ベクラゾン・インヘラー(プロピオン酸ベクロメタゾン)100mcg(200回分)

2780 円!! 従来の半分の使用量なのに、2倍以上の効果がある吸入ステロイド剤!有効成分が速やかに肺内に到達し、抗ぜんそく作用を発揮するコントローラー!キュバールのジェネリック!

Beclazone Inhaler (Beclometasone Dipropionate) - 100mcg (200 Doses)

■ 200回分

価格:2780 円

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有効成分

ジプロピオン酸ベクロメタゾン(Beclomethasone (Beclometasone) Dipropionate)

 

製造国

アイルランド

 

製造元

Ivax Pharmaceuticals

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

●成人
軽度のぜんそく: 使用開始量として1日200-400mcgを口腔内に噴霧吸入します。
中等度のぜんそく: 使用開始量として1日800-1600mcgを口腔内に噴霧吸入します。
なお、1日の最大使用量は2000mcgとします。

●こども(6歳以上)
使用開始量として、1回100mcgを症状に応じて1日2-4回口腔内に噴霧吸入します。

 

商品詳細

ベクラゾン・インヘラー100mcgは、気道の慢性炎症を予防・改善し、気管支ぜんそくの発作が起こらないようにするための吸入ステロイド長期管理薬(コントローラー)です。
吸入ステロイド剤は、「ぜんそく管理の国際指針」や「アレルギー疾患治療ガイドライン」、「ぜんそく予防・管理ガイドライン」および「小児気管支ぜんそく治療・管理ガイドライン」において、気管支ぜんそくの治療におけるコントローラーとして位置づけられています。

気管支喘息は、アレルギーなどが原因となって空気の通り道である気管支に炎症が起き、気道が狭くなることで呼吸がしにくくなる病気です。せき、呼吸困難、喘鳴(喉のゼイゼイ、ヒューヒューといった音)などの症状が繰り返しみられ、症状が現れない平常時と、これらの症状を伴う発作時の2つの状態があります。
近年の研究により気管支喘息は、発作の原因がアレルゲン吸入反応による「慢性的な気管支の病気」という概念に変わりつつあるため、その治療は平常時における気道過敏性による過剰炎症の抑制と、その抑制状態を維持していくことに重点が置かれるようになってきています。

喘息治療管理ガイドラインでは、気管支喘息の治療に必要な薬剤を2種類に分けています。コントローラーは、気道の慢性炎症を予防・改善して発作が起こらないようコントロールし、またリリーバー(発作治療薬)は発作時に気道を拡張して速やかに発作を軽減させる薬ですが、いずれも根本的な喘息の治療にはなりません。したがって喘息治療においてはこのようなコントローラーとリリーバーの使い分けが必要不可欠となっています。

ベクラゾン・インヘラー100mcgは、このうちコントローラーに属する薬です。有効成分のプロピオン酸ベクロメタゾンは合成副腎皮質ステロイド薬で、局所抗炎症作用が強く、また局所使用では全身作用および副腎機能抑制がほとんど見られないという特長を持っています。
ぜんそくのコントローラーとしてのプロピオン酸ベクロメタゾンは、かつてはフロンを噴射剤とする懸濁液吸入でしたが、近年では地球環境問題の関係からフロンが使用されない傾向になってきていることから、代替フロンに置き換えたプロピオン酸ベクロメタゾンの吸入製剤が新たに開発されました。
その結果、噴射時のエアゾールの粒子がフロンを使用していたときよりも小さくなり、また微粒子の割合が高くなるなど思わぬ副産物が生まれ、フロン使用時よりも1.5-3.8倍多く肺内に効率よく到達するほか、健常者における肺への沈着率はフロンでは4%であるのに対し、代替フロンでは55%、さらにぜんそくの人においても56%と、驚異的に高効率であることが報告されています。

そのためベクラゾン・インヘラー100mcgは、フロン使用よりも半分以下の使用量で、2倍以上の抗ぜんそく作用を発揮する吸入剤である、と言うことができます。

 

