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2016-08-30

ソース(記事原文):Medical News Today

安価な薬が1型糖尿病患者の心臓疾患の速度を
遅くする可能性があると専門家が発言

【Medical News Today】(2016年8月30日)


ニューキャッスル大学の科学者たちは、1型糖尿病患者が一般に2型糖尿病患者に処方される薬を日常的に服用すると、心臓疾患の発症や進行を遅くさせることを確信している。

メトホルミンは、肝臓でのブドウ糖の生成を減少させて2型糖尿病患者の血糖値を下げる目的でよく使用される安価な薬である。

通常この薬は1型糖尿病患者には処方されない。しかしながら、初めて行なった臨床試験の結果、メトホルミンが血管の幹細胞を増やし、患者が持つ損傷血管の自己修復能力を高めるかもしれないことがわかった。

糖尿病患者における疾病の主な原因は心臓疾患で、全死亡者の半数以上を占める。メトホルミンは、1型糖尿病患者のこの合併症の進行リスクを低減させるために使用されるかもしれない。

臨床試験の結果は、本日『心臓血管糖尿病学』ジャーナル誌で発表される。これは、メトホルミンの隠された機序を発見するためにニューキャッスル大学で以前に行なわれた研究室実験に続くものである。

ニューキャッスル大学糖尿病医学科の上級講師であり、ゲーツヘッドにあるクイーン・エリザベス病院の糖尿病専門医名誉顧問であるヨランタ・ウィーバー博士がこの2つの研究を指揮した。

この新しい研究は1型糖尿病患者の治療を将来的に改善するための最善の方法を知る意味で、大きな進展になると博士は確信している。

ウィーバー博士は「糖尿病患者は、そうでない人と比べて心臓疾患の転帰が悪いため、追加の治療選択を特定する必要性があります」と語る。

「メトホルミンは骨髄から放出される血管幹細胞によって生じる修復機序を高めることから、定期的に服用することで1型糖尿病患者の心臓疾患の発症機会を減らす助けになるかもしれません。

この研究は、治療の選択肢を拡充させたことにより心臓血管疾患のリスク上昇を持つ患者に対して前向きな臨床上の意義が期待できることから、興奮するような前進です。

この研究はメトホルミンをよく管理された1型糖尿病患者に最初に投与した際に、糖尿病改善よりもさらなる利点があることがわかりました。

私たちは、この薬は、心臓疾患の発症や進行を遅らせるのに役立つ、患者が持つ血管幹細胞を増加させることを確証したのです。

さらに研究では、損傷した血管と関連している細胞が減少し、患者の血管修復が起こったことを確認しました」。

研究者たちは、心臓疾患の徴候のない19歳から64歳で、最長23年間 1型糖尿病を患っている23人の治療グループを調査した。

患者たちは、1日1~3錠の範囲で耐容できる量のメトホルミンを8週間処方された。また血中血糖値を安全に保つためにインスリの調節を勧められた。

科学者たちは、直接患者の血中の幹細胞を測定し、またどのように機能するのかを観察するために試験管内で幹細胞を培養した。また損傷した血管を評価するためにほかの種類の細胞数も数えた。

被験者たちは、標準のインスリン治療を受けている同年齢層の9人と、20歳から64歳までの糖尿病でない健康な人と照合された。

メトホルミンを使用した患者の幹細胞は血管の修復を促進する能力があり、また血管幹細胞の働き方に改善があったことを専門家たちは発見した。

1型糖尿病は、膵臓がインスリンを生産しなくなったときに発症する生涯にわたる自己免疫疾患で、高血糖値の原因となっている。イギリスでは40万人以上がこの疾患であると推測されている。

「研究での被験者全員は、メトホルミン服用後はインスリン量が減り、いかなる重篤な副作用も出現していません」と語るのはウィーバー博士。

「1型糖尿病の患者は、現在受けているインスリンに加え、例え少量でもメトホルミンを追加できるかどうかを担当医と話し合うことを希望するかもしれません。しかし、低ブドウ糖値にならないために、インスリン量の調整には注意が必要とされます」。

予備実験は糖尿病調査健康基金(Diabetes Research and Wellness Foundation)からの援助を受け、拡大研究はゲーツヘッドの糖尿病調査基金(Diabetes Research Fund)から経済的援助を受けている。

糖尿病調査健康基金の研究管理者であるエレノア・ケネディ博士は、「糖尿病検査健康基金は、ウィーバー博士とその同僚が行なったこの小さな臨床試験である最初の予備研究に快く出資してくれました。

その結果、一般には2型糖尿病に使用される薬であるメトホルミンが、期せずして1型糖尿病の人にも有力な効果を発揮したのです。

これらの結果がさらに大きな臨床試験に繋がることを私たちは期待しています」。


症例研究

ニューキャッスル大学臨床試験の一員である積算士のアレックス・ローズは、この研究の結果に喜んでいる。

わずか7歳のときに1型糖尿病と診断されたゲーツヘッドに住む31歳の彼女は、健康状態を充分に管理してきた。そして2013年に行なわれた臨床試験に参加した。

アレックス女史は、「私は以前に医療研究分野で働いており、この健康状態にある人を助けるために、どれだけ重要な研究かわかっていたため、この臨床試験の一部にとても乗り気でした」と語る。

「特に長年にわたって1型糖尿病を患っている人では、多くの合併症を引き起こす可能性があるため、この深刻な問題を制限するためにできるだけ多くのことを行なうのが重要なのです。

心臓疾患は1型糖尿病患者にとっては心配ごとであるため、それを改善し、患者に便益を与えることができる治療はよいことなのです」。


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