フォラジル(ホルモテロールフマル酸塩水和物)12mcg

8070 円!! 吸入後すぐに効果が出現! 作用が12時間持続するから1日2回の使用でOK!β2受容体を刺激することで気管支を拡げ、ぜんそくや慢性閉塞性肺疾患に伴う症状を改善します!

Foradil (Eformoterol Fumarate) - 12mcg (60 Inhalation Capsules)

■ 60吸入カプセル

価格:8070 円

X 【現在、在庫切れとなっています】


※この商品に関係するニュース記事へのリンクがページ最下部にあります。

 

有効成分

ホルモテロールフマル酸塩水和物/フマル酸ホルモテロール(Eformoterol Fumarate Dihydrate/Formoterol Fumarate)

 

製造国

ニュージーランド

 

製造元

Novartis Limited

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

●ぜんそく
通常、成人は1回1-2カプセルを1日2回使用してください。
なお1日の最大使用量は4カプセルまでとします。
6歳以上の子どもは1回1カプセルを1日2回使用しますが
1日2カプセルを超えないようにしてください。

●COPD(慢性閉塞性肺疾患)
通常、1回1カプセルを1日2回使用してください。

12時間ごとに使用してください。

●吸入器の使用方法
必ず付属の吸入器を使用してください。
1.吸入器のキャップを引き抜きます。
2.本体をしっかり持ち、マウスピース部分を左に回して開けます。
3.指が完全に乾いていることを確認し、使用する直前にカプセルをパッケージから取り出します。本体にあるカプセル型のスロット部分に、カプセルを横向きにきっちりと挿入します。
4.マウスピース部分を回して閉めます。
5.カプセルに穴を開けるには、本体を垂直に持ち、横にある青色のふたつのボタンを、同時にしっかり押し込み、再び元に戻します。
カプセルに穴を開けるのは1度だけにしてください。
1度以上穴を開けると、カプセルが崩壊し、カプセルを構成しているゼラチンまで細かくなり、吸入の際に口やのどに入るおそれがあります。ただしこのゼラチンは無害です。
6.吸入器を垂直に持ち、再度マウスピースを開けてください。その際、カプセル型部分に入っているカプセルがぐらぐらしていることを確認してください。吸入の際、スロット上部にある円形部分でカプセルが回転します。
マウスピースを閉めます。
7.息をできるだけ吐き出します。
8.マウスピースを加え、頭を少し後方に傾けます。マウスピースを包み込むようにして唇を閉じ、できるだけ深く、まんべんなく息を一気に吸い込みます。
9.苦しくならない程度に息を止め、吸入器をはずしてから息を吐き出します。
10.吸入器を開け、カプセル内に粉が残っているかどうかを確認します。万一残っている場合は、手順7-9を繰り返してください。
11.吸入器を開け、カプセルを取り出します。その際、粉が吸入器内に残っていないか確認します。残っている粉を取り出す場合は、乾いた布か清潔で柔らかいブラシで掃き出してください。決して水で洗い流さないでください。
マウスピースを締め、キャップをします。

吸入器は処方ごとに取り換えてください。

 

商品詳細

フォラジル12mcgは、肺に吸入することにより気道を拡げ、ぜんそくおよびCOPD(慢性閉塞性肺疾患)に伴う症状を改善する吸入タイプの薬です。

ぜんそくは、ダニ、ほこり、花粉などのアレルゲンを吸入することによる慢性的な気道炎症が原因で起こり、症状が現れない平常時と、呼吸困難、喘鳴、胸が締め付けられるなどの症状を伴う発作時の2つの状態があります。日本では人口の約3-5%が、また世界中では約3億人がぜんそくであると推測され、その数は年々増加しています。

