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2016-01-15

ソース(記事原文):Medical News Today

糖尿病治療薬メトホルミンが膵臓がんの進行を阻止することが研究で明らかに

【Medical News Today】(2016年1月15日) ― 転移促進性腫瘍微小環境のメトホルミンによる抑制は、体重過多の人や糖尿病の人にいちばん多いかもしれない。

糖尿病治療薬であるメトホルミンの効果に隠された膵臓がんの進行抑制という新しい機序を、マサチューセッツ総合病院(MGH)の研究員が見つけたかもしれない。オープンアクセスジャーナルである『PLOSワン』で発表された彼らの研究において、メトホルミンが膵臓がん形成におけるもっとも一般的な特徴である炎症と線維症を減少させたという結果を研究チームが述べている。細胞および動物実験、そして患者の腫瘍サンプルでの結果もまた、この利益的な効果が特に体重過多の人や糖尿病患者においてもっとも多いかもしれないことを示している。

「私たちはメトホルミンが、細胞外マトリックスを生成する膵星細胞の活性化阻害、および炎症を減少させるよう免疫細胞を再プログラミングすることで、膵臓がんの特性である密性結合組織と腫瘍関連免疫細胞が蓄積してできる線維形成に歯止めをかけることを発見しました」と語るのは、マサチューセッツ総合病院放射線腫瘍学部のスティール研究所腫瘍生物学の医学博士であり、研究の共同著者でもあるフクムラ・ダイ博士。「私たちはさらにこれらの効果は、線維症増加を伴う腫瘍があらわれている体重過多または肥満の人の腫瘍にのみ有効であることがわかりしました」。

この研究は、もっとも多い膵臓がんの形態であり、アメリカでは毎年4万人近くの人が死亡している膵管腺がんに焦点を当てた。この形態の膵臓がんと診断された人の半分は体重過多または肥満で、最大80パーセントの人が2型糖尿病またはインスリン抵抗性を持っている。2型糖尿病を治療する一般的な薬であるメトホルミンを使用している糖尿病患者は、膵臓肝発症のリスクが減少したことが知られている。また腫瘍が発生した患者の中でこの薬を使用している人は、死亡リスクが減少する可能性もある。しかしこの研究以前は膵臓がんに対するメトホルミンの作用機序は不透明であり、メトホルミンに対する反応の潜在的な生体指標も報告されていなかった。

糖尿病治療のためにメトホルミンを服用していた体重過多または肥満の人から摂取した腫瘍サンプルでは、そうでない人と比較して細胞外マトリックスの構成成分であるヒアルロン酸の数値が30パーセント低いことを研究者たちは最初に発見した。膵臓がんを持つ肥満動物モデルでは、メトホルミンを摂取した場合はヒアルロン酸およびコラーゲン-1の発現が減少し、活性化された膵星細胞(PSC)が少なくなった。培養細胞での研究においては、メトホルミンがPSCによるヒアルロン酸とコラーゲン-1の産生を減少し、さらに炎症環境を拡大する腫瘍関連マクロファージの取り込みを阻害するシグナル伝達経路を特定した。

肥満ネズミモデルのケースでは、メトホルミン治療が腫瘍関連マクロファージ値を60パーセントまで減少させ、また腫瘍組織の細胞外マトリックスのリモデリングを含む遺伝子の発現を減少させたことを研究者たちは発見した。メトホルミンによる動物の腫瘍の治療は、さらに「上皮から間葉への変化(EMT)」と呼ばれる細胞特性における転移関連の変化および、全体的な転移レベルにおいて減少を示した。これらのメトホルミンの腫瘍関連に対する効果は、グルコース代謝および体重を含む代謝伝達経路に対する薬の独立した効果にあらわれている。

「糖尿病患者およびそうでない人の腫瘍に対するメトホルミンの効果を調査する約200におよぶ臨床試験が現在進行中です」とスティール研究所の所長で共著者でもあるラケシュ・K・ジェイン医学博士。「膵臓がんやほかのがんに対するメトホルミン効果の隠れた機序を理解することは、患者の体重や増加した腫瘍線維症などの生体指標を特定する助けとなり、メトホルミンによる治療がもっとも効果的である患者を判別ことができるようになります」。フクムラ博士は放射線腫瘍学の准教授であり、ジェイン博士はハーバード大学医学部腫瘍生物学の教授である。今年の後期に、ジェイン博士は2016年科学栄誉賞を受賞する9人のうちの1人となる予定である。


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