パラマックス(パラセタモール/メトクロプラミド)500mg/5mg

980 円!! 【次回入荷未定】
片頭痛の治療薬!有効成分のひとつパラセタモール(アセトアミノフェン)の優れた鎮痛作用でつらい頭痛発作の症状を緩和!制吐剤を配合することによって頭痛発作時の吐き気も抑えられます!

Paramax (Paracetamol/Metoclopramide) - 500mg/5mg (60 Tablets)

■ 60錠

価格:980 円

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有効成分

パラセタモール/パラセタモル(アセトアミノフェン)(Paracetamol (Acetaminophen))

塩酸メトクロプラミド(Metoclopramide Hydrochloride)

 

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製造国

ニュージーランド・オーストラリア市場向け

 

製造元

GlaxoSmithKline

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安です。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

通常、成人は片頭痛の前兆が現れた時点で2錠を服用します。
効果が現れないようであれば少なくとも4時間以上の間隔をおいて服用を続けますが、1日の服用量が6錠を超えることがないようにしてください。

15-20歳以上の青年は、片頭痛の前兆が現れた時点で1-2錠を服用します。
効果が現れないようであれば少なくとも4時間以上の間隔をおいて服用を続けますが、1日の服用量が5錠を超えることがないようにしてください。

12-14歳児は、片頭痛の前兆が現れた時点で1錠を服用します。
効果が現れないようであれば少なくとも4時間以上の間隔をおいて服用を続けますが、1日の服用量が3錠を超えることがないようにしてください。

 

商品詳細

パラマックスは、鎮痛剤のパラセタモールと鎮吐剤の塩酸メトクロプラミドの2つを有効成分とする薬で主に片頭痛の頭痛発作予防に用いられています。

一般に頭痛と呼ばれる症状は、風邪や二日酔いといった日常の生体反応によるもの、脳腫瘍、脳膜炎、くも膜下出血といったような脳の病気を原因とするもの、そしてはっきりした原因や異常がないにもかかわらず痛みを繰り返す慢性頭痛の3種類に大きく分類されています。
日本人の約8%に見られるとされる片頭痛とは、主に頭の片側に一定の期間をおいて発作的な頭痛発作が繰り返し引き起こされるもので、種類としては慢性頭痛に属します。特に思春期から30代といった若い年代での発症率が高く、男女間では女性の有病率が男性の4倍にも上るとされています。
その発症頻度や症状は人によってさまざまであるとされていますが、一般的には頭の片側に脈打つような「ずきずき」、「がんがん」とした鋭い痛みが数日から数週間の間隔で発生し、数時間から数日継続するという症状がみられます。また多くの場合、頭痛発作の30分から数時間前にかけて閃光暗点と呼ばれる目の前がチカチカと光が見えたり、星が見えたりする前兆症状が表れるほか、頭痛発作時に体を動かすと痛みが悪化することもあります。加えて頭痛発作時に吐き気、嘔吐、下痢を伴ったり、光や音、臭いに過敏になる事も多く、ひどい場合には寝込んでしまうなど日常生活に支障をきたすことも少なくないとされています。
その病名から頭の片側のみに発症する頭痛であるという印象を持たれがちですが、人によっては頭の片側のみではなく、両側や左右交互に症状が現れることもあるとされています。

片頭痛の原因は明確には解明されていません。しかし脳の大きな血管の周囲に存在している三叉神経という脳神経が何らかの誘因によって刺激を受け、血管拡張作用を持つ物質などを放出して血管周囲に炎症を引き起こすことによって発症するという「三叉神経血管説」が現在最も有力視されています。
また、片頭痛持ちの人の多くにおいてストレス、緊張、睡眠不足や睡眠過多、過労、空腹、食品やアルコールなど特定の環境において頭痛発作が起こりやすいことが認識されているため、日常生活においてこれらの誘発因子とされているものを極力避けるようにすることが大切と考えられています。

片頭痛の治療薬には頭痛発作の前兆が見られた時に使用され、発作の発現を抑制する予防薬と頭痛そのものの症状を緩和する治療薬とがあります。
パラマックスは頭痛発作前兆時に使用される予防薬に属します。有効成分のひとつであるパラセタモールはアセトアミノフェンの別名で、アスピリンと並び古くから使用されてきている解熱鎮痛剤です。アスピリン同等の鎮痛解熱作用が認められるにもかかわらず、適量の使用においては副作用や使用における弊害がほとんど見られないことから、小児から高齢者までの幅広い年齢層に安全に使用することができるという特性を持っています。

