フラジール200 (メトロニダゾール) 200mg

260 円!! トリコモナス症の治療薬!原因となる膣内のトリコモナス原虫を殺虫し、痛み、かゆみなどの不快な症状を抑えます!胃潰瘍や十二指腸潰瘍のヘリコバクター・ピロリ感染症の二次的療法としてや、また破傷風、ボツリヌス症、歯周病などを引き起こす嫌気性菌感染症にも有効!

Flagyl (Metronidazole) - 200mg (15 Tablets)

■ 15錠

価格:260 円


数 量 :   


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有効成分

メトロニダゾール(Metronidazole)

 

製造国

インド

 

製造元

Piramal Healthcare Ltd.

 

使用量

下記の服用量はあくまでも目安となります。
実際に服用する場合は、医師に指定された量を服用するようにしてください。

【嫌気性菌感染症】
実際の治療期間は病状や病原菌によって異なりますが、通常フラジール200を7日前後使用することが必要とされています。

【嫌気性菌感染症の予防としての使用】
主に腹部(特に結腸直腸)、婦人科の手術において使用されます。
手術前24時間:8時間毎に400mgを服用
手術後:錠剤の服用が可能になるまでは、静脈注射か直腸注入によって投与
子供:7.5mg/kgを8時間毎に服用

【一般的な嫌気性菌感染症治療としての使用】
初回に800mgを服用し、その後8時間毎に400mgを服用
子供:7.5mg/kgを8時間毎に服用

【原虫、及びその他の感染症】
・トリコモナス症 (膣トリコモナスによる感染症)
治療期間の目安:7日間
10歳以上の子供、および成人:1回200mgを1日3回か、1回400mgを1日2回服用
7歳以上10歳未満:1回100mgを1日3回服用
3歳以上7歳未満:1回100mgを1日2回服用
1歳以上3歳未満:1回50mgを1日3回服用

治療期間の目安:2日間
10歳以上の子供、および成人:朝800mg、夕1,200mgを服用

治療期間の目安:1日
10歳以上の子供、および成人:2.0gを一度に服用

・原因不特定の膣炎
治療期間の目安:7日間
10歳以上の子供、および成人:1回400mgを1日2回服用

治療期間の目安:1日
10歳以上の子供、および成人:2.0gを一度に服用

・侵襲性の腸疾患
治療期間の目安:5日間
10歳以上の子供、および成人:1回800mgを1日3回服用
7歳以上10歳未満:1回400mgを1日3回服用
3歳以上7歳未満:1回200mgを1日4回服用
1歳以上3歳未満:1回200mgを1日3回服用

・腸疾患及び慢性嫌気性菌肝炎
治療期間の目安:5-10日間
10歳以上の子供、および成人:1回400mgを1日3回服用
7歳以上10歳未満:1回200mgを1日3回服用
3歳以上7歳未満:1回100mgを1日4回服用
1歳以上3歳未満:1回100mgを1日3回服用

・嫌気性菌肝腫瘍、及び腸外のアメーバ-症
治療期間の目安:5日間
10歳以上の子供、および成人:1回400mgを1日3回服用
7歳以上10歳未満:1回200mgを1日3回服用
3歳以上7歳未満:1回100mgを1日4回服用
1歳以上3歳未満:1回100mgを1日3回服用

・無症状のシスト感染源
治療期間の目安:5-10日間
10歳以上の子供、および成人:1回400-800mgを1日3回服用
7歳以上10歳未満:1回200-400mgを1日3回服用
3歳以上7歳未満:1回100-200mgを1日4回服用
1歳以上3歳未満:1回100-200mgを1日3回服用

・ジアルジア症
治療期間の目安:3日間
10歳以上の子供、および成人:2gを1日1回服用
7歳以上10歳未満:1回1gを1日1回服用
3歳以上7歳未満:600-800mgを1日1回服用
1歳以上3歳未満:500mgを1日1回服用

