フェロガード 10 (フェロジピン) 10mg

460 円!! 強力な降圧作用のカルシウム拮抗薬!カルシウムによる血管平滑筋の収縮を阻害することによって血圧降下作用を発揮!心筋保護作用によって狭心症の発症も抑制!

Felogard 10 (Felodipine BP) - 10mg (10 Tablets)

■ 10錠

価格:460 円

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有効成分

フェロジピン(Felodipine)

 

製造国

インド

 

製造元

Cipla

 

使用量

成人1日1回5mgの服用から開始するのが理想的とされていますが、服用量に関しては専門医の指示に従い適切な量を服用するようにしてください。
効果により1日1回2.5mgまで減量、または10mgまで増量できますが、増減の際は2週間以上の間隔を空けてゆっくりと行なってください。

理想的服用量は、成人1日1回2.5-10mgです。

またグレープフルーツジュースと同時に服用すると成分の血中濃度が高くなるとされているため、フェロガード10mg服用中のグレープフルーツ(果肉を含む)の摂取は避けてください。

 

商品詳細

フェロガード10mgはジヒドロピリジン系のカルシウム(チャンネル)拮抗剤で、特に軽症-中等症、および重症高血圧症に対して優れた降圧効果を示します。

現代病のひとつでもある高血圧は心臓が血液を体内に送る出す時に血管および心臓にかかる圧力のことで、収縮期血圧(最高血圧)が140mmHg、拡張期血圧(最低血圧)が90mmHgよりも高い状態のことを指します。

その症状は頭痛、めまい、肩こり、むくみ、動悸などがありますが、これらの症状は高血圧以外でも発生するために高血圧は発見しにくい病気のひとつでもあります。
また高血圧は動脈硬化と深く結びついているため、放っておくと心肥大、心不全、心筋梗塞、狭心症、くも膜下出血といった合併症を招く原因にもなりかねません。

高血圧には腎臓疾患やホルモン分泌異常など明確な原因によって引き起こされる二次性高血圧と明らかな発症原因が不明である本態性高血圧とに分類され、高血圧患者の約9割が本態性高血圧であるといわれています。

本態性高血圧の発症因子として、ストレスや塩分の摂り過ぎ、運動不足、肥満などといった生活習慣や遺伝的な体質があげられています。
例えば塩分を摂取しすぎると、血液中の塩分濃度が上がり細胞組織の活動が低下するため、それを防ごうとして腎臓が水分を血液中に送り出します。すると血液の量が増え、血圧が上昇します。
また遺伝による原因については、両親が高血圧の場合、その素因を子どもが持つ確率は2分の1、どちらかの親が高血圧の場合は3分の1、両親とも高血圧でない場合は20分の1という調査結果があります。

フェロガード10mgの有効成分であるフェロピジンは細胞膜にある電位依存性のカルシウムチャンネルと呼ばれるカルシウムイオンの通り道に結合してチャンネルを開かなくし、筋肉の収縮を引き起こすカルシウムイオンが血管の平滑筋に入り込むことを阻害します。
この作用により血管平滑筋が弛緩し血管が拡張するため降圧作用がもたらされるといわれています。
また、フェロピジンは末梢血管の拡張作用に優れていることから末梢血管抵抗の減少による拡張期血圧(最低血圧)の降下作用に特に効果的とされています。
さらに心臓の細かい冠動脈の拡張作用によって心筋への酸素供給が促進され、また血液を送り出す際の心筋の負担を軽減することから狭心症を予防する作用もあるとされています。

 

他の商品との比較

フェロガード10mgの主成分であるフェロジピンはジヒドロピリジン系に属するカルシウム拮抗剤です。
ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤は血管拡張作用、降圧作用が高い上に心筋への悪影響がほとんどないため、高血圧治療に最もよく使用されているといわれています。

