ラダニル (ベンズニダゾール) 100mg

5210 円!! 【次回入荷時期未定】現在2種類しか存在しないアメリカトリパノソーマ病(またはシャーガス病)治療薬のひとつ!感染初期に服用することによって感染源の原虫の増殖を抑制!日本国内での入手は不可能!

Radanil (Benznidazol) - 100mg (100 Tablets)

■ 100錠

価格:5210 円

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有効成分

ベンズニダゾール(Benznidazol)

 

製造国

ブラジル(アルゼンチン市場向け)

 

製造元

Roche Products

 

使用量

下記の服用量はあくまでも目安です。
症状によって、適した用量は異なるため、用法・用量を医師と相談の上服用して下さい。

【成人】
1日2回各2.5-3.5mg/kgを1-3カ月間服用して下さい。

【12歳以下の小児】
1日2回各5.0mg/kgを1-3カ月間服用して下さい。

 

商品詳細

ラダニル100mgは、ベンズニダゾールを有効成分とした抗原虫薬で、原虫による人獣共通感染症・アメリカトリパノソーマ病(またはシャーガス病)の治療薬です。

アメリカトリパノソーマ病はクルーズトリパノソーマという鞭毛虫類に属する原虫によって引き起こされる感染症です。
吸血性昆虫・サシガメによる刺咬や排泄物を媒介としてヒトやイヌに感染し、約1週間程度で、刺咬部の硬結、発熱、リンパ節・肝臓・膵臓などの腫大、眼瞼腫脹(小児の場合)、などが現れます。

アメリカトリパノソーマ病は、主にアメリカ南部、中南米において発生している病気で年間最大5万人がこの病気で命を落としているといわれています。
感染後、数週間から数カ月の間に末梢血(血液)にトリパノソーマ数が多く確認される急性感染期を経て、血液中に原虫がほとんど確認されない潜伏期、慢性疾患期へと移行します。
急性感染期には発熱や局所の腫れ、或いはこの疾患の特徴となる効果した紅斑性皮膚病変(シャーゴマ)などの症状が現れることがありますが、多くの場合は無症候であるといわれています。
無症候のまま数年から数十年の潜伏期を経て、感染者の約20-40%が拡張型心筋症に似た心障害や、巨大食道及び巨大結腸等の消化器障害を発症します。

アメリカトリパノソーマ病(またはシャーガス病)には予防ワクチンがないうえに、初期(急性感染期)は無症候であることが多いため、感染が確認された時には既に薬が効かず手遅れになる場合が多いとされています。
また、有効であるとされるベンズニダゾールやニフルチモックスも急性期のみにしか効力を発揮しないため、慢性期疾患における有効な薬剤は存在しません。
従って、流行地では肌の露出を少なくし殺虫剤などで駆虫駆除を行うなど、媒介の原因となる刺咬を防ぐことが大切です。
また、万が一感染が疑われる場合には、早期診断と治療が必要となります。

日本においては中南米からの旅行者などの中にアメリカトリパノソーマ病陽性患者が見つかっています。
献血によりヒトからヒトへ感染する事もあるため、厚生労働省では陽性患者は絶対に献血をしないよう勧告しています。

 

他の商品との比較

ラダニル100mgの有効成分・ベンズニダゾールは抗原虫薬に属し、感染源となるクルーズトリパノソーマ原虫の増殖を抑制することによってアメリカトリパノソーマ病の治療に効果を発揮します。

現在のところアメリカトリパノソーマ病の治療薬は、ラダニル100mgの有効成分・ベンズニダゾールと、ニフルチモックスの2種類のみで、ベンズニダゾールにおいては日本国内での入手は不可能です。
また、この2種は1960年代から70年代に開発されたものであり、その効果も血液中にクルーズトリパノソーマ原虫が多く認められる急性期のみに有効と非常に限られています。
その為、慢性期疾患においては対処療法が中心になっています。

しかし、近年になりベンズニダゾールは慢性期のアメリカトリパノソーマ病(シャーガス病)にも有効であると言う研究結果が報告されています。

また、日本の製薬会社であるエーザイは独立非営利財団であるDrugs for Neglected Disease initiativeと共同でアメリカトリパノソーマ病(シャーガス病)に対する新しい治療薬の開発の提携を2009年9月に締結しています。

 

特別な注意

以下項目に該当する方、または既病歴のある方はラダニル100mgを使用しないで下さい。
・有効成分・ベンズニダゾールにアレルギー症状が出る
・血液疾患
・腎疾患
・肝疾患
・妊婦、授乳中、妊娠している可能性がある
・乳幼児、小児
・高齢者

その他
・例え同じ症状であっても、他者へ与えないで下さい。
・小さなお子様の手の届かない場所に保管して下さい。

 

他の薬との併用

処方箋薬・市販薬に関わらず以下に該当する薬剤や食物を使用中、またはその他何らかの薬剤を使用している場合は、ラダニル100mgの使用を必ず医師と相談して下さい。
・炎症・鎮痛薬(アスピリンなど)
・抗凝血薬(ワーファリン、クマディン、パンワーファリンなど)
・アルコール

 

誤って大量に服用した場合

直ちに病院に連絡し、医師の診断を受けて下さい。

 

服用し忘れた場合

ラダニル100mgの使用を忘れた場合は、すぐに1回分の用量を服用するか、次の回から使用して下さい。
但し、2回分の量を一度に使用する事は避けて下さい。

 

副作用

ラダニルを使用している間、以下の様な症状を感じる方がいます。
該当する、もしくは不快な症状や気になる症状がある場合は、すぐに医師の診断を受けて下さい。

・主な副作用
痙攣、麻痺、手足にヒリヒリする痛みを感じる、皮膚に赤みや変色したシミが出る、腹痛、下痢、悪心、吐気

・極稀に起こる重大な副作用
発熱、悪寒、赤斑、発疹、咽頭痛、不正出血、混乱、眩暈、頭痛、情緒不安定、一時的に記憶が無くなる、不眠、集中力の喪失、倦怠感、虚弱

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。