ポトレート10徐放剤(クエン酸カリウム)1080mg

440 円!! カルシウム結石を伴う尿細管性アシドーシスや尿路結石症の治療薬!クエン酸の働きで尿のアルカリ度を高め、結石を溶かします!結石形成の予防効果もあり!

Potrate ER 1080 (Potassium Citrate) - 1080mg (10 Tablet)

■ 10錠

価格:440 円

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有効成分

クエン酸カリウム(Potassium Citrate)

 

製造国

インド

 

製造元

Intas Pharmaceuticals Ltd.

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

●尿細管性アシドーシス(RTA)
医師が指示する用量、用法に従ってください。

●重度の低クエン酸尿症(尿クエン酸<150mg/日)
通常、1日60ミリ当量(30ミリ当量を1日2回または20ミリ当量を1日3回食中または食後や夜食後30分以内)を服用します。
なお服用量は24時間の尿クエン酸と尿PH測定の結果で決定してください。
症状などにより適宜増減します。
服用中は、4ヵ月ごとに24時間の尿クエン酸と尿PHを測定してください。
1日の最大服用量は100ミリ当量までとします。

●軽度-中等度の低クエン酸尿症
通常、1日30ミリ当量(15ミリ当量を1日2回または10ミリ当量を1日3回食中または食後や夜食後30分以内)を服用します。
なお服用量は24時間の尿クエン酸と尿PH測定の結果で決定してください。
症状などにより適宜増減します。
1日の最大服用量は100ミリ当量までとします。

 

商品詳細

ポトレート10徐放剤は、カルシウム結石を伴う尿細管性アシドーシス(RTA)、尿路結石症などの治療薬です。

腎臓は、糸球体で血液をろ過して老廃物や有害物質、過剰な物質を体外に排出するほか、体内の水分やナトリウム、カリウム、カルシウムなどの電解質のバランスを保ち、造血ホルモンの分泌、血圧の調節、ビタミンDの生産などの機能を持っています。中でも水分や電解質の調節には尿細管が大きく関わっており、内壁の細胞が体に必要な水分、電解質、栄養素を再吸収して血液に戻し、さらに尿になるろ過液(原尿)が尿細管を通過する間に、血液中の老廃物や薬物を取り除いてろ過液に排出する働きもしています。

尿細管性アシドーシスは、尿細管がうまく機能しなくなることで、血液から酸を除去して尿に排出することが部分的にできなくなった状態です。そのため血中の酸濃度が上昇するだけでなく電解質のバランスがくずれ、血液中のカリウム濃度の低下または上昇、腎臓でのカルシウム沈着、脱水、痛みを伴う骨の軟化と彎曲(骨軟化症、くる病)などの症状が起こります。その原因は遺伝、アセタゾラミドやアムホテリシンBなどの薬物、特定の重金属による中毒、全身性エリテマトーデスやシェーグレン症候群などの自己免疫疾患などが原因で起こります。

結石は、主に体内の分泌液や消化液中の成分が何かしらの原因で濃縮、凝固することで形成される異常な石のことを指し、腎臓、尿管、膀胱、前立腺、胆のうなどに多く見られます。このうち尿路結石は、石ができる部分によって上部尿路結石と下部尿路結石に分類されています。上部尿路結石は腎臓で形成されて尿管まで下りてきたもので、尿路結石の約95%を占めていると言われています。一方の下部尿路結石は、前立腺肥大症や尿道狭窄などで尿が出にくい状態のときのみにみられ、膀胱や尿道に結石ができた状態です。
尿路結石は尿中のカルシウム、シュウ酸、リン酸などのミネラル物質が結晶化して石のようになることで起こり、特にシュウ酸カルシウム結石は尿路結石の70-80%を占めていると言われています。いまだに詳しい原因はわかっていませんが、尿路感染、代謝異常、ホルモン、薬などが関係していると考えられており、また尿酸値の高い人は尿酸結石ができやすいとされています。

結石が腎臓の中に腎杯という部位に存在する間はほとんど症状がありませんが、尿管が結石によって詰まり、尿が腎臓の内圧を急激に高めると背中からわき腹、または下腹部にかけての痛みを特徴とし、場合によっては耐えられないほどの痛みが起こるほか、吐き気、嘔吐、血尿などがみられることもあります。

尿管結石の場合、石の大きさにより薬剤、体外衝撃波による結石破砕術などの治療が行なわれますが、ポトレート10徐放剤は、結石を形成するカルシウム塩が体内で結晶化するのを防ぐ働きを持つ薬で、尿酸結石に対して効果を発揮します。
有効成分のクエン酸カリウムは柑橘類に含まれる天然物質ですが、尿のアルカリ度を高めることによって、結石を形成するカルシウム塩が体内で結晶化するのを防ぎ、徐々に尿酸結石を溶かしていくことで、結石を取り除く効果を発揮します。