他の商品との比較

従来のフロン吸入製剤の半量で同等の効果が得られます。

肺内到達率が高いとの報告があります。

プロピオン酸ベクロメタゾンを有効成分とする薬剤には、経口吸入剤のほかにもカプセル、点鼻液、軟膏、パウダーなどがあり、日本ではサルコート(帝人ファーマ)、アルロイヤー(大正薬品、あすか製薬、武田薬品)、ベクラシン(摩耶堂製薬)、リノコート(帝人ファーマ)、アルデシン(MSD)、アルベゾン(大洋薬品)、キュバール(MSD、大日本住友製薬、3M)、タウナス(共和薬品)、ナイスピー(大日本住友製薬、東興薬品)、ナナドラ(日本化薬)、プロバデルム(協和発酵キリン、グラクソ・スミスクライン)、ベクローゼ(日本点眼薬)、ベクロメタゾン(東和薬品)、ペンブリン(沢井製薬、メディサ新薬)、マイリー(旭化成ファーマ、マイラン製薬)の名前で発売されています。

海外では、Aerobec、Aldecin、Anceron、Andion、Beclacin、Becloforte、Beclomet、Beclometasondipropionat Mikron、Beclorhinol、Becloval、Beclovent、Becodisks、Beconase、Beconasol、Becotide、Clenil-A、Entyderma、Inalone、Korbutone、Propaderm、QVAR、Rino-Clenil、Sanasthmax、Sanasthmyl、Vancenase、Vanceril、Viarex、Viaroxなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、ベクラゾン・インヘラー100mcgを絶対に使用しないでください。
・有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の人: 症状を増悪するおそれがあります。
・ベクラゾン・インヘラー100mcgの成分に対して過敏症の既往歴のある人

以下の場合、ベクラゾン・インヘラー100mcgを使用しないことを原則としますが、特に必要とする場合には慎重に使用してください。
・結核性疾患の人: 症状を増悪するおそれがあります。

【慎重使用】
・感染症の人: 症状を増悪するおそれがあります。
・高血圧の人: 血圧上昇を起こすおそれがあります。

【重要な基本的注意】
・ベクラゾン・インヘラー100mcgは気管支拡張剤ならびに全身性ステロイドのように既に起きている発作を速やかに軽減する薬剤ではないため、毎日規則正しく使用してください。
・ベクラゾン・インヘラー100mcgの使用開始前には、ぜんそく症状を比較的安定な状態にしておいてください。特に、ぜんそく発作重積状態またはぜんそくの急激な悪化状態のときには、原則としてベクラゾン・インヘラー100mcgを使用しないでください。
・気管支粘液の分泌が著しい状態では、ベクラゾン・インヘラー100mcgの葉いないでの作用を確実にするため吸入に先立って、分泌がある程度減少するまで他剤を使用するとよいとされています。
・ベクラゾン・インヘラー100mcgの使用期間中にぜんそくの悪化が見られた場合には、気管支拡張剤あるいは全身性ステロイド剤を短期間併用し、症状の軽減に合わせて併用薬剤を徐々に減量してください。
・全身性ステロイド剤と比較して可能性は低いとされていますが、吸入ステロイド剤の使用により全身性の作用(クッシング症候群、クッシング様症状、副腎皮質機能抑制、小児の成長遅延、骨密度の低下、白内障、緑内障を含む)が発現する可能性があるので、吸入ステロイド剤の使用量はぜんそくをコントロールできる最小用量に調節してください。特に長期間、大量使用の場合には定期的に検査を行ない、全身性の作用が認められた場合にはぜんそく症状を観察しながら徐々に減量するなど適切な処置を行なってください。
・全身性ステロイド剤の減量は、ベクラゾン・インヘラー100mcgの吸入開始後症状の安定をみて徐々に行なってください。減量にあたっては一般のステロイド剤の減量法に準じてください。
・長期または大量の全身性ステロイド療法を受けている人は副腎皮質機能不全が考えられるので、全身性ステロイド剤の減量中ならびに離脱後も副腎皮質機能検査を行ない、外傷、手術、重症感染症などの侵襲には充分に注意を払ってください。また必要があれば一時的に全身性ステロイド剤の増量を行なってください。
・長期間コルチコトロピン療法を受けている人で、プロピオン酸ベクロメタゾン吸入剤の使用によりコルチコトロピンの離脱後、ぜんそく発作重積状態を認めたとの報告があります(症状に変化がみられる場合には、全身性ステロイド剤の使用などの適切な処置を行なってください)。
・プロピオン酸ベクロメタゾン吸入剤を含む吸入ステロイド剤使用後に、潜在していた基礎疾患であるチャーグ・ストラウス症候群にみられる好酸球増多症がまれに現われることがあります。この症状は通常、全身性ステロイド剤の減量ならびに離脱に伴って発現しており、プロピオン酸ベクロメタゾン吸入剤との直接的な因果関係は確立されていません。ベクラゾン・インヘラー100mcgの使用期間中は、好酸球数の推移や、ほかのチャーグ・ストラウス症候群症状(しびれ、発熱、関節痛、肺の浸潤などの血管炎症状など)に注意してください。
・全身性ステロイド剤の減量ならびに離脱に伴って、鼻炎、湿疹、じんましん、めまい、動悸、倦怠感、顔のほてり、結膜炎などの症状が発現・増悪することがあります。このような症状が現われた場合には適切な処置を行なってください。