・急性潰瘍性歯肉炎
治療期間の目安:3日間
10歳以上の子供、および成人:1回200mgを1日3回服用
7歳以上10歳未満:1回100mgを1日3回服用
3歳以上7歳未満:1回100mgを1日2回服用
1歳以上3歳未満:1回50mgを1日3回服用

・急性歯性感染
治療期間の目安:3-7日間
10歳以上の子供、および成人:1回400mgを1日3回服用

・下肢潰瘍及び褥瘡
治療期間の目安:7日間
10歳以上の子供、および成人:1回400mgを1日3回服用
・食事中か食後に服用してください。
・錠剤は水と一緒に飲み込んで、噛みくだいたりしないでください。
・10歳未満の子供で、体重が10kg未満である場合には、規定よりも少量の服用量が必要となります。
・高齢者における服用量には注意が必要です。

【胃潰瘍・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染症】
通常、成人にはメトロニダゾールとして1回250mg、アモキシシリン1回750mg(力価)およびプロトンポンプインヒビターの3剤を同時に1日2回、7日間経口服用します。
・アモキシシリン、クラリスロマイシンおよびプロトンポンプインヒビター併用によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合の治療法として服用します。
・フラジール200を胃潰瘍・十二指腸におけるヘリコバクター・ピロリ感染症に用いる場合は、プロトンポンプインヒビターはランソプラゾールとして1回30mg、オメプラゾールとして1回20mgまたはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgのいずれか1剤を選択してください。

 

商品詳細

フラジール200はトリコモナス感染症を始めとした原虫感染症や嫌気性菌による感染症の治療薬です。

原虫とは一般に病原性のある単細胞の寄生虫を指し、根足虫類、鞭毛虫類、胞子虫類、繊毛虫類などに分類されます。
これらの原虫類によってもたらされる感染症にはアメーバ赤痢、マラリア、トキプラズマ症、リーシュマニア病、クリプトスポリジウムなどが挙げられますが、中でもよく知られているものに鞭毛虫類の原虫であるトリコモナスによってもたらされるトリコモナス症があります。

トリコモナスとはミドリムシやゾウリムシと同じ原虫の感染による病気で、人間には腸トリコモナス、口腔トリコモナス、膣トリコモナスの3種類が寄生しますが、一般には膣トリコモナスのことを指します。
感染すると女性器の痛みやかゆみ、灼熱感、性交・排尿時の不快感に加え、悪臭を伴う淡黄色や乳白色の泡立ったおりものが出る場合もあります。
またトリコモナスは女性特有の病気ではなく、男性も感染します。しかし男性の場合は感染しても自覚症状がほとんどなく、あったとしてもときどき尿道にかゆみを感じたり、排尿・射精時に軽い痛みを感じる程度で、排尿によって原虫が排除されてしまうことがほとんどのようです。

感染の主な原因は性行為ですが、下着やタオル、便座、出産時に母親から感染する可能性もあります。
また男女間におけるピンポン感染であるため、パートナーのいずれかが感染した場合は双方とも治療の必要があり、どちらかが完治しないまま性交を続けると何度でも発症してしまうので注意が必要です。

またフラジ―ル 200は酸素のないところで増殖する嫌気性菌と呼ばれる細菌による様々な感染症にも効力を発揮します。
これらの嫌気性菌は人体の皮膚、口内、腸管、膣等に内在しており、組織内部における腫瘍の形成、膿、組織懐死などに特徴づけられる感染症の原因となります。
代表的な嫌気性菌感染症には破傷風、ガス壊疽、ボツリヌス症、歯周病などがあります。

フラジール200の主成分であるメトロニダゾールは、病原微生物が持つニトロ還元酵素系によって還元されてニトロソ化合物となり、それが微生物のDNAの二重鎖切断などの機能障害を起こし、分裂増殖を抑えることで殺菌作用を示すと言われています。

このメトロニダゾールは2007年に、「胃潰瘍および十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染症」の保険適応が追加されました。
ただし、ピロリ除菌においては、従来の「三剤併用療法」が不成功だった場合にのみ限られています。

