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2013-05-31

ソース(記事原文):ヘルスカナル

メラトニンが高地での睡眠および認知を改善する可能性

ヘルスカナル(2013年5月31日)― イリノイ州ダリエン―北米の最高峰マッキンリーで新たに行われた研究が、メラトニンは高地での睡眠および認知の改善に役立つことを示唆している。

研究結果によれば、メラトニン服用後の被験者はプラセボ服用後よりも早く入眠し、また入眠してからの覚醒も少なかったという。さらに、服用翌日に実施した検査の平均反応時間は、プラセボよりもメラトニンで有意に向上した。

「驚いたことに、試験に参加した登山者らがプラセボを服用した場合、入眠するまでの時間は約44分でした」。試験責任医師のクリストファー・ユングPhD(Christopher Jung, PhD)はそう話した。彼は、アラスカ州立大学アンカレッジ校(University of Alaska Anchorage)生物科学部(Department of Biological Sciences)睡眠・時間生物学研究室(Sleep and Chronobiology Lab)の准教授だ。「メラトニンを服用した場合は、入眠までに20分ほどしかかかりませんでした。この睡眠量の増加が、認知パフォーマンスを向上させる重要因子だったようです」。

先日、この研究のアブストラクトが『スリープ(SLEEP)』誌のオンライン版サプルメントに発表された。メリーランド州ボルチモアで6月1日~5日にかけて、第27回睡眠専門家協会(Associated Professional Sleep Societies LLC)年次大会「スリープ2013(SLEEP 2013)」が開かれており、ユング博士は4日に研究結果を発表する予定だ。

この無作為化プラセボ対照試験には13名の登山者が参加し、北米最高峰マッキンリー山(標高20,320フィート)の14,200フィート地点で、2晩連続で評価が行われた。二重盲検クロスオーバー被験者内計画とした今回の試験では、一方の夜に、被験者は自らが選んだ就寝時間の90分前にメラトニンを服用し、もう一方の夜には同じ時間にプラセボを服用した。被験者には自分のテントで就寝してもらい、ワイヤレス睡眠記録装置を使って睡眠の質を定量化した。どちらの夜も服用した翌日に、コンピューター版ストループ検査(Stroop test)で認知パフォーマンスを測定して、平均反応時間を評価した。

研究者らによると、高地にいることで低酸素関連の睡眠障害が起きたり、極端な条件下では特に問題となる認知の低下が起きたりするという。

「多くの高地は極端で危険な気候のため、登山や軍事作戦中にとっさの判断が求められることがよくあります」とユング博士は言った。「この結果から、メラトニンは高地での睡眠および認知機能を改善してくれる安全な自然のサプリメントといえます」。

この『北米最高峰にて高度が睡眠および認知に及ぼす影響への対策としてのメラトニン』と題したアブストラクトの複写に関して、またはユング博士や米国睡眠医学会(American Academy of Sleep Medicine : AASM)広報担当者へのインタビュー申し込みに関しては、AASMコミュニケーション・コーディネーターのリン・セルマー(Lynn Celmer)(lcelmer@aasmnet.org)に問い合わせていだたきたい。

AASMと睡眠研究学会(Sleep Research Society)が共同で行うスリープ年次大会は、睡眠医学と睡眠研究の分野を牽引する5,500人以上の臨床家・科学者の国際的な集まりである。「スリープ2013」では1,300件以上の研究アブストラクトの発表が予定されており、睡眠の理解のほか、不眠症、ナルコレプシー、睡眠時無呼吸などの睡眠障害の有効な診断・治療に寄与する新しい所見が紹介される(www.sleepmeeting.org)。

AASMは睡眠障害を、多くの人が患うようになった疾患ととらえている。その公認睡眠センターでは、認定睡眠専門医が有効な治療を提供している。AASMでは患者に、睡眠の問題をかかりつけ医に相談するか、または各睡眠センターを検索できるディレクトリ(www.sleepeducation.com)にアクセスするよう勧めている。


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