ファルシゴ静注(アルテスネート)60mg

1520 円!! ヨモギ由来の短期作用型抗マラリア薬!副作用がほとんどなく、高い効果が期待できますが、作用時間が短いために通常はほかの抗マラリア薬と併用!がんの治療効果があるとの報告も!

Falcigo Injection (Artesunate) - 60mg (1 vial)

■ 1バイアル

価格:1520 円

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有効成分

アルテスネート/アルテスネイト/アーテスネート(Artesunate )

 

製造国

インド

 

製造元

Zydus

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

成人は、60mgを筋肉注射または静脈注射として1日1回を5-7日間使用します。
初回は2倍量を使用します。
成人の総使用量は360-480mgです。
子供の使用量は体重1kgにつき1.2mgです。

・5%の炭酸水素ナトリウム液1mgを加え、溶けるまで2-3分振ります。
・静脈注入液には、5%のグルコースまたは生理食塩水を5mg加え10mg/mlのアルテスネート濃縮液を作ります。
・筋肉内注射液には、5%のグルコースまたは生理食塩水を2mg加え20mg/mlのアルテスネート濃縮液を作ります。

 

商品詳細

ファルシゴ静注は、静脈注射または筋肉注射として使用する短期作用型の抗マラリア薬で、特にクロロキンに耐性を持つ熱帯性マラリア原虫や三日熱マラリア原虫によるマラリア感染の治療に効果的です。

マラリアは、世界保健機関(WHO)の熱帯病特別研究訓練計画の中で「人類の中で制圧しなければならない8大熱帯病」のひとつに挙げられている疾病で、年間3-5億人が感染し、そのうち約150-270万人が死亡するとされており、熱帯から亜熱帯に広く分布する原虫感染症です。原因となるマラリア原虫は、爬虫類、鳥類、ほ乳類だけの細胞内に寄生し、魚類や両生類には寄生しないという特性を持つ単細胞生物で、ハマダラカという種類の蚊が媒介になります。
人間に感染するマラリアには熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵型マラリアの4種類があり、数日から数週間の潜伏期間を経て増殖し、発症します。40度近い高熱を主症状とし、さらに異常な悪寒、頭痛、関節の痛み、吐き気などを伴います。一般に高熱は数時間で下がりますが、三日熱マラリアと卵型マラリアに感染した場合は48時間ごと、四日熱マラリアでは72時間ごとに発熱を繰り返します。
また熱帯熱マラリアは別名・悪性マラリアとも呼ばれ、感染した赤血球が細い血管の壁に付着して血管を詰まらせるため、脳、肺、腎臓など多くの臓器が障害を受けることがあります。急性で強い貧血を引き起こすのが特徴で、短期間のうちに意識混濁、発作、昏睡と症状が悪化し、最悪の場合は死に至ることもあります。
いずれも原虫は長期にわたって血液中にとどまるため、例え症状が一時的に治まったとしても重症化や慢性化することもあり、また三日熱および卵型マラリアでは再発する可能性がかなり高いようです。

マラリアの治療には、従来はクロロキンやファンシダールなどの薬剤が使用されていましたが、これらの薬剤に対する耐性を持つマラリア原虫が広くまん延しているだけでなく、両者の多剤耐性株も出現しているため、有用性が著しく低下しているのが現状です。そこでこれらの欠点を補うために開発されたのがファルシゴ静注の有効成分であるアルテスネートです。
アルテスネートはヨモギの近似種類であるキク科ヨモギ類のクソニンジンから抽出され、抗マラリア作用の活性成分であるアルテミシニン(アルテミシン)から合成された2つの誘導体のうちのひとつです。抗マラリア作用はアルテミシン誘導体の中でもっとも高いと考えられており、毒性が極めて低く、副作用がほとんどないのが特徴です。しかし体内での半減期が比較的短いという欠点を持つため、通常は単剤では使用せずに、3日から6日の半減期を持つルメファントリンやキニーネ系のメフロキンなど、ほかの抗マラリア薬と併用するACT治療(artemisinin-based combination therapy)が行なわれるのが主流となっています。

なお、近年ではこのアルテスネートに抗がん作用があることが報告されており、がん代替医療としても使用されています。

 

他の商品との比較

マラリアの急性期における短期作用型の治療薬です。

アルテスネートはヨモギの近似種類であるキク科ヨモギ類のクソニンジンから
抽出したアルテミシニン(アルテミシン)の水溶性誘導体(C15 H22 O5.)です。

アルテスネートはキニーネ系のメフロキンと併用(ACT治療)すると、重症な
熱帯熱マラリア原虫に特に有効とされています。

アルテスネートを有効成分とした薬剤は日本では発売されていませんが、海外ではMalartin、Artesor、Amonate、Ansunate、Artequin、Artesa、Artestar、Artex、Artfin、Arth、Artifast、Asunate、ATE、Falcigo、Flcinez、Falcitrim、Falcized、Larinate、Malnate、Plasmotrim、Pyralfin-A、Reonate、Swait、Traphasunatなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

【使用上の注意】
・溶液は粉が溶けた後すぐに使用してください。にごりや沈殿物が生じた場合は、絶対に静脈内注射として使用しないでください。
・静脈内注射の速度は3-4ml/分です。
・高度の寄生虫血症(RBC感染率10%以上)の感染の場合は初回120mgを使用した後、4-6時間後に60mgを使用します。
・アルテスネートで5日間治療した人で、クロロキン耐性のある場合の再発率は10%未満です。また重篤な感染および免疫性のない人は7日間の治療が推奨されています。静注によってマラリア症状が落ち着いた後、さらに7日間アルテスネートの錠剤を服用するといいでしょう。
・妊娠初期に使用する場合は充分に注意してください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とファルシゴ静注は併用しないでください。
・抗酸化物質(ビタミンE、ビタミンC、グルタチオンなど): 抗マラリア作用が減弱します。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

製品の性質上、正しいタイミングで使用してください。

 

副作用

ファルシゴ静注を使用した場合、以下の副作用があらわれることがあります。

●主な副作用
吐き気、腹痛、下痢、頭痛、めまい

 

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