ミリキシム (セフィキシム) 100mg

550 円!! 細菌の細胞分裂を妨げ、増殖を抑制!細胞を守る細胞壁が薄くなることで、細菌を死滅へと追いやります!淋病の治療にも効果を発揮する、広いスペクトラムのセフェム系抗生物質!

Milixim (Cefixime) - 100mg (10 Tablets)

■ 10錠

価格:550 円

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有効成分

セフィキシム(Cefixime)

 

製造国

インド

 

製造元

3M Health Care Ltd.

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

※注意※
ミリキシム100mgの服用にあたり、耐性菌の発現などを防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上櫃王な最小限の期間の服用にとどめてください。
・高度の腎障害のある人では血中濃度が持続するため、腎障害の程度に応じて服用量を減量し、服用の間隔を空けて使用してください。

【細菌感染症】
通常成人、及び体重が50kg以上か12歳以上の子供は1日200-400mgを1-2回に分けて経口服用してください。

・2回に分けて服用する場合は1回200mgを12時間毎に服用してください。
・一般的な治療服用期間は7日ですが、最大14日まで延長可能です。
・ただし可能性連鎖球菌による感染症の治療としては最低でも10日以上の服用が必要とされています。

【無併発性の淋菌感染症】
1回400mgを1日1回、最大10日間使用します。

 

ミリキシム100mgは分散性錠剤(Dispersible Tablet)のため、少量の水と共に摂取するか、直接舌の上で溶かして摂取してください。

 

商品詳細

ミリキシム100mgは、細菌細胞壁を構成するペニシリン結合たんぱく(PBP)と強く結合し、細菌細胞壁の合成を抑制することで抗菌作用を示す抗生物質で、以下に適応します。

・適応菌種
セフィキシムに感性のレンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、クレブシエラ属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌

・適応症
急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、尿道炎、胆のう炎、胆管炎、中耳炎、副鼻腔炎、しょうこう熱

細菌は、人体を含む地球上のあらゆる環境に存在している微小な生物で、光合成や窒素固定、有機物の分解過程などの物資循環において重要な役割を果たしています。
その中には大腸菌、赤痢菌、サルモネラ菌などのように人間に対して害を与えるものもあれば、ビフィズス菌、乳酸球菌など人間にとって有用なもの、また特に何の影響を与えないものなど、その個体数は5×1030とも言われています。

細菌は独立したひとつの細胞ですが、すべての細胞はたんぱく質と脂質からできた細胞膜という薄い膜で包まれており、細菌の場合はさらに外部との浸透圧からその構造や強度を保つために細胞壁という層に囲まれています。
この細胞壁を形成しているのがペプチドグリカンという高分子です。
ペプチドグリカンは細胞質膜に存在するペニシリン結合たんぱく質(PBP)が作用して作られていますが、この働きを阻害するのがミリキシム100mgの有効成分であるセフィキシムです。

例えば細胞が2つに分裂する場合、まずあらかじめ2つ分の細胞質構成、細胞膜、細胞壁、外膜などの付属器官がつくられた後に分かれます。
しかしセフィキシムによってペプチドグリカンの合成を阻害された細菌は複数分の細胞壁をつくることができなくなるため、分裂に伴って細胞壁が薄くなり、結果として増殖が抑制され (静菌作用)、さらに細胞と外液との浸透圧差が原因で細菌は死滅することになるのです(殺菌作用)。
ちなみに人間の細胞は細胞壁を持たないため、抗生物質が人間の細胞に影響を与えることはありません。

またミリキシム100mgはその広いスペクトラムから、淋病に対しても強い抗菌力を有する抗生物質です。
男性は尿道炎、女性は子宮頚管炎が性感染症全体のうち約8割を占めますが、その中でも淋菌感染症は性器クラミジア感染症と並んで頻度の高い性感染症と言われています。
淋病は淋菌による感染症で、キスやオーラルセックスなど粘膜の接触により感染し、約2-7日で発病します。
1984年をピークに減少の傾向をたどっていましたが、1990年代半ばから再び上昇しているとの報告もあります。

男性の症状として尿道内の炎症があり、排尿痛や黄緑色の排膿を伴います。
そのままにしておいても症状が治まる場合もありますが、淋菌はそのまま尿道内にとどまっているため、相手に感染させたり再発することもあります。
また症状がひどくなった場合は、精巣上体炎(副睾丸炎)の併発や性管炎などを伴い、最終的に閉塞性無精子症になる可能性もあります。

女性の場合は概して子宮頚管炎が起こり、不正出血やおりものなどが認められますが、男性と比べて症状が少ないために淋病に感染したと気づかないことが多々あります。
淋菌はさらに卵管まで移動して炎症を起こし、卵管がつまることで妊娠できなくなったり、また場合によって上腹部まで到達して肝臓の周囲に炎症を起こすこともあります。

