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2013-06-03

ソース(記事原文):Healio

嚢胞性線維症の若年患者の骨密度がアレンドロン酸で改善

Healio(2013年6月3日)― ビスホスホネート剤であるアレンドロン酸は、骨量減少の抑制を適応とする。イタリアの研究者らによると、嚢胞性線維症の患者で、骨量減少に対する別の治療法が奏効しなかった患者において経口アレンドロン酸は骨密度(BMD)を改善したという。

この研究者らは、10の嚢胞性線維症地域センターから171名を登録して2段階の多施設共同試験を実施した。被験者は嚢胞性線維症でBMDが低い小児・青少年・若年成人の患者(5歳から30歳、平均年齢13.8歳)とし、彼らの低BMDに対する治療法を検討した。

研究者らによると、第1段階は12カ月のオープンラベル観察試験で、カルシウム摂取とカルシフェジオールの効果を調べたという。試験データから、カルシウムおよびカルシフェジオールの投与によって見かけのBMDが5%以上増えたのは43例(25%)であった。

第2段階は12カ月二重盲検無作為化プラセボ比較並行群試験であり、観察試験の終了までにBMDが5%以上増えなかった患者を対象として経口アレンドロン酸(メルク社(Merck)のフォサマックス(Fosamax))の有効性と安全性を調べた。患者(n=128)は、アレンドロン酸群かプラセボ群のいずれかに無作為に割り付けられた。

試験データによれば、アレンドロン酸群(n=65)ではBMDが16.3%増加したのに対し、プラセボ群(n=63)では3.1%であった(P=.0010)。さらに、アレンドロン酸群の57例中19例(33.3%)で、見かけのBMDを同年代と比較したZスコアが正常となったことが明らかにされた。

観察試験では有害事象として中等度の高カルシウム尿症がみられた(n=5)。無作為化試験ではアレンドロン酸群の1例のみが軽度の発熱を呈した一方、プラセボ群でそのような患者はいなかった。

キャロル・レ・エナフPhD(Carole Le Henaff, PhD)、フレデリック・ベラルドPhD(Frederic Velard, PhD)、ジャッキー・ジャコPhD(Jacky Jacquot, PhD)(いずれもフランス、ランス大学(University Reims Champagne Ardenne)SFR CAP-サンテ(SFR CAP-Sante))が、論評を寄せている。彼らは付随の論評の中で、ビスホスホネート剤アレンドロン酸は嚢胞性線維症の若年患者に有効であり、忍容性も良好で、安全であるという説得力ある証拠を、今回の研究は示していると述べた。

彼らは、「嚢胞性線維症の若年患者において、生活の質を維持するうえで骨の健康を保つには、早期の認識および治療が最も効果的な戦略である」と続けている。


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