フラミストAZスプレー式点鼻薬 (塩酸アゼラスチン/フルチカゾンフランカルボン酸エステル) 140/27.5mcg (70回分)

1960 円!! これ1本で副腎皮質ホルモン剤と抗ヒスタミン剤の2つの効果!鼻から直接成分を吸収するから全身への副作用はほとんどなく、安心して使えるアレルギー性鼻炎治療薬!

Furamist AZ Nasal Spray (Azelastine/Fluticasone) - 140/27.5mcg (70 Doses)

■ 9.8gボトル

価格:1960 円

X 【現在、在庫切れとなっています】


※この商品に関係するニュース記事へのリンクがページ最下部にあります。

 

有効成分

塩酸アゼラスチン(Azelastine)

フルチカゾンフランカルボン酸エステル(Fluticasone Furoate)

 

製造国

インド

 

製造元

3M Pharmaceuticals

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

5歳以上の人は、各鼻腔につき1噴射を1日2回行なってください。

 

商品詳細

フラミストAZスプレー式点鼻薬は、副腎皮質ホルモン(コルチコステロイド)であるフルチカゾンフランカルボン酸エステルを27.5mcg、また抗ヒスタミン剤の塩酸アゼラスチンを140mcg配合した、中等度から重度の持続性アレルギー鼻炎症状を緩和する画期的なスプレー式点鼻薬です。

アレルギー性鼻炎は、鼻や口からアレルギーの原因となる抗原(アレルゲン)を吸い込むことで、鼻の粘膜がこれらの異物を排除しようと過剰に反応して起こるさまざまな症状です。
くしゃみ、鼻水(水性鼻漏)、鼻づまり(鼻閉)がアレルギー性鼻炎の三大症状で、その主な原因には花粉、ハウスダダスト、かび類、小麦粉などがあります。

アレルギーはその発生の仕組みからI-IV型に分類されていますが、このうちアレルギー性鼻炎は、IgE抗体が引き起こすアレルギーI型に属しています。
まず抗原が体内に入ると生体防御のためにIgE抗体がつくられて肥満細胞や白血球の一種である好塩基球の細胞膜に付着します。
この抗体と抗原が結合すると、ヒスタミンやロイコトリエンなどの物質が放出されることで血管拡張や血管透過性亢進などが起こり、通常は10分以内にアレルギー症状が現われます。

フルチカゾンフランカルボン酸エステルは、血管収縮作用により鼻粘膜上皮への肥満細胞の集積を抑制し、結果的に粘液中のヒスタミン含量を減少させる働きをする成分です。
また、好酸球の活性化を抑制して好塩基性蛋白の放出を抑制することで、鼻粘膜のヒスタミン過敏性を抑制すると考えられています。
フルチカゾンフランカルボン酸エステルは強力な抗炎症作用や血管収縮作用を持つ合成副腎皮質ステロイド剤ですが、その強い効果に反して局所から全身への吸収はされにくく、かつ代謝も速やかで、下垂体-副腎皮質系機能に対する抑制作用はほとんどないという特長を持っています。

また塩酸アゼラスチンは、アレルギー症状を引き起こす体内物質であるヒスタミン、ロイコトリエンに対する拮抗作用とその遊離を抑制する作用により、くしゃみ、鼻みずといったアレルギーによる鼻炎症状や、じんましん、湿疹・かぶれによる皮膚のはれ、かゆみに優れた効果を発揮する抗ヒスタミン剤です。
ヒスタミンには血管拡張などの作用があり、アレルギー反応や炎症の発現には介在物質として働きます。
しかしその作用をするためには、血管内皮細胞にあるヒスタミン1型受容体(H1受容体)と呼ばれるたんぱく質と結合する必要があります。
このヒスタミンとヒスタミン1受容体が結びつくのを阻害する目的を持つ薬が、抗ヒスタミン剤である塩酸アゼラスチンです。

アレルギー性鼻炎の効果的な治療は、初期と後期の段階が重要です。
中でも初期症状においてはヒスタミン1型受容体が、そして後期症状では副腎皮質ホルモンが有効だとされています。
しかし抗ヒスタミン剤はかゆみ、くしゃみ、鼻水や目の症状を緩和する働きはありますが、鼻づまりに対する効果はほとんど期待できません。
また一方で、副腎皮質ホルモンは鼻から吸収すると、あらゆる鼻の症状を和らげる効果があることが知られています。
このことから、副腎皮質ホルモン剤と抗ヒスタミン剤を併合したスプレー式点鼻薬であるフラミストAZスプレー式点鼻薬は、アレルギー性鼻炎の症状に対して最大限の効果を発揮することができる薬です。

