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2005-06-02

ソース(記事原文):BBCニュース

心臓の専門家らがアスピリンの価値を認めた

心臓の専門家らは、心臓発作リスクが高い人の心臓発作を防ぐにはアスピリンが最も優れた薬であると、ある患者協会が発した懸念に対し応えた。

ブリティッシュ・カーディアック・ペイシェント・アソシエーション(The British Cardiac Patients' Association。直訳:英国心臓病患者協会)は、他の比較的高価な心臓病治療薬のほうが命を救う可能性が高いと示唆していた。

この協会によれば、心臓発作や脳卒中を起こした患者の多くはアスピリン療法を行っていても再発してしまうのだそうだ。

しかし、英国心臓財団(the British Heart Foundation。略称:BHF)も現行のガイダンスにてアスピリンを推奨している。

ガイドライン

国立臨床研究所(The National Institute for Clinical Excellence。略称:NICE)によれば、以前に心臓発作や脳卒中を起こしたことのある人、またはそうした心血管疾患のリスクが高くなる条件を抱えている人は、血栓形成を妨げるアスピリンやジピリダモールを服用すべきである。

また比較的高価な抗血小板薬クロピドグレルについては、アスピリンの副作用の恐れ、あるいは服用の必要がある他の薬剤との危険な相互作用の恐れがあることなどを理由に、低用量アスピリンを服用できない人に限り使用すべきであるとしている。

しかし、イヴ・ナイト氏(Eve Knight)は次のように述べた。「私たちが抱えている懸念は主に2つあります。ガイダンスの適用対象となる患者で、再発してしまう人は非常に多いのです。」

心臓発作や脳卒中を起こした人の場合、その再発リスクは特に最初の6か月間が極めて高くなっている。

「再発したのであれば、それはアスピリンの単独または併用療法による効果を得られなかったということです。その後の対応策について明確な指針はありません。」

「クロピドグレルについても、実際に言及しているのはアスピリンに忍容性がない人を対象とするということだけです。」

また同氏は、クロピドグレルの使用頻度を増やすべきであるとも述べていた。

しかしながらBHFは、NICEの現行ガイドラインを支持している。

BHFの医療ディレクターを務めるピーター・ウェイスバーグ教授(Professor Peter Weissberg, Medical Director of the BHF)は、次のように述べた。「心血管疾患を抱えている人には、抗血小板薬の服用が有効であるというのが現在の認識です。抗血小板薬は血小板を凝集させないようにすることで、危険な血栓形成を防いでくれます。」

「アスピリンは抗血小板薬であり、一般的にはそうした人達の第一選択薬となっています。」

「現在において心疾患を抱えて生活している人は英国全体ではおよそ270万人であり、これは史上最多です」

「そのような人達は、それぞれの症状に合わせた治療を受けることが重要です。現在はアスピリンの代替薬がいくつか存在し、アスピリンを服用できない、またはしたくない患者の場合にはそれらを使用することができます。これは、血管疾患を抱えるどんな人であっても、この命を救う治療薬の使用対象から外すべきではないということです。」

ただし、「そのほかの抗血小板薬のリスクと有益性に関する研究が多く行われていることから、現行のNICEガイドラインの見直しが必要となる可能性はあります。」とも述べた。


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