【用法・用量に関連する使用上の注意】
・ベクラゾン・インヘラー100mcgの1日使用量はほかのプロピオン酸ベクロメタゾン吸入剤の半量です。したがって、ほかのプロピオン酸ベクロメタゾン吸入剤からベクラゾン・インヘラー100mcgに切り替える場合は、用法・用量に注意してください。従来と同量を使用した場合、過量使用となります。

【適用上の注意】
・局所的な副作用(口腔カンジダ症など)を予防するため、ベクラゾン・インヘラー100mcg吸入後にうがいを実施するようにしてください。ただし、うがいが困難な場合には、口腔内をすすぐようにしてください。

【取り扱い上の注意】
・専用のアダプターを使用してください。
・アダプターは少なくとも週1回流水かぬるま湯で充分に洗浄し、乾燥させた後、清潔に保管してください。洗浄・乾燥が不充分な場合、噴霧不良の原因となります。
・噴射口が詰まる原因となりますので、アルミ容器は濡らさないでください。

一般に高齢者では生理機能が低下しているため、状態を観察しながら慎重に使用してください。

妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用してください。

全身性ステロイド剤と比較して可能性は低いですが、吸入ステロイド剤を特に長期間、大量に使用する場合に成長遅延を来たすおそれがあります。長期間使用する場合には、使用量はぜんそくをコントロールできる最小用量に調節することとし、慎重などの経過の観察を充分に行なってください。また使用にあたっては、使用法を正しく守ってください。

低出生体重児、新生児、乳児または4歳以下の幼児に対する安全性は確立していないため、慎重に使用してください。

 

他の薬との併用

ほかの薬剤との併用に関する注意は特に報告されていませんが、併用する場合は事前に医師または薬剤師に相談するのが望ましいとされています。

 

誤って大量に服用した場合

 医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

ベクラゾン・インヘラー100mcgを使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
じんましんなどの発疹、そう痒、むくみ、紅斑、せき、咽喉頭症状(疼痛、違和感、刺激感、異物感)、感染、口腔カンジダ症、口渇、しゃがれ声、気管支喘息の増悪、口内炎、咽喉頭症状(発赤)、味覚障害、呼吸器カンジダ症、口腔ならびに咽頭アスペルギルス症、肺好酸球増多症、悪心、食欲不振、嘔吐、下痢、腹痛、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、ALP上昇、高血圧、動悸、関節痛、筋肉痛、脱力感、気分不良、頭痛、倦怠感、憂うつ感、尿糖、白血球増多、リンパ球減少、尿潜血、コルチゾール減少、鼻出血、鼻炎、嗅覚障害

 

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