淋病の治療には通常抗生物質が使用されます。
服用中に症状がなくなることがありますが、菌が死滅したわけではないので、再び感染するおそれがあります。
淋病の完治には、処方された量をきちんと最後まで服用することが大切です。

 

他の商品との比較

セフェム系抗生物質はβ(ベータ)ラクタム系抗生物質のひとつで、ペニシリンと同じような機序で細胞壁の合成を阻害する作用を持ちますが、ペニシリンが細菌の殺菌作用が強いのに対し、セフェム系は細菌の増殖を抑える静菌作用を主としています。
また細胞壁を持たないマイコプラズマや、ウイルス類には効果は発揮しません。

セフェム系の抗生物質は1960年代から発売されるほど長い歴史を持っており、開発された年代により世代分けされ、現在では第四世代に至っています。
第一世代ではグラム陰性菌の細胞膜に含まれているβラクタマーゼという酵素により容易に分解されてしまうという問題点がありましたが、世代を追うに従って安定性を示すようになり、グラム陰性菌に対する抗菌力が強くなっています。
しかしその反面で、グラム陽性菌に対する抗菌力は世代を追うごとに弱くなっています。

セフィキシムは第三世代セフェム系抗生物質です。
特徴として、腸内グラム陰性桿菌に作用する広域抗菌スペクトラムを持っています。
特にグラム陰性桿菌や嫌気性菌にも強い抗菌力を有し、また、βラクタマ―ゼに対して強い安定性を示しているためペニシリン系抗生物質や第一世代セフェム系抗生物質に耐性の大腸菌、淋菌やインフルエンザ菌に対しても効力を発揮します。
さらに二次感染や難治性の感染症にも適していますが、ブドウ球菌属、腸球菌、緑膿菌に対する活性は弱いとされています。

最近アメリカで行なわれた研究報告では、セフィキシムの服用が淋菌をはじめとした細菌感染による子宮からの異常出血、粘液膿性子宮頚管炎、子宮圧痛、子宮内膜炎といった症状に有効であるとの結果が出ています。

ミリキシム100mgの有効成分であるセフィキシムは、日本ではセフィーナ(大洋薬品)、セフパ(日医工)、セキシム(東和薬品)、セキスパノン(長生堂)、セフスパン(アステラス製薬)として販売されています。
また海外では、CFIX、Cefixoral、Cefspan、Cephoral、Oroken、Suprax、Uniximeなどの名前で販売されています。

 

特別な注意

【重要な基本的注意】
・ショックが現われるおそれがあるので、充分な問診を行なってください。

以下の場合、慎重にミリキシム100mgを服用してください。
・ペニシリン系抗生物質に対し、過敏症の既往歴のある人

・本人または両親、兄弟に気管支喘息、発疹、じんましんなどのアレルギー症状を起こしやすい体質を有する人

・高度の腎障害のある人、経口摂取不良の人、非経口栄養の人、全身状態の悪い人: ビタミンK欠乏症状が現われることがあります。

・高齢者: 生理機能が低下していることが多く、副作用が出現しやすいとされています。またビタミンK欠乏による出血傾向が現われることがあります。

以下の場合、原則としてミリキシム100mgを服用しないことを原則としますが、特に必要とする場合は慎重に服用してください。

・ミリキシム100mgの成分またはセフェム系抗生物質に対し、過敏症の既往歴のある人

以下の場合、ミリキシム100mgを絶対に服用しないでください。
・ミリキシム100mgの成分によるショックの既往歴のある人

妊娠中の服用に関する安全性は確立していないため、妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。

新生児に対する安全性は確立していません。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とミリキシム100mgを併用する場合、充分に注意してください。
・ワルファリンカリウム: ワルファリンカリウムの作用が増強されるおそれがありますが、ミリキシム100mg(セフィキシム)服用による症例報告はありません。

上記以外の薬剤と併用する場合には、事前に医師或いは薬剤師に確認し、安全性を確かめてからご使用ください。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ミリキシム100mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
発疹、じんましん、紅斑、そう痒、発熱、浮腫、好酸球増多、顆粒球減少、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇、BUN上昇、下痢、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、胸やけ、食欲不振、腹部膨満感、便秘、口内炎、カンジダ症、ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向など)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎など)、頭痛、めまい

極稀に起こる重篤な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、じんましんなど)、皮膚障害(皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症など)、血液障害(無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少など)、腎障害(急性腎不全など)、大腸炎(偽膜性大腸炎など)、関節性肺炎、PIE症候群(好酸球増多性肺浸潤症候群)、肝機能障害、黄だん

 

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