われることがありますので、服用を中止する場合は最低1週間をかけて徐々に減量してください。

服用量の増加、長期服用などにより体重が増加することがあります。

眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがあるので、ニューロンチン100mg服用中は自動車の運転など、危険を伴う機械の操作に従事しないようにしてください。

弱視、視覚異常、霧視、複視などの眼障害が生じる可能性があります。

妊婦、産婦: 動物実験で胎児・出生児に骨化遅延、尿管拡張、腎孟拡張、着床後胚脂肪率の増加が報告されています。
授乳婦: 乳汁中にニューロンチン100mgの成分が移行することが報告されています。服用中は授乳を避けてください。
小児: 日本国内の臨床試験おいてデータがないため、低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全性は確立していません。

服用初期に眠気、ふらつきなどの症状が現われることがあります。

海外で実施された抗てんかん薬における臨床試験の結果、自殺念慮および自殺企図の発現のリスクが高まるとの結果が出ています。

 

他の薬との併用

ニューロンチン100mgと以下の薬剤を併用する場合、服用にご注意ください。
・制酸剤(水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム): ガバベンチンの最高血漿中濃度が17%および血漿中濃度-時間曲線下面(AUC)が20%低下したりすることがあります。制酸剤服用後2時間以上空けてからニューロンチン100mgを服用するのが望まししいとされています。
・モルヒネ: ガバベンチンの最高血漿中濃度が24%、濃度-時間曲線下面積が増加したとの報告があります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。次の服用時間が近い場合は、忘れた分は飛ばして次回分から服用してください。2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ニューロンチン100mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
眠気、浮動性めまい、頭痛、けいれん、てんかん増悪、失調、会話障害、感覚減退、記憶障害、ふるえ、体位性めまい、易刺激性、錯乱状態、神経過敏、不眠、不安、運動障害、幻覚、ミオクローヌス(不随意運動)、複視、眼振、眼の異常感、霧視、弱視、視覚異常、脱毛、発疹、湿疹、じんましん、かゆみ、多形紅斑、悪心、嘔吐、上腹部痛、食欲減退、食欲不振、便秘、消化不良、下痢、流涎(よだれ)過多、白血球数減少、白血球数増加、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、好中球数減少、好塩基球数増加、単球数増加、好酸球数増加、血小板数減少、尿失禁、尿たんぱく増加、勃起機能不全、AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加、Al-P増加、γ-GTP増加、倦怠感、CK(CPK)増加、サイロキシン減少、抗核因子陽性、関節痛、胸痛、発熱、無気力症、顔面むくみ、回転性めまい、呼吸困難、背部痛、体重増加、鼻炎、動悸、耳鳴、異常歩行、LDH増加、尿酸減少、血糖増加、血糖減少、血管浮腫、むくみ、すい炎

極稀に起こる重篤な副作
急性腎不全、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、肝炎、肝機能障害、黄だん

 

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なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。