また血糖、尿酸、脂質などに影響せず、年齢を問わずに広く服用でき、さらに合併症を発症している人においても比較的安全に使用することができるのも利点とされています。

日本ではスプレンジール(アストラゼネカ)、ムノバール(サノフィ・アベンティス)、カトラジール(大洋薬品)、また海外ではAgon、Feloday、Felogard、Felodil、Hydax、Lexxel、Modip、Munobal、Penedil、Perfudal、Plandil、Plendil、Preslow、Prevex、Renedil、Splendilなどのの名前で販売されています。

 

特別な注意

【重要な基本的注意】

  • カルシウム拮抗剤の服用を急に中止したとき、症状が悪化した症例が報告されています。フェロガード10mgを休薬する場合は徐々に減量し、また医師の指示なしに服用を中止しないように注意してください。
  • フェロガード10mgの服用により、まれに過度の血圧低下(めまい、ふらつき、失神など)が起こることがあります。
  • 降圧作用に基づくめまいなどが現われることがあるため、高所作業、自動車の運転など危険を伴う機械を操作する際は注意してください。

【基本的な注意】
以下の場合、フェロガード10mgを絶対に服用しないでください。

  • 妊婦または妊娠している可能性のある人: 動物実験で催奇形作用が報告されています。
  • 心原性ショックの人: 血圧低下により症状が悪化するおそれがあります。
  • フェロガード10mgの成分に対し、過敏症の既往歴のある人。

以下の場合、フェロガード10mgを慎重に服用してください。

  • 大動脈弁狭窄、僧帽弁狭窄のある人: 血管拡張作用により過度の血圧降下が起こるおそれがあります。
  • 肝機能障害のある人: 血中濃度が上昇することがあります。

脳梗塞などが起こるおそれがあるため、高齢者では一般に過度の降圧は好ましくないとされています。
またフェロガード10mgの血中濃度が上昇することが知られているため、過度の降圧を避けるために低用量から服用を開始してください。

動物実験で母乳中にフェロガード10mgの成分が移行することが報告されているため、授乳中の人が服用することは避け、やむを得ず服用する場合は授乳を中止してください。

小児に対する安全性は確立していません。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とフェロガード10mgを併用する際は、充分に注意してください。

  • ほかの降圧剤(トリクロルメチアジド、カプトプリルなど): 相互に作用を増強するおそれがあります。
  • メトプロロール: メトプロロールの血中濃度が上昇することがあります。
  • ジゴキシン: ジゴキシンの血中濃度が上昇することがあります。
  • シメチジン、エリスロマイシン、イトラコナゾール: フェロガード10mgの血中濃度が上昇し、作用が増強することがあります。
  • フェニトイン、カルバマゼピン、バルビツール酸誘導体: フェロガード10mgの血中濃度が低下し、フェロガード10mgの作用が減弱することがあります。
  • リファンビシン: ほかのカルシウム拮抗剤(ニフェジピンなど)の作用が減弱することが報告されています。
  • HIVプロテアーゼ阻害剤、リトナビル、サキナビルなど: フェロガード10mgの血中濃度が上昇するおそれがあります。
  • タクロリムス: タクロリムスの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがあります。
  • グレープフルーツジュース: フェロガード10mgの血中濃度が上昇したとの報告があります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして次回から服用してください。
2回分を1回で服用することは絶対に避けてください。

 

副作用

フェロガード10mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

・主な副作用
AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、AL-P上昇、LDH上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、ほてり、動悸、貧血、胸部圧迫感、頻脈、息切れ、頭痛・頭重、めまい・ふらつき、倦怠感、眠気、いらいら感、知覚異常、吐き気、嘔吐、便秘、胃部不快感、腹痛、口渇、胃のもたれ、胸やけ、食欲低下、下痢、発疹、かゆみ、じんましん、光線過敏症、白血球破る砕性血管炎、歯肉炎、歯肉肥厚、末梢性浮腫、肩こり、頻尿、CK(CPK)上昇、総コレステロール上昇、トリグリセライドの上昇、こむらがえり、脱力感、手指のふるえ、せき、喉の違和感、発汗、流涙、眼球充血、血清カリウムの低下、関節痛、筋肉痛、発熱、勃起不全、性機能障害

・極稀に起こる重篤な副作用
血管浮腫

 

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