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2014-10-02

ソース(記事原文):ヒーリオ

基礎インスリンにリラグルチドを追加すると2型糖尿病マーカーが改善

ヒーリオ(2014年10月2日) ― 2型糖尿病入院患者におけるメトホルミン併用下または非併用下で、基礎インスリンにリラグルチドを追加すると、血糖コントロールが有意に改善する。この研究結果は、第50回欧州糖尿病学会(European Association for the Study of Diabetes:EASD)年次総会で発表された。

また、多施設共同多国間ランダム化比較試験では、プラセボと比較して、より大幅な体重減少と収縮期血圧・特定脂質の減少が、リラグルチド(ボノルディスク社製造ビクトーザ[Victoza])で認められた。

米国ポートランドにあるオレゴン健康科学大学(Oregon Health & Science University)に所属するアンドルー・アーマン(Andrew Ahmann)博士は「基礎インスリン治療で効果を得られなかった場合に、1日1回のリラグルチド治療が良い選択肢となる。その理由として、強化インスリン療法(Basal-Bolus法)に移行した場合に予期されるような複雑さや体重増加、それに低血糖率上昇を生じることなく、血糖値を効率的に下げられる点が挙げられる」と内分泌雑誌エンドクリン・トゥデイ誌(Endocrine Today)に語った。

アーマン氏と共に、フィンランドにあるタンペレ大学病院(Tampere University Hospital)のヨルマ・ラハテラ(Jorma Lahtela)博士らは、451人(18~80歳、BMI[肥満度指数]20~45 kg/m2、HbA1c値7~10%)を対象に、一層優れた有効性及び許容できる安全性について検討した。対象患者は、一定用量のメトホルミン(1,500 mg/日以上)投与下または非投与下で、一定用量のインスリン誘導体(20 U/日以上)を既に投与している患者とした。

二重盲検並行群間比較試験の下、前治療に加えて26週間にわたりリラグルチド1.8 mg/日を投与した225人とプラセボを投与した225人について、本研究者らが解析を行った(試験前の投与量を超えるインスリン調整は不可とした)。

平均ベースライン特性はリラグルチド群とプラセボ群で同様であり、HbA1c値はリラグルチド群の方がプラセボ群よりも大幅に減少した(-1.3 対. -0.11、95% CI:-1.39 ~ -0.99)。

HbA1c値7%未満の達成率はリラグルチド群の方がプラセボ群よりも高く(59.2% 対 14%、P<0.0001)、HbA1c値6.5%未満の達成率も同様であった(42.9% 対 3.6%、P<0.0001)。また、リラグルチド群の方が、基礎インスリン誘導体の推定平均1日量が少なかった(35.8 U 対. 40 U)。

リラグルチド群の方が、プラセボ群と比べて、以下の評価項目で大幅な減少がみられた:空腹時血糖値(差: -1.28 mmol/L、95% CI: -1.7 ~ -0.86)、自己測定した食後血糖上昇(差:-0.57 mmol/L、95% CI: -0.94 ~ -0.2)、体重(差, -3.11 kg、95% CI: -3.85 ~ -2.37)、収縮期血圧(差, -5.02 mm Hg、95% CI: -7.45 ~ -2.59)、脂質。

吐き気はリラグルチド群22.2%に対しプラセボ群3.1%、嘔吐はリラグルチド群8.9%に対しプラセボ群0.9%、軽度低血糖症の発現はリラグルチド群18.2%に対しプラセボ群12.4%であった。

アーマン氏は「低血糖症の発生頻度がリラグルチドの追加投与に伴い増加したが、これは普段の血糖値を指すHbA1c値がインスリン存在下で低くなったためである」としている。「ただし、重症の低血糖発作は認められなかった」と続けた。


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