パントプラゾール(パントプラゾール)20mg

1160 円!! 強力な胃酸分泌抑制作用と粘膜保護作用を持つプロトンポンプ阻害剤!逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの治療のほか、抗生物質との併用によるピロリ菌抑制効果もあり!

Pantoprazole (Pantoprazole Sodium Sesquihydrate) - 20mg (28 Tablets)

■ 28錠

価格:1160 円

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有効成分

パントプラゾール(Pantoprazole Sodium Sesquihydrate)

 

製造国

インド

 

製造元

Dr. Reddy's

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、1日1錠を経口服用します。
十二指腸潰瘍の治療でほかの抗生物質と併用する場合は、1回40mgを朝と夕食前に7日間服用します。

 

商品詳細

パントプラゾール20mgは、胃酸の生産を抑制する働きを持つプロトンポンプ阻害剤で、逆流性食道炎、食道逆流疾患、消化不良をはじめ、十二指腸潰瘍、胃潰瘍や、NSAID(非ステロイド抗炎症薬)からの胃や十二指腸の保護、ゾリンジャー・エリソン症候群(十二指腸、すい臓、胆管にできた悪性腫瘍による過剰なガストリン分泌)の治療などにも使用されるほか、抗生物質と併用することでヘリコバクター・ピロリ菌の除菌補助にも使われる薬です。

胃液は、食べ物を消化するほか、感染症の原因となる細菌やウイルスを殺したり、一部の有害物質を分解するなどの生体防御システムとしての役割も持つ強酸性の体液で、特に空腹時では、金属をも溶かすほど非常に高い酸性になると言われています。主に胃酸、ペプシノーゲン、粘液の3つの成分から成り立ち、1回の食事で約0.5リットル、1日平均で2リットルが胃壁の粘膜にある胃腺から分泌されます。
胃が健康な状態では、粘液が胃粘膜の表面に粘液層という保護膜をつくり、ここからアルカリ成分を分泌して胃酸の塩酸を中和させるため、胃粘膜が傷つくことはありません。ところがストレスやアルコール、不規則な食生活、病気などが原因でこのバランスが崩れると、それにより損傷した胃粘膜に胃液が入り込んで胃痛や胃潰瘍などを引き起こします。
またピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)と呼ばれる細菌が粘液層の中で繁殖して粘液層を破壊し、胃の表面に炎症を起こすことも胃痛の原因のひとつとして考えられています。
このほか、胃の働きの低下をはじめ、消化の悪い食べ物、胃に負担をかける食べ方などにより、胃の中にいつまでも食べ物が溜まった状態となり、食欲不振や膨満感を感じる胃もたれや、飲食後に食道のチリチリ感、胃の内容物の逆流感、胸に鈍い痛みを感じるなどの症状が現れる胸やけなどの胃腸障害も起こることがあります。

胃酸は、胃壁細胞からプロトンと呼ばれる水素イオンをポンプのように胃の中に汲み出し、胃腔内の塩素イオンと結合させることで胃液が酸性に変わり、生成されますが、この働きに関与しているのがプロトンポンプと言う酵素です。胃液中の水素イオンの濃度が高ければ高いほど胃液の酸性度は高くなり、pHが低くなります。

パントプラゾール20mgはこの過程を阻害し、胃酸分泌を減少させるプロトンポンプ阻害剤です。プロトンポンプ阻害剤は、プロトンポンプ酵素に結びつくことでその働きを不活性化させて水素イオンの生成を減少させ、その結果として胃壁から送り出される水素イオンの量が減るために胃酸の生成が抑制されます。
特にパントプラゾール20mgの有効成分であるパントプラゾールは、潰瘍の治癒に対してもすぐれた効果を発揮し、服用後に消化性潰瘍の痛みを和らげるだけでなく、胃の中のpHも改善することが実証されています。さらにパントプラゾールの働きにより胃内のpHが上昇し、胃粘液層に棲息するヘリコバクター・ピロリが定常期から増殖期に移行するため、細菌感染治療に使用される抗生物質であるアモキシシリンに対する感受性が亢進するほか、クラリスロマイシンの活性とそれに伴う胃粘膜層濃度の上昇が起こります。 そのためパントプラゾール20mgは胃腸障害の治療以外にも、アモキシシリン水和物およびクラリスロマイシンを用いたヘリコバクター・ピロリ除菌の補助薬として使用されることもあります。

 

他の商品との比較

強力に胃酸の分泌を抑えるプロトンポンプ阻害剤です。

難治性の潰瘍にもすぐれた効果を発揮します。

ピロリ菌の除菌に使用されることもあります。

パントプラゾールを有効成分とした薬剤は日本では発売されていませんが、海外ではAstropan、Pantoloc、Pantor、Pantozol、Protium、Protonixなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、パントプラゾール20mgを絶対に服用しないでください。
・パントプラゾール20mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人

【服用上の注意】
・肝機能障害のある人: 重篤な肝機能障害のある人は、定期的に検査を受けてください。また肝酵素を上昇させる治療を受けている人は、中断してください。
・NSAID(非ステロイド抗炎症薬)との併用: 消化管の合併症のリスクが上昇することがあります。
・警告症状(不測の著しい体重減少、再発性嘔吐、嚥下困難、吐血、貧血、下血)のある人: 警告症状や胃潰瘍の症状の診断を遅らせることがあります。
・アタザナビルを服用中の人
・ビタミンB12: ビタミンB 12 の吸収を減少させるおそれがあります。
・特にパントプラゾールによる治療が1年以上続ける場合は、定期的な観察の下で使用してください。
・ほかのプロトンポンプ阻害剤同様、パントプラゾールは上部消化管に普通に存在するバクテリアの数を増やすと考えられるため、サルモネラやカンピロバクターによる胃腸感染症のリスクがわずかに上昇するおそれがあります。
・パントプラゾール20mgの服用によりめまいや視覚障害を引き起こすことがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械操作に従事する場合は充分注意してください。
・妊娠中の服用に関する安全性は確立していません。
・授乳中の人は、授乳中は服用を中止してください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とパントプラゾール20mgは、絶対に併用しないでください。
・HIV治療薬: アタザナビル

以下の薬剤とパントプラゾール20mgを併用する場合、注意してください。
・一部のアゾール系抗真菌薬: ケトコナゾール、イトラコナゾール、ポサコナゾールなど
・エロチニブ
・クマリン系抗凝固薬: フェンプロクモン、ワルファリン
・アンチピリン
・ジアゼパム
・ジゴキシン
・ニフェジピン
・ワルファリン
・テオフィリン
・クラリスロマイシン
・フェニトイン
・タクロリムス
・ジクロフェナク
・カフェイン
・経口避妊薬
・制酸薬(アルミニウム、マグネシウムなど)

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

パントプラゾール20mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
発疹、皮膚そう痒、頭痛、下痢、便秘、ガス、胃痛、めまい、刺痛、疲労感、発汗、かすみ目、口渇、四肢のむくみ、易出血、鼻出血

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。