ロリン(アナストロゾール)1mg (30錠)

4980 円!! アロマターゼ酵素の働きを阻害し、がん細胞の増殖を促進するエストロゲンの生成を抑制!再発予防効果が高く、副作用が少ない閉経後乳がん治療薬です!アリミデックスのジェネリック薬!

Rolin (Anastrozole) 1mg (30 Tablets)

■ 30錠

価格:4980 円

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有効成分

アナストロゾール(Anastrozole)

 

製造国

インド

 

製造元

Cipla

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。


通常、成人は1日1錠を経口服用します。

進行性乳がんの場合は、腫瘍進行まで服用し続けてください。


 

商品詳細

ロリン1mgは、主に閉経後のエストロゲン受容体陽性およびエストロゲン受容体不明乳がんに対してすぐれた効力を発揮する薬で、がん細胞の増殖を抑制する薬です。


乳がんは乳房組織に発生するがんで、年齢とともに増加する傾向があり、日本人の場合25-30人に1人が発症すると言われています。 主な要因として、妊娠・出産歴がない、母乳を与えない、初経年齢が低い、閉経年齢が高い、飲酒や喫煙などの生活習慣などが挙げられますが、性ホルモンのひとつであるエストロゲン(卵胞ホルモン)が関係している場合もあります。


女性は性ホルモンとして、エストロゲンとプロゲステロン(黄体ホルモン)を男性より多く持っていますが、中でもエストロゲンはエストロゲン受容体(ER)と呼ばれる物質と結合することによって、乳腺や腺房の発達を直接的に支配し、育児のための乳汁をつくる機能を整えるなど、女性を女性らしく保つ役割を持っています。 しかし 閉経後は卵巣機能が衰えてエストロゲンがつくられなくなるため、その代わりに副腎で作られる男性ホルモンであるアンドロゲンが、脂肪などにあるアロマターゼという酵素によってエストロゲンに変換されるようになります。


エストロゲンが急速に減ると、分泌量が減る一方のエストロゲンを少しでも多く受け止めようと、乳管上皮細胞でエストロゲン受容体が増えます。 この受容体と結びついたエストロゲンにより発生、進行する乳がんのことを、エストロゲン受容体陽性(ホルモン受容体陽性)乳がんと呼びます。

エストロゲン受容体陽性乳がんはホルモンに依存して増殖する特徴があるため、エストロゲンの分泌や働きを妨げることでその進行を著しく遅らせることができるとされています。
そこでアロマターゼの働きを阻害し、エストロゲンに変換できないよう働かける役目を持つ薬が、アロマターゼ阻害剤であるロリン1mgです。


ロリン1mgの有効成分であるアナストロゾールは、アンドロゲンがアロマターゼと結合する部位に結合し、アンドロゲンがアロマタ-ゼと結合することを不可能にします。 このことによって、アンドロゲンからエストロゲンへの変換が阻害され、結果として受容体へ結合するエストロゲンの産生が抑制されることからがん細胞の増殖が阻害されます。


ロリン1mgのように直接がん細胞へ作用せず、がんの増殖を促進するホルモンの作用を妨げてがんの進行を抑える治療法をホルモン療法と言います。 海外で行なわれた臨床試験の報告によると、アナストロゾールはアロマターゼ活性の約96%を阻害したとの結果が出ています。


なお最近の研究報告によると、閉経後ホルモン感受性陽性乳がんの人では、従来の乳がん治療薬の主流であるタモキシフェンを2-3年服用した後に、アナストロゾールを含むアロマターゼ阻害剤に切り替えた場合、奏効率および副作用において有意に優れているという結果が出ています。


 

他の商品との比較

強力かつ選択的なアロマターゼ阻害作用を持っています。


ホルモンレセプター陽性の病性進行までの期間を延長します。


乳がん再発リスクを低下させます。


ホルモンレセプター陽性において、対側乳がん発生リスクを低下させます。


従来の乳がん治療の主流であったタモキシフェンよりも閉経後乳がんの再発や死亡リスクを有意に抑えるという報告があります。


アナストロゾールを有効成分とした薬は、日本ではアナストロゾール(富士フイルムファーマ、日本ジェネリック、日本化薬、江州製薬、シオノケミカル、テルモ、共和薬品工業、日本ケミファ、サンド、持田製薬、武田薬品工業、武田テバファーマ、武田テバ薬品、マイラン製薬、ファイザー、日医工、MeijiSeikaファルマ、エルメッドエーザイ、エーザイ、共和クリティケア、ニプロ、沢井製薬、東和薬品、富士製薬、小林化工)、アリミデックス(アストラゼネカ)の名前で発売されています。


海外ではAnastrozole、Arimidex、Anastroleなどの名前で発売されています。


 

特別な注意

【禁忌】

・妊婦または妊娠している可能性のある人

・授乳婦

・ロリン1mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人


【慎重服用】

・重度の肝・腎障害のある人: ロリン1mgの重度の肝・腎障害の人における安全性は確立していません。


【重要な基本的注意】

・ロリン1mgの特性ならびに使用経験がないことを考慮して閉経前の人の使用は避けてください。

・ロリン1mgは内分泌療法剤であり、がんに対する薬物療法について充分な知識・経験を持つ医師のもとで、ロリン1mgによる治療が適切と判断される人についてのみ使用してください。

・ロリン1mgの服用によって、骨粗鬆症、骨折が起こりやすくなるので、骨密度などの骨状態を定期的に観察することが望ましいとされています。


【その他の注意】

・アナストロゾールとの関連性は明確ではありませんが、臨床試験において無力症や傾眠などが報告されているので、自動車の運転や機械の操作には注意してください。


【高齢者】

・一般に高齢者では生理機能が低下しており、副作用が現れやすいので慎重に服用してください。


【妊婦、産婦、授乳婦など】

・ロリン1mgは、閉経後の人を対象としていることから、妊婦、授乳婦に対する使用は想定されていませんが、妊婦、授乳婦の使用の安全性については次の知見があります。

1) 妊娠中の使用に関する安全性は確立していません。

2) 授乳婦の使用に関する安全性は確立していません。


 

他の薬との併用

更年期障害の治療としてホルモン補充療法を受けている場合: その作用がアナストロゾールと相反するものであるため、治療を同時進行しないでください。


タモキシフェン: アナストロゾールの作用を減弱させる可能性があります。


ブセレリン、ゴセレリン、リュープロレリン、トリプルレリンなどのゴセレリン(ホルモン抑制剤: 安全性は確立されていません。


 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。

次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。2回分を1回に服用することは絶対におやめください。


 

副作用

ロリン1mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。


●主な副作用

ほてり、頭痛、倦怠感、無力症、疲労、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、ビリルビン上昇、嘔気、食欲不振、嘔吐、下痢、傾眠、手根管症候群、脱毛、発疹、皮膚血管炎、ヘノッホ・シェーンライン紫斑病、関節痛、硬直、骨折、関節炎、骨粗鬆症、骨痛、弾発指、性器出血、膣乾燥、白血球減少、好中球減少、高コレステロール血症


●極稀に起こる重篤な副作用

皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、アナフィラキシー、血管浮腫、じんましん、肝機能障害、黄だん、間質性肺炎、血栓塞栓症


 

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**注意!**

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なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
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