優れた鎮痛作用を誇るパラセタモール(アセトアミノフェン)ですが、それがどういった作用によってもたらされるのかは現在でも解明されていません。基本的には組織がなんらかの物理的刺激を受けた際に産生される痛みの原因物質、プロスタグランジンの脳、或いは脊髄における産生を抑える作用によるものと考えられています。
このプロスタグランジン産生の抑制によってもたらされる鎮痛作用は、アスピリンをはじめとした非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)と同じものですが、パラセタモール(アセトアミノフェン)はほかのNSAIDsに見られるようなプロスタグランジン産生の合成酵素であるシクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)、シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)の阻害作用が全く認められないという特徴があります。
この特徴ゆえに、多くの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)につきもののシクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)阻害作用による胃腸障害といった副作用が全く見られないのがパラセタモール(アセトアミノフェン)の利点となっていますが、その一方でその鎮痛作用がどのようにして発揮されるのかを謎としてきました。
しかし最近の研究では、パラセタモール(アセトアミノフェン)が脳や脊髄に多く存在している未知のシクロオキシゲナーゼ-3(COX-3)の作用を阻害し、プロスタグランジンの産生を抑制することによってその痛みを増強する作用を軽減することによって鎮痛作用を発揮するのではないかと考えられています。

制吐剤である塩酸メトクロプラミドは嘔吐を誘発する脳の化学受容器引き金帯の作用を阻害することによって吐き気や嘔吐を抑制し、片頭痛の頭痛発作時にしばしば伴う吐き気や嘔吐といった症状を緩和します。
また、胃の動きをコントロールするアセチルコリンと呼ばれる物質の働きを増強し、胃の入り口である噴門を閉じ、出口である幽門を弛緩させるとともに、胃の蠕動運動を促進して胃内容物を腸に送り出す働きをします。
この作用により嘔吐を妨げるのと同時に、服用されたパラセタモール(アセトアミノフェン)の以内通過時間を短縮することによってその体内吸収を促進し、パラセタモール(アセトアミノフェン)の鎮痛効果を素早く発現させる効果を発揮します。

 

他の商品との比較

制吐剤の塩酸メトクロプラミドを配合することによって吐き気を緩和することによって、経口鎮痛剤の効果減少防ぐ作用により、頭痛発作時の痛み緩和とそれに付随する症状を軽減します。

アスピリンに匹敵する鎮痛作用が見られるうえ、アスピリンのような胃腸障害がみられません。

パラセタモール(アセトアミノフェン)と塩酸メトクロプラミドの併用は、現在片頭痛第一選択薬とされているトリプタン系薬剤のスマトリプタンにおける2時間疼痛緩和作用、光・音過敏作用の軽減と同等の短期有効性が認められています。

現在日本におけるパラセタモール(アセトアミノフェン)と塩酸メトクロプラミドの2成分を配合した薬剤は販売されていませんが、海外ではParamax、Migraeflux、Meteclomax、Anagraineといったブランド名で取り扱われています。

単剤としてはパラセタモール(アセトアミノフェン)を有効成分とするものにはタイレノール錠(ジョンソン・エンド・ジョンソン)を始めとして、アルピニー坐薬(三和化学研究所・久光薬品)、カロナール坐薬・カロナール坐薬小児用・カロナール原末、カロナール細粒、カロナール錠(昭和薬品化工)、ピリナジン末、アセトアミノフェン坐薬小児用、アニルーメ錠、アニルーメ細粒、アニルーメ坐薬小児用、アニルーメ坐薬S(長生堂製薬)、アセトアミノフェン<ハチ>(健栄製薬)、アセトアミノフェン原末(丸石製薬)、アセトアミノフェン(ピレチノール)(岩城製薬)、アンビバ坐薬小児用(アボット)、ぺレックス顆粒、ぺレックス1/6顆粒(大鵬薬品工業)、アフロギス坐薬(日新製薬)、コカール小児用ドライシロップ、コカールドライシロップ、(三和化学研究所)、カルジール細粒、カルジール錠、サラザック顆粒(大洋薬品工業)、サルツー細粒、サルツーシロップ小児用、サルツードライシロップ小児用、サルツー錠(東和薬品工業)、パラセタ坐剤(シオエ製薬)、アセトアミノフェン錠、アセトアミノフェン細粒(辰巳化学)があります。