また尿細管アシドーシスは今のところ根本的な治療方法がなく、またそのタイプによって治療法は異なりますが、アルカリやカリウムを補充してpHと電解質の均衡を是正する対症療法が有効であると言われており、クエン酸カリウムを主成分とするポトレート10徐放剤もその治療薬として使用されます。

 

他の商品との比較

クエン酸の働きで結石を徐々に溶かします。

クエン酸の働の補充によりアルカリ性にすることで、電解質のバランスを整え、尿細管アシドーシスの症状を改善します。

クエン酸カリウムを有効成分とする薬剤は、日本ではクエン酸ナトリウムとの合剤として、ウタゲン(高田製薬、全星薬品)、ウラリット(日本ケミファ)、ウリンメット(沢井製薬)の名前で発売されています。

海外ではAcronitol、Addi-K、Apo-K、Celeka、Cena-K、Chloropotassuril、Chlovescent、Clor-K-Zaf、Diffu-K、Duffi-K、Durekal、Durules、Emplets Potassium Chloride、Enpott、Enseal、Infalyte、K Tab、K-Care、K-Contin、K-Dur、K-Grad、K-Lease、K-Lor、K-Lyte、K-Nom、K-Predne-dome、K-Sol、K-SR、Kadalex、Kalcorid、Kaleorid、Kaleorod、Kaliduron、Kaliglutol、Kalilente、Kalinor-Retard P、Kalinorm、Kalipor、Kalipoz、Kalitabs、Kalitrans、Kalium Duriles、Kalium Durules、Kalium Retard、Kalium SR、Kalium-Durettes、Kalium-Duriles、Klium-R、Kliumchlorid、Kaochlor、Kanon、Kaskay、Kato、Kay Ciel、Kay-EM、Kayback、KCL、Klor、Kloren、Klovess、Klotrix、KM、Kolyum、KSR、Lento-K、Leo K、Micro-K、Miopotasio、Muriate of Potash、Natural Sylvite、Neobakasal、Nu-K、PeterKal、Pfiklor、Klus Kalium Retard、Potasion、Portasol、Potassium Chloride、Potassium Muriate、Potavcescent、Rekawan、Repone-K、Rum-K、SandoK、Selora、Slow-K、Span-K、Steropotassium、Super K、Ten-K、Trona Muriate of potash、Trona Potassium Chloride、Ultra Kなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、ポトレート10徐放剤を絶対に服用しないでください。
・高カリウム血症の人または高カリウム血症の誘発因子のある人: 血中カリウム濃度上昇により心不全を引き起こすおそれがあります。なお誘発因子には、慢性腎不全、コントロール不能の糖尿病、急性脱水症、激しい運動、副腎機能障害、広範組織破壊、カリウム保持性利用薬(トリアムテレン、スピロノラクトン、アミロリドなど)の服用などがあります。
・胃排出遅延、食道圧迫、腸閉塞、腸狭窄などの原因により、錠剤が消化管内をスムーズに進まない人、または抗コリン作用薬を服用中の人
・潰瘍誘発が原因による消化性潰瘍の人
・軟部組織石灰化の危険性および高カリウム血症への進展リスクが高い腎不全(糸球ろ過量が0.7ml/kg/分)の人

【重要な使用上の注意】
・高カリウム血症: カリウム排出機能に障害のある人では、ポトレート10徐放剤の服用により高カリウム血症や心不全を引き起こすことがあります。命にかかわる高カリウム血症の進行は速く、また無症状であることが多いようです。慢性腎不全の人、重症な心筋障害や心不全などカリウム排出に問題のある病気を持っている人は、ポトレート10徐放剤を服用しないでください。またこのような人においては、ポトレート10徐放剤の服用中は定期的な血液検査や心電図検査などを行ない、高カリウム血症の早期発見に努めてください。
・消化管病変: 固体での塩化カリウム摂取は、小腸の狭窄および/または潰瘍性病変や壊死を引き起こすことがあります。このような病変は、錠剤が局所的に溶解し、腸を傷つけることが原因です。さらに、ワックスマトリックス製剤(脂溶性軟膏基材として用いられるワックスに粉末医薬品を均一に分散させた放出制御製剤)が腸溶コーティングでない、一部のカリウム成分が胃内で放出された、などの要因も関係しているのではないかと考えられています。服用中に嘔吐、腹痛、腸内出血などがみられた場合いはただちに服用を中止し、医師の診断を受けてください。

妊婦または妊娠している可能性の人に対する安全性は確立していないため、服用による治療の必要性が危険性を上回ると判断された場合に限り、服用を検討してください。

授乳婦の人の服用に関する安全性は確立していません。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とポトレート10徐放剤を併用する場合、注意してください。
・カリウム保持性利用薬(トリアムテレン、スピロノラクトン、アミロリドなど): 高カリウム血症を引き起こすおそれがあります。
・抗コリン作用薬: カリウム塩により起こる胃腸刺激が増強する可能性があります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ポトレート10徐放剤を服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
腹部不快感、吐き気、嘔吐、下痢

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。