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2016-02-04

ソース(記事原文):CancerConnect

ベルケイドのレブラミド/デキサメタゾンへの追加は多発性骨髄腫と新たに診断された患者の生存率を改善

【CancerConnect】(2016年2月4日)

レブラミド(レナリドミド)とデキサメタゾンとの併用治療へのプロテアソーム阻害薬ベルケイド(ボルテゾミブ)の追加投与が、直ちに造血幹細胞移植を受ける意思のない多発性骨髄腫患者に対する初期治療として使用された際に生存率の改善を示した。これらの結果は、フロリダ州オーランドの2015年米国血液学会の年次総会で発表された。

多発性骨髄腫は血液がんの一種で、形質細胞と呼ばれる特定の免疫細胞に異常を引き起こす。正常な形質細胞は抗体と呼ばれるたんぱく質を作り出すが、これは細菌やウイルスと闘う免疫機能の防御作用における重要な部分である。

がん性形質細胞は早い速度で複製する傾向にあり、不良抗体をつくると同時に、ほかの正常な免疫細胞を押し出す。これらの抗体は、感染と効率的に闘う免疫システムの能力を低下させるだけでなく、腎臓に損傷を与えやすい。

新たに多発性骨髄腫と診断された場合の一般的な標準併用療法には、レナリドミドとデキサメタゾンが含まれている。研究者たちは、これらの患者の予後を改善する新しい併用療法の可能性を探り続けている。

正常な細胞過程には、不要になったたんぱく質の分解が含まれている。分解されたたんぱく質の構成成分は、新たな有効なたんぱく質に再利用される。正常細胞に存在する構成成分であるプロテアソームは、分解およびたんぱく質の再利用において重要な役割を果たしている。

ボルテゾミブは、プロテアソームが細胞内の不要なたんぱく質を分解するのを防ぐプロテアソーム阻害薬である。これらのたんぱく質が細胞内で蓄積し始め、最終的には細胞死を引き起こす。

近年、研究者たちは新たに多発性骨髄腫と診断された人におけるボルテゾミブの有効性を評価する臨床試験を行なった。対象者は48の研究所の525人で、あるグループはレナリドミド/デキサメタゾンにボルテゾミブを追加、またほかのグループはレナリドミド/デキサメタゾンのみで治療し、結果を直接比較した。被験者たちは試験の後に幹細胞移植を行なう意思がない患者である。

  • ・無増悪生存率(PFS:がん進行のあに生存)の中央値は、ボルテゾミブ/レナリドミド/デキサメタゾンで治療した患者で43ヵ月、レナリドミド/デキサメタゾンのみでの治療では31ヵ月であった。

  • ・全生存(OS)の中央値は、ボルテゾミブ/レナリドミド/デキサメタゾンで治療している患者は集積時点ではまだ中央値に達していなかったが、レナリドミド/デキサメタゾンのみでの治療では63ヵ月であった。

  • ・副作用については、2つのグループともほぼ同じであったが、ボルテゾミブで治療したグループはより多く神経障害が起こった。

    研究者たちは「前治療歴のない骨髄腫の導入療法におけるレナリドミド/デキサメタゾン治療へのボルテゾミブの追加は、PFSおよびOSにおいて統計的に有意であり、臨床的意義のある改善を示しました。“ボルテゾミブ/レナリドミド/デキサメタゾン”は神経毒性が増加しますが、その安全性と忍容性プロファイルは容認することができ、新しい治療の水準になる可能性を示しています」と述べた。


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