フィコンパ 4mg (ペランパネル) - 4mg

15680 円!! フィコンパ4mgは、主成分としてペランパネル水和物を含んだ医薬品です。他の抗てんかん薬で十分な効果が出なかったてんかん患者のうち、部分発作や強直間代発作の治療に用いられます。単体では使わず、他の治療薬と併用して使うことが特徴です。

Fycompa 4mg (Perampanel) - 4mg (2 x 14 Tablets)

■ 2 x 14 錠

価格:15680 円


数 量 :   


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有効成分

ペランパネル(Perampanel)

 

製造国

イギリス

 

製造元

Eisai Manufacturing Limited

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。

実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。


12歳以上の小児または成人が使用する場合は、ペランパネルとして1日1回2mgを就寝前に服用します。その後、1週間以上かけて2mgずつ服用量を増加させます。たとえば1週間2mgをしたら、次の1週間は4mg、さらに次の1週間は6mgという具合です。


フィコンパ4mgの代謝を促進する他の抗てんかん薬を使用しない場合の維持量は1日1回8mg、代謝を促進する抗てんかん薬を併用する場合は1日1回8~12mgを維持量とします。1週間以上の間隔をあければ2mgずつ増減できますが、1日の最高量は12mgです。


 

商品詳細

てんかんとは大脳の神経細胞が発する電気信号が乱れることによって発作が起こる疾患です。けいれんのような症状が出たり、意識が消失したりなどさまざまな症状が起こります。現れる症状によって発作の種類がいくつかわかれているのが特徴です。発作には大きく部分発作と全般発作にわけられます。


〈部分発作〉


・単純部分発作
発作が始まってから終わるまで意識は保たれた状態であるため、てんかん発作が起きても患者はしっかりと症状を覚えています。手足や顔が突っ張ったり、ねじれたり、けいれんを起こしたりすることが特徴です。また手足のしびれや吐き気が起こるケースもあります。


・複雑部分発作
大人でもっともよく見られる発作です。意識がなくなり、手足を動かしたり口をもぐもぐと動かしたりなどの行動が見られます。発作中は意識がないため周りの呼びかけには反応しません。


・二次性全般化発作
単純部分発作や複雑部分発作を起こした後に全身のけいれんが起こり、意識を失います。


〈全般発作〉


・強直間代発作
意識を失い、手足のつっぱりが起きた後に全身のけいれんが起こります。口から泡を吹いたり尿失禁が見られたりすることもあるものです。発作が起きた後の患者は意識がもうろうとしていることもあります。


・欠神発作
突然今までしていた動きを止めてボーッとし始める発作です。発作中は呼びかけに応答しません。子供で多く見られます。発作が起こる時間は2分の1秒以下と言われているため、とても短いことが特徴です。


・ミオクロニー発作
一瞬だけ手足や体、顔がビクッとなる発作です。


このうちフィコンパ4mgは、他の抗てんかん薬を服用しても効果が十分に出なかった部分発作と強直間代発作に対して使用できます。フィコンパ4mg単剤で治療を進めることはなく、必ず他の医薬品と併用しなければ服用できません。


フィコンパ4mgは数ある抗てんかん薬のうち、新世代薬として知られています。従来から使用されているカルバマゼピンやフェノバルビタール、バルプロ酸などは従来薬、フィコンパ4mgの主成分であるペランパネルやトピラマートは新世代薬です。


抗てんかん薬は種類によって電位作動性Na+チャネルを抑制したり、Ca+チャネルを抑制したりなどさまざまな働きを持ちます。フィコンパ4mgは、AMPA型グルタミン酸受容体に拮抗することでてんかん発作を抑えていくことが特徴です。AMPA型グルタミン酸受容体はてんかんを起こす電気信号を発生させたり、シナプスを介して伝達したりなどの働きを持ちます。そのためAMPA型グルタミン酸受容体に拮抗することで、発作を抑えることができるのです。


従来の抗てんかん薬は神経の興奮を高めるもの、もしくは神経の働きを抑える機構を強めるものが主流でした。AMPA型グルタミン酸受容体に拮抗する医薬品は他にないため、フィコンパ4mg以外の治療薬で症状がうまく抑えられなかった発作に適しています。


 

他の商品との比較

フィコンパ4mgは、従来のバルプロ酸やフェノバルビタールとは違った作用機序を持つ医薬品であるため、これまで症状がおさまらなかったてんかん発作にも使用できます。


 

特別な注意


【禁忌】
・フィコンパ4mgの主成分であるペランパネルに対して過敏症の既往歴がある方は服用できません。


・重度の肝障害がある方が使用すると、血中濃度が上昇し副作用のリスクが上がるため使用できません。


【慎重服用】
・軽度、もしくは中等度の肝機能障害がある方は慎重に服用してください。フィコンパ4mgの血中濃度が通常よりも上昇して、副作用が発生する恐れがあります。


・重度の腎機能障害がある方、また末期腎障害患者のうち透析中の方は慎重な服用が必要です。フィコンパ4mgを重度の腎機能障害または透析中の末期腎障害患者に使用したデータがないため、安全性がまだわかっていません。


・高齢者の方はフィコンパ4mgを服用することで、運動失調や平衡障害、筋弛緩などの副作用が起こる可能性があります。副作用により転倒につながるリスクがありますので、慎重に服用してください。


【高齢者】
高齢者は生理機能が低下していることが多いため、フィコンパ4mgの代謝に影響が出る恐れがあります。また高齢者がフィコンパ4mgを服用すると、転倒のリスクがあることも知られていることから、注意して服用する必要があります。


【妊婦・授乳婦など】
妊娠中の方、妊娠の可能性がある方は、フィコンパ4mgを服用するメリットがデメリットを上回る場合にのみ服用してください。臨床試験において安全性がまだ確立されていないため、治療上の有益性を考慮した上での使用が必要です。


またフィコンパ4mgを服用している間は授乳できません。フィコンパ4mgが乳汁中へ移行することがわかっていますので、服用中は必ず授乳を中止してください。


【小児】
2歳以上から12歳未満の小児が使用することに関して、安全性は確立されていません。また低出生体重児や新生児、乳児が使用することについても、安全性が確立されていない状態です。12歳以上の小児においては、攻撃性や易刺激性などが発現しやすくなりますので、十分な観察が必要となります。


 

他の薬との併用

【併用注意】
・カルバマゼピンやフェニトインと併用すると、フィコンパ4mgの血中濃度が低下します。そのためフィコンパ4mgの量を調節して使用しなければなりません。


・リファンピシンやフェノバルビタール、セイヨウオトギリソウなどCYP3A誘導作用を持つ医薬品と併用すると、フィコンパ4mgの血中濃度が低下する可能性があります。


・イトラコナゾールと併用すると、フィコンパ4mgの血中濃度が上昇する可能性があります。


・経口避妊薬(レボノルゲストレル)と併用すると、併用薬の血中濃度が上昇する可能性があります。


・フィコンパ4mgを服用中にアルコールを飲用すると、精神運動機能の低下が増強される可能性があります。


 

誤って大量に服用した場合

薬物での対処はできません。そのため気道の確保や換気、バイタルサインのチェックなどが必要とされますので、速やかに医療機関を受診してください。


 

服用し忘れた場合

 

副作用

【重大な副作用】
易刺激性、攻撃性、不安や怒りなどの精神運動


【その他の副作用】
浮動性めまい、傾眠、頭痛、運動失調、平衡障害、構語障害、自殺念慮、悪心、嘔吐、霧視、複視、疲労、体重増加、回転性めまい、歩行障害、食欲減退、無力症、食欲亢進など


 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。