 

他の商品との比較

フラミストAZスプレー式点鼻薬は、副腎皮質ホルモン剤と抗ヒスタミン剤の利点を兼ね備えているため、アレルギー性鼻炎の3大症状であるくしゃみ、鼻水、鼻づまりに対して効果的です。

フルチカゾンフランカルボン酸エステルは、肝における酵素的加水分解により服用後は不活性のカルボン酸に代謝されるため、下垂体-副腎皮質系機能抑制作用は非常に弱いとされています。

鼻過敏症に対し高い効果と全身的影響の少ない薬品として、ベクロメタゾンプロピオン酸エステルがあり、臨床でも有用性が認められて繁用されていますが、フルチカゾンフランカルボン酸エステルはベクロメタゾンプロピオン酸エステルよりも強い抗炎症作用を持ち、また全身への影響についてはさらに少なくなっているとの試験結果が出ています。

日本では、アゼラスチン/フルチカゾンの両剤を混合した薬は発売されていませんが、アゼラスチンを有効成分とした薬にビフェルチン(日医工)、ラスプジン(東和薬品)、アストプチン(日本ジェネリック、鶴原製薬)、アゼピット(日本ジェネリック、大洋薬品)、アゼプチン(エーザイ)、アドメッセン(辰巳化学)、塩酸ゼラスチン(岩城製薬)として、海外ではAstelin、Optivarなどの名前で販売されています。

またフルチカゾンを主成分とした薬には、キリガミール(寿製薬)、スカイロン(東興薬品)、フルチカゾン(共和薬品、メディサ新薬、テイコクメディックス、東和薬品、イセイ)、フルチカノーズ(ハイゾン製薬)、プロチカゾン(日医工)、プロピオン酸フルチカゾン(長生堂、キョーリンリメディオ、大洋薬品、マイラン製薬)、フロラーズ(日本臓器)、ミリカレット(大正製薬)、フルナーゼ(グラクソスミスクライン)、ファビ(三和化学)、フルタイドロタディスク(グラクソスミスクライン)、フルタイドエアー(グラクソスミスクライン)があり、海外ではVeramyst、Avamys、Allermistなどの名前で販売されています。

 

特別な注意

塩酸アゼラスチン、フルチカゾンフランカルボン酸エステル、フラミストAZスプレー式点鼻薬の成分に過敏症の既往歴のある人は絶対に使用しないでください。

全身性コルチコステロイドの外用副腎皮質ホルモン剤での補充は、副腎不全の兆候が生じる可能性があります。
人によっては関節・筋肉痛、倦怠感、抑うつ症などの症状を引き起こすこともあります。

経鼻投与コルチコステロイドとほかのコルチコステロイドの併用は、副腎皮質機能亢進症および/または視床下部-下垂体-副腎皮質系抑制のリスク兆候や症状を高めることがあります。
ステロイドを必要とするほかの病状を持つ人は、ラミストAZスプレー式点鼻薬を充分に注意して使用してください。

高用量の経鼻投与コルチコステロイドは、発育速度を弱めることがあります。
フラミストAZスプレー式点鼻薬の最大使用量を超えないようにしてください。

肺結核、真菌感染症、ウイルス感染の人は、フラミストAZスプレー式点鼻薬の使用に際して充分に注意してください。
免疫抑制剤を使用している子どもにおいては、健康な子どもよりも影響を受けやすくなっています。例えばコルチコステロイドに免疫抑制のある子どもは、水疱症やはしかにかかった場合、より重篤な症状が現われ、死に至ることもあります。

フラミストAZスプレー式点鼻薬による治療が長期にわたる場合、血液および副腎機能の検査を受けるのがよいとされています。

フルチカゾンフランカルボン酸エステルの臨床試験において、カンジダ菌による鼻および咽頭の局所感染進行がごくまれに認められています。このような影響が発現した場合、フラミストAZスプレー式点鼻薬の使用を中止し、治療を行なうのがよいとされています。

妊娠中のコルチコステロイド服用により新生児が副腎機能低下症になる可能性があるため、妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療の必要性が安全性を上回ると判断された場合にのみ使用してください。