パラセタモール(アセトアミノフェン)と他成分の配合薬としてはトラムセット配合錠(ヤンセンファーマ)、マリキナ配合顆粒(鶴原製薬)、トーワチーム配合顆粒(東和薬品)、サラザック配合顆粒(大洋薬品工業)、幼児用PL配合顆粒、SG配合顆粒、PL配合顆粒(塩野義製薬、ピーエイ配合錠(田辺三菱製薬・金星薬品工業・沢井製薬)、ピーエイ錠(金星薬品工業・ニプロファーマ・沢井製薬)があり、市販薬としてアセトアミノフェンを含むものにはセデスV、パイロンMX、パイロンハイ(塩野義製薬)、リココデSP錠、リココデ顆粒、リココデ・ゴールド、ベナール顆粒、小児用ベナール液、アルドミン錠、セピーゴールド顆粒、セピーゴールドカプセル(ゼネル薬品工業)、ストナデイタイムカプセル、ストナジェルカプセル、ストナジェルサイナスS、ストナプラス2、新リングル(佐藤製薬)、小児用一風飲「コタロー」(小太郎漢方製薬)、プレコールエール顆粒、プレコール持続性ファミリー錠、新ルルゴールド、新ルルゴールド顆粒、新ルルゴールドカプレット、新ルルゴールド細粒(第一三共ヘルスケア)、チンツーミン錠・チンツーミン顆粒、新ポパドン錠、新ポパドン顆粒、新レスラック錠、新レスラック顆粒(米田製薬)、ペレタック顆粒(大鵬薬品工業)、かぜの宝カプセル(三丸製薬)、バファリンプラス、バファルンナ、小児用バファリチュアブル、エキセドリンカプセル、エキセドリンカプセルA錠、バファリンプラスカプセル、小児用バファリンCII、キッズバファリンシロップS(ライオン)、ユニー、新ヒストミンカプセル、ヒストミン「顆粒」(小林薬品工業)、新ユアEXゴールド、新ユアEX(ロート製薬)、救心のかぜ薬赤箱、球心のかぜ薬白箱(球心製薬)、ベンザブロックS、グレラン・ビット、グレランエース、ベンザエースA錠、ベンザエースA、ベンザプロックS錠(武田薬品工業)、アスゲン新感冒錠、新パトシック錠(日邦薬品工業)、パブロン50、大正トンプク、ナロン顆粒、ナロン錠(大正製薬)、新コルゲンコーワかぜ錠、新コルゲンコーワかぜカプセル(興和)、ノスポールGO(協和薬品工業)、イソピロ錠、サブロン顆粒(日本薬品)、カイゲン感冒カプセル「プラス」、カイゲン感冒カプセルDX、カイゲン感冒カプセルP、カイゲンエース(カイゲン)、ラコニール顆粒(松本製薬工業)、ノーシンホワイト<細粒>、ノーシンホワイト錠、小中学生用ノーシンピュア(アラスク)、ピンヘット(千金丹ケアーズ)、ペインサール(日新製薬)、ジキニンC、新ジキニン顆粒(全薬工業)、フィリス糖衣錠(麻耶堂製薬)、ソボンゴールド(滋賀県製薬)、ネオアムノール散(三和化学研究所)、新コンタックかぜ配合(グラクソ・スミスクライン)、ウィーブエース錠、ウィーブゴールド錠(アサヒフードアンドヘルス)、こどもアナクールシロップ(日水製薬)があります。

塩酸メトクロプラミドを有効成分とするものには、プリンぺラン錠、プリンペラン細粒、プリンペランシロップ(アステラス製薬)、テルペラン錠(あすか製薬)、ペラプリン錠、ペラプリン細粒、ペラプリンシロップ(大洋薬品工業)、アノレキシノン錠(東和薬品工業)、エリーテン錠(日本化薬)があります。

 

特別な注意

以下に該当する場合、パラマックスの使用は禁忌とされています。
・パラマックスの成分に過敏症の人
・胃、腸などの消化管閉塞のある人
・塩酸メトクロプラミドや抗精神薬の服用によって舌、口、あご、腕、脚などに制御できない動き(錐体外路症状)があらわれた人
・褐色細胞腫のある人
・レボドパを服用している人
・12歳未満の小児

以下に該当する場合のパラマックスの使用は慎重におこなうようにしてください。
・重篤な腎機能障害のある人
・アルコール性肝硬変を含む重篤な肝機能障害のある人
・65歳以上の高齢者
・20歳未満の人
・便秘

パラマックスの使用中に嘔吐が継続するような場合は、他の疾患の有無の確認をする必要があります。

パラマックスの服用によって眠気が引き起こされる可能性があります。パラマックスを服用中の車の運転や機械の操作などは極力避けるようにしてください。尚、パラマックスを服用中のアルコールの摂取は眠気が増強する作用があります。