胃潰瘍および十二指腸潰瘍には、胃内に存在するピロリ菌が深く関わっていると言われています。
そのためこれらの病気の治療には、ポロトンポンプ阻害薬、アモキシリン、クラリスロマイシンの三剤を使用した除菌療法が行なわれていますが、クラリスロマイシン耐性菌が増加したため、この治療法では完全にピロリ菌を殺すことができないことが明らかになりました。
そこでクラリスロマイシンの代わりとして、メトロニダゾールが二次的療法として採用されました。

 

他の商品との比較

フラジール200と同じくメトロニダゾールを主成分とするトリコモナス感染症の治療薬には、国内ではアスゾール(富士製薬)が販売されています。また海外ではFlagyl、Rosex、Metrolex、Dyninなどがあります。

有効成分メトロニダゾールは嫌気性菌や原虫に取り込まれた後その効力を発揮するため、
人体に対する毒性が低いため、副作用も少ないのが特徴とされています。

 

特別な注意

以下の場合、フラジール200を絶対に服用しないでください。
・過去に、フラジール200の成分(メトロニダゾールを含む)に対して過敏症を起こしたことのある人。
・血液疾患のある人: 白血球減少が現われることがあります。
・脳、脊髄に器質的疾患のある人: 中枢神経症状が現われることがあります。
・妊娠3ヵ月以内の人: 胎児に関する安全性は確立していません。また経口服用により胎盤関門を通過して胎児へ移行することが報告されています。

フラジール200の服用に際して、以下について充分に注意してください。
フラジール200を胃潰瘍・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染症に用いる場合は、プロトンポンプインヒビター(ランソプラゾール、オメプラゾールまたはベプラゾールナトリウム)およびアモキシシリンの添付文書に記載されている禁忌、慎重投与、重大な副作用などの使用上の注意を必ず確認してください。

メトロニダゾールには発がん性が認められているため、必要時以外の服用はお避け下さい。

一般に生理機能が低下しているので、高齢者は慎重に服用してください。

母乳中へ移行することが報告されているので、授乳中の人が服用する場合は授乳を中止してください。

けいれん、意識障害、構語障害、錯乱、幻覚、小脳失調などの中枢神経障害が報告されているので、異常が認められた場合は服用を中止し、医師の診断を受けてください。

急性すい炎が報告されているので、腹痛、背部痛、悪心・嘔吐、血清アミラーゼ値の上昇などの異常が認められた場合は服用を中止し、医師の診断を受けてください。

アルコールの分解を阻害する作用があり、腹痛、嘔吐、ほてり、悪酔いなどを引き起こすため、服用中の飲酒は絶対におやめください。

 

他の薬との併用

フラジールと以下の薬剤を併用する場合、充分に注意して服用してください。
・アルコール: 腹部の疝痛(腹部臓器の疼痛およびそれに伴う腹痛)、嘔吐、潮紅が現われることがあるので、服用中の飲酒はおやめください。
・リトナビル: ジスルフィラム-アルコール反応(少量の飲酒で悪酔いをする)を起こすおそれがあります。
・ジスルフィラム: 精神症状(錯乱など)が出現することがあります。
・ワルファリン: ワルファリンの抗凝血作用を増強し、出血などが現われることがあります。

 

誤って大量に服用した場合

ただちに医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときに、できるだけ早く服用してください。
次回分の服用時間が近い場合は、忘れた分は飛ばし、次回分から定められた分量を服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

フラジール服用の場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
発疹、舌苔、食欲不振、悪心、胃不快感、下痢、腹痛、白血球減少、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、総プリルピン上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、カンジダアルビガンスの出現、暗赤色尿、発疹、かゆみ、好塩基球増多、下痢、胸やけ、悪心、上腹部痛、味覚異常、口腔アフタ、舌炎、出血性腸炎、鼓腸、黒色便、肝機能障害、うつ病、頭痛、浮動性目まい、不安定感、眼精疲労、疲労、しびれ感

●極稀に起こる重篤な副作用
末梢神経障害: 長期服用により末梢神経障害が現われることがあります。
四肢のしびれなどの異常が認められた場合は服用を中止し、医師の診断を受けてください。

 

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