一方、COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、「持続性あるいは反復性の痰を伴うせきが少なくとも連続して過去2年以上、毎年3ヵ月以上」続き、起床時のせきを伴った粘液性の痰を主症状とする「慢性気管支炎」や、有害物質により肺の組織が破壊されることで機能低下を起こし、肺が膨らむことで横隔膜や心臓を圧迫する「肺気腫」などの総称です。
中年以降の喫煙者の約20%に発症が認められ、また喫煙者が発症する確率は非喫煙者の6倍にもなるとされていることから、別名「タバコ病」とも呼ばれています。

これらの病気に伴う気道の狭窄を改善するのがフォラジル12mcgです。
気道狭窄は、迷走神経終末から放出された神経伝達物質のアセチルコリンが気管支平滑筋上に存在するムスカリン性アセチルコリン受容体に結合することによって引き起こされますが、有効成分のホルモテロールフマル酸塩水和物は、気管支平滑筋に存在するアドレナリン受容体のβ2受容体を刺激して、気道を拡げます。

アドレナリン受容体は主に心筋や平滑筋のほか、脳や脂肪細胞に存在し、アドレナリンやノルアドレナリンをはじめとするカテコールアミン類によって活性化されます。その作用によりα1-2およびβ1-3に分類されますが、このうちβ2受容体は気管支や血管、心臓のペースメーカー部位に存在し、気管支平滑筋や血管平滑筋(筋肉、肝臓)の拡張のほか、各種平滑筋の弛緩と糖代謝の活性化などに関わっている受容体です。

フォラジル12mcgを吸入すると、ホルモテロールフマル酸塩水和物のβ2受容体刺激作用により平滑筋の緊張を低下させ、これにより気管を拡張させる作用を発揮するために、ぜんそくなどの症状を緩和すると考えられています。
またこの改善効果は吸入後約3分で出現し、その作用は少なくとも12時間持続するのが特長です。

 

他の商品との比較

強い気管支拡張作用を示します。

吸収が早く、かつ作用が持続的です。

ホルモテロールを含有した薬は吸入剤のほかにもシロップ、錠剤などがあり、日本ではシムビコート(アストラゼネカ、アステラス製薬)、アトック(アステラス製薬)の名前で、また海外では、Foradile、Oxeze Thurbuhaler、Oxeze Turbuhaler Foradil、Oxisなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、フォラジル12mcgを絶対に使用しないでください。
・フォラジル12mcgの成分に対し過敏症の既往歴のある人
・急性ぜんそくの人
・6歳未満の子ども

【慎重使用】
・心臓障害のある人
・糖尿病のある人
・甲状腺機能亢進のある人
・ほかの薬、食べ物にアレルギーのある人

【使用上の注意】
・ぜんそくの急性発作には効果がないため、ぜんそくの急性発作にはりリーバーを使用してください。
・6歳未満の子どもには使用しないでください。
・眠気を引き起こすことがあるため、フォラジル12mcgの使用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作には従事しないように注意してください。

妊娠中、妊娠の可能性のある人に対する安全性は確立していません。

授乳中の人に対する安全性は確立していません。

 

他の薬との併用

以下の症状を改善する薬剤とフォラジル12mcgを併用する場合、注意してください。
・高血圧
・心臓障害、心不全、異常心拍
・抑うつ、統合失調症、そう病、精神状態、不安
・緑内障(点眼薬を含む)
・花粉症などのアレルギー
・せき、風邪
・ぜんそく、慢性閉塞性気道疾患、鼻閉

 

誤って大量に服用した場合

 医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

フォラジル12mcgを使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
ふるえ、筋肉痛、けいれん、心悸亢進、頭痛、めまい、不安感、焦燥、精神不安定、不眠、口渇、のどの渇き、味覚変化、吐き気、頻尿、疲労

●極稀に起こる重篤な副作用
呼吸困難、過敏反応(めまい、失神、そう痒、発疹、顔・唇・まぶたなどのむくみ)、筋力低下、けいれん、異常心拍、ぜんそく発作、胸部圧迫

 

