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2014-07-14

ソース(記事原文):フロリダ大学ニュース

心臓病リスクがある多くの患者に、有益なアスピリン治療に関する助言が欠如

フロリダ大学ニュース(2014年7月14日) ― フロリダ、ゲインズビル(GAINESVILLE, Fla)。毎日アスピリンを低用量服用すると、心血管疾患の重要な予防となりうるが、フロリダ大学(University of Florida)の 研究者らは、アスピリンで最も恩恵を受けることができる人が服用していない可能性があると言う。

フロリダ大学の研究で、心血管疾患のリスクが少ない患者の4分の1が医師にアスピリンを服用するように言われたと報告する一方、リスクが高かった人は40%のみしか医師からアスピリン療法を勧められていないと答えたことがわかった。

この研究結果は本日、米国心臓病協会誌(the Journal of the American Heart Association)に掲載される。

米国予防サービスタスクフォース(U.S. Preventive Services Task Force)は、予防とエビデンスに基づく医療における米国の専門家委員会で、45歳から79歳の男性および55歳から79歳の女性に対し、消化管出血のリスクというアスピリン常用で生じる可能性がある副作用をベネフィットが上回る場合、心臓発作や脳卒中の予防にアスピリンの使用を推奨している。

「心血管疾患は、米国では重大な問題であり、予防戦略を適切に使用することが特に重要である」と、フロリダ大学公衆衛生健康専門職学部(UF’s College of Public Health and Health Professions)」の保健サービス研究・経営・政策部長(chairman of the department of health services research, management and policy)であり、本研究の主任研究員であるアーチ・G・メイノスIII(Arch G. Mainous III)は述べた。「アスピリンは予防戦略として推奨されているが、対象となるのは特定の患者のみである。治療に関連する健康上のリスクがあるため、医師は適切な患者に対し、心血管疾患予防にアスピリンを服用するよう指示することが重要である」

心臓発作や脳卒中のリスクがある患者がアスピリンを服用していたか否かを調査した研究もあるが、患者が医師からアスピリンの服用を勧められていたか否かを調査したのはフロリダ大学のこの研究が初めてである。

この研究では、フロリダ大学の研究者らは、臨床検査と調査質問とを組み合わせた大規模な全米を対象とする調査である米国国民健康栄養調査(National Health and Nutrition Examination Survey)2011年-2012年のデータを分析した。約3,500人の40歳以上の参加者に、医師が心血管疾患、脳卒中、または癌の予防に低用量アスピリンを服用することを推奨したか否かを尋ねた。推奨されたと答えた参加者には、そのような医師のアドバイスに従ったか否かも尋ねた。

フロリダ大学のチームは、個々のアンケートの回答を、患者が心臓発作を発症する10年間のリスクを決定するためのリスク評価ツールであるフラミンガムリスクスコア(Framingham Risk Score)と比較した。このツールは、患者の年齢、性別、総コレステロール及びHDLコレステロール、喫煙状況、血圧に基づいてスコアを計算する。研究者らは、10年間のリスクスコアが10%を超えた患者を高リスク、リスクが10%未満の患者を低リスクと分類した。

「今回の研究の結果が示したのは、アスピリン服用を推奨されるべきだった患者の半数以上が、医師にアスピリンを服用するよう言われたとは報告しなかったことである」とフロリダブルー寄付基金保健行政教授であるメイノスは述べた。「さらに、心血管疾患のリスクが高くない患者のかなりの割合が、アスピリン服用を推奨されていた」

「アスピリンを服用するよう言われたと報告した患者の大多数は、その医師のアドバイスに従っていた。我々が懸念するのは、治療へのアドヒアランスではなく、適切な患者が、自分たちに適切なアスピリン治療に関するアドバイスを与えられていたかどうかという問題である」

今後の研究では、電子カルテを通じてフラミンガムリスクスコア計算が利用可能になれば、低用量アスピリンを服用すべき患者を医師が正確に判断する支援となるかどうかを評価する必要がある、とメイノスは述べた。


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