授乳婦への安全性は確立していません。

5歳未満の子どもの使用に対する安全性は確立していません。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とフラミストAZスプレー式点鼻薬を併用した場合、血中フルチカゾンフランカルボン酸エステル濃度の上昇、また血中コルチゾール値の低下が認められ、全身性のステロイド作用が発現したとの報告があります。
・シトクロムP450(CYP450)の作用を強力に阻害する薬: ケトコナゾールなど
・たんぱく質分解酵素を阻害する薬: リトナビルなど

塩酸アゼラスチンによりCNS動作にさらなる意識の現象やさらなる障害をおよぼすことがあるため、アルコール、中枢神経系(CNS)抗うつ薬、抗ヒスタミン剤との併用はしないでください。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

フラミストAZスプレー式点鼻薬を使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
頭痛、眠気、咽頭炎、鼻出血、鼻炎症、吐き気、嘔吐、せき、味覚異常

 

この商品に関係するニュース・記事

2015-05-05
緑茶エキスと運動がマウスのアルツハイマーの進行を妨げる(【アルツハイマー・ジャーナル】より) -緑茶に含まれているEGCG(没食子酸エピガロカテキン)の総合的な研究が、人間におけるアルツハイマーの治療に繋がるかもしれない。 続きを読む

2014-08-13
中等度から重度の喘息に効果的なフルチカゾンフロ酸エステル(ニュース・メディカルより)― 第III相試験の結果が、一日一回フルチカゾンフロ酸エステルを100μgまたは200μg使用すれば、コントロール不良の中等度から重度の喘息患者で、肺機能および喘息制御が有意に改善すると示している。英国・マンチェスタ.... 続きを読む

2013-11-04
マックマスター大学の研究者らが糖尿病治療薬の秘密を解明(マックマスター大学より) - 2型糖尿病のコントロールにメトホルミンという薬剤を服用している患者は、世界で約1億2千万人おり、カナダだけでも200万人いる。メトホルミンから効果を得るにはインスリンと相互作用させることが必要であり、メト.... 続きを読む

2013-04-30
新しい乳がん治療薬の有効性は歓迎、価格は歓迎されず(メッドスケープより) - メッドスケープ・メディカル・ニュース(Medscape Medical News)が入手した専門家からのコメントによると、アメリカの臨床医らは、HER2陽性転移性乳がん患者のための治療選択肢に、新たに認可されたアドゥ‐トラスツズマブエムタンシン.... 続きを読む

2013-04-10
FDAが後期乳癌の新薬を承認(FDAより) - 速報:米国食品医薬品局(FDA)は、HER2陽性の後期(遠隔転移のある)乳癌患者に対する新薬「カドサイラ(Kadcyla)」(ado-trastuzumab emtansine)を本日認可した。HER2とは正常な細胞成長に関与するタンパク質である。一部の乳癌をはじめとして、いくつかの種類.... 続きを読む

2013-04-10
新しい乳がん治療薬が進行症例に有効(NBCニュースより) - 米国食品医薬品局(FDA)は金曜日、最も難治性のタイプの乳がん患者女性に効果を出しうる新しい「スマート爆弾」薬を承認した。この新薬は、治療にもかかわらず腫瘍が広がったHER2陽性乳がんと呼ばれるタイプの乳がん女性.... 続きを読む

2013-04-07
乳癌の新薬に延命効果(フォックス・ニュースより) - リサ・カナル(Lisa Canale)さん(50歳)は、15年間にわたり乳癌と闘い、癌と共に生きる日々を送って来たが、調子は良好だという。米国食品医薬品局(FDA)によって2月に認可されたカドサイラ(Kadcyla)という新薬が彼女の良好な状態に一部寄与.... 続きを読む

2013-02-27
癌治療の画期的な新薬(ノースウェストオハイオより) - メアリークリス・スケルドン(Mary Chris Skeldon)さんは16年以上前に乳癌のステージ(病期)4と診断された。「当初は乳房切除術を受ける予定だったが、既に骨に転移していたことが分かり、手術は行われなかった」と当時を振り返る。.... 続きを読む


続きを読む


**注意!**

当店で扱っている商品のほとんどは、日本国内では医師の処方が必要な要指示薬です。当サイトに記載されている説明はお客様の便宜のために記しているものであり、内容を保障するものではありません。当商品をお買い上げいただきご使用になった場合に生じるいかなる問題にも当店は責任を負いかねます。
医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。