この商品に関係するニュース・記事

2016-09-01
ぜんそく患者の治療に併用療法は安全かつ効果的(【News-Medical.net】より) - 米国食品医薬品局(FDA)が要求した販売後安全試験で、ぜんそく治療のための薬剤併用療法は安全かつ効果的であることがわかった。テストされた治療は、長時間作用のβ(ベータ)作用薬であるフォルモテロールを、吸入グルココルチロイド.... 続きを読む

2015-05-05
緑茶エキスと運動がマウスのアルツハイマーの進行を妨げる(【アルツハイマー・ジャーナル】より) -緑茶に含まれているEGCG(没食子酸エピガロカテキン)の総合的な研究が、人間におけるアルツハイマーの治療に繋がるかもしれない。 続きを読む

2013-11-04
マックマスター大学の研究者らが糖尿病治療薬の秘密を解明(マックマスター大学より) - 2型糖尿病のコントロールにメトホルミンという薬剤を服用している患者は、世界で約1億2千万人おり、カナダだけでも200万人いる。メトホルミンから効果を得るにはインスリンと相互作用させることが必要であり、メト.... 続きを読む

2013-06-19
喘息薬がダウン症候群患者の認知力を高めるかもしれない(カウンセル&ヒールより) - 新しい研究は、喘息薬がダウン症候群患者の認知力を向上させることを示唆している。スタンフォード大学の研究者らは、FDA承認喘息薬であるホルモテロールが、ダウン症候群のマウスモデルにおいて認知機能を改善したこ.... 続きを読む

2013-04-30
新しい乳がん治療薬の有効性は歓迎、価格は歓迎されず(メッドスケープより) - メッドスケープ・メディカル・ニュース(Medscape Medical News)が入手した専門家からのコメントによると、アメリカの臨床医らは、HER2陽性転移性乳がん患者のための治療選択肢に、新たに認可されたアドゥ‐トラスツズマブエムタンシン.... 続きを読む

2013-04-10
FDAが後期乳癌の新薬を承認(FDAより) - 速報:米国食品医薬品局(FDA)は、HER2陽性の後期(遠隔転移のある)乳癌患者に対する新薬「カドサイラ(Kadcyla)」(ado-trastuzumab emtansine)を本日認可した。HER2とは正常な細胞成長に関与するタンパク質である。一部の乳癌をはじめとして、いくつかの種類.... 続きを読む

2013-04-10
新しい乳がん治療薬が進行症例に有効(NBCニュースより) - 米国食品医薬品局(FDA)は金曜日、最も難治性のタイプの乳がん患者女性に効果を出しうる新しい「スマート爆弾」薬を承認した。この新薬は、治療にもかかわらず腫瘍が広がったHER2陽性乳がんと呼ばれるタイプの乳がん女性.... 続きを読む

2013-04-07
乳癌の新薬に延命効果(フォックス・ニュースより) - リサ・カナル(Lisa Canale)さん(50歳)は、15年間にわたり乳癌と闘い、癌と共に生きる日々を送って来たが、調子は良好だという。米国食品医薬品局(FDA)によって2月に認可されたカドサイラ(Kadcyla)という新薬が彼女の良好な状態に一部寄与.... 続きを読む

2013-02-27
癌治療の画期的な新薬(ノースウェストオハイオより) - メアリークリス・スケルドン(Mary Chris Skeldon)さんは16年以上前に乳癌のステージ(病期)4と診断された。「当初は乳房切除術を受ける予定だったが、既に骨に転移していたことが分かり、手術は行われなかった」と当時を振り返る。.... 続きを読む


続きを読む


**注意!**

当店で扱っている商品のほとんどは、日本国内では医師の処方が必要な要指示薬です。当サイトに記載されている説明はお客様の便宜のために記しているものであり、内容を保障するものではありません。当商品をお買い上げいただきご使用になった場合に生じるいかなる問題にも当店は責任を負いかねます。
医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。