妊娠中・授乳中の女性における使用は、医師によって使用による利益が危険性を上回ると判断された場合のみ、使用するようにしてください。

他の疾患などで医療機関に罹る場合には、医師にパラマックスを使用していることを伝えてください。

処方された用途以外での使用はせず、また他人との共用もお避けください。

子供の手の届かない、乾燥した涼しいところで直射日光から避けて保管してください。

使用期限を超過したもの、及び外装の損傷が認められる場合には使用をお避けください。

 

他の薬との併用

パラマックスと以下の薬剤との併用は禁忌とされています。
・パラセタモール(アセトアミノフェン)を含む他の薬剤
・レボドパ(パーキンソン病治療薬)

パラマックスとジゴキシン(ディゴキシン)の併用によって、ジゴキシン(ディゴキシン)の効果が減弱させられる可能性があるため、医師によるジゴキシン(ディゴキシン)の服用量の調整が必要になる場合があります。

胃運動促進薬のドンペリドンはパラマックスの作用を増強させることがあります。

パラマックスと以下の薬剤の併用の相互作用によって、パラマックスの作用が減弱させられる可能性があります。
・経口避妊薬
・コレスチラミン(抗脂血症治療薬)
・メベベリン、ヒヨスチンなど(過敏性腸症候群の治療に用いられる抗コリン薬)
・オキシブチン、プロベリン、トルテロジンなど(過敏性膀胱治療薬)
・コディン、ジヒドロコディン、デキストロプロポキシフェンなど(鎮痛剤)
・鎮静作用のある抗ヒスタミン薬(クロルフェミナン、ヒドロキシジン)
・睡眠補助薬(ゾピクロン)

また以下の薬剤とパラマックスの併用には注意が必要とされています。
・抗精神薬
・催眠薬、抗不安薬
・睡眠補助に用いられる薬剤(鎮静薬、バルビツール系催眠薬など)
・抗うつ薬(ミルタザピン、トラザロンなど)
・クロラムフェニコール(抗生物質)
・ワーファリン/ワルファリンなど(抗凝固薬)
・シクロスポリン(免疫抑制薬)
・クロニジン(高血圧治療薬)
・コディン、ジヒドロコディン、デキストロプロポキシフェンなど(鎮痛剤)
・クロルフェナミン、プロメタジン(抗ヒスタミン薬)

上記以外にも他薬と併用する場合には、処方薬、市販薬に限らず事前に医師や薬剤師に相談し、併用による安全性を確認してから服用するようにしてください。

 

誤って大量に服用した場合

ただちに医師の処置を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気がついた時点ですぐに服用してください。
ただし、次の服用時間が近い場合は、忘れた分を飛ばして次の服用時間から服用してください。
忘れたからと言って、一度に2回分を服用することはしないでください。

 

副作用

パラマックスの副作用には以下に挙げる症状があります。
これらの症状や、他に気になる症状が発現、継続する場合には速やかに医師に相談して下さい。

主な副作用
発疹、疲労感、眠気、不安や落ち着きのなさ、興奮といった精神症状、無月経、女性化乳房(男性)、乳汁漏出症、下痢、低血圧によるめまい、ふらつき、失神など

極稀に起こる重篤な副作用
深刻な過敏症症状(呼吸困難、胸の圧迫感、発疹、意識不明など)、メトヘモグロビン血症(呼吸困難、皮膚が青白くなる、頭痛、疲労感、めまい、意識不明など)、悪性症候群(顔面蒼白、多汗、高熱、頻脈、筋硬直、過呼吸、混乱、ねむけ、いらつきなど)、息切れ、徐脈、胸痛、けいれん、舌、口、顎、腕、脚などの筋肉の動きが制御できない状態、或いは痙攣した状態による顔、舌、眼、首の異常な動き、言語障害、不自然な姿勢、意識がもうろうとする、混乱、幻覚、筋硬直、振るえ、動きにくさ、血小板減少、無顆粒球症、うつ症状など

 

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2008-07-12
しゃっくり-その原因、症状、治療(ArticlesBase.comより) - しゃっくり(hiccup、通常「ヒカップ」と発音され、hiccoughという古風だが今は使われていないスペルもある)とは、毎分数回繰り返される横隔膜のけいれん性の収縮。ヒトにおいては、空気が肺に突然入り込むことで、喉頭蓋が閉じ、「ヒック」という音を立てるもの。医学においては、同時性横隔膜粗動(SDF)または吃逆として知られている。 しゃっくりの原因: しゃっくりは自然に発生するものが多いが、特定の出来事によって生じるものとしても知られている。例えば.